月を見上げる丘

独断と偏見による私的廃屋。只今微復活中。

(アニメレビュー) ダンタリアンの書架 #11 第13話 「ラジエルの書架」

dantalian_ep11_01.jpg
ただの過去編ではなく「過去であり始まりでもある物語」だったということですか。
唐突にヒューイの過去編となった今話でしたがまさかの展開が始まりの物語だったとは…。そんなヒューイの過去編と共に始まりの物語でもあったダンタリアンの書架第13話。

ダンタリアンの書架 #11 第13話 「ラジエルの書架」


dantalian_ep11_03.jpg
飛行機乗り時代のヒューイ過去編でもう幻書と関わり合っていた訳か。

そんなダンタリアンの書架第13話。ヒューイ過去編がまさかの始まりの物語に。

飛行機乗り時代のヒューイが意気投合した上官、アイラス。しかし彼はラジエルの書架である『赤の読姫』に魅入られ、幻書作りの手伝いをさせられてしまい、ヒューイと敵対することに…。

まさかの過去編で幻書と本人は知らずとも関わりを持っていたヒューイ。兵士ではなく飛行機乗りとあくまで名乗っているのはこの時の出来事が彼にとって堪らなく嫌な思い出なんでしょうね。
dantalian_ep11_04.jpg
「――(ポケットから鍵を取り出し)違うか」

すでに死んでいたアイラスを止めるため撃ち落としたあと、とある手紙がヒューイの元へ。それが第1話で語られていた祖父からの手紙で、ラストでは第1話と同様に屋敷の扉を開く時のセリフが。

思わずこの時ヒューイと同じく「違うか」と呟いてしまったのはきっと私だけじゃないと思いたいw

そんな今話はヒューイの飛行機乗り時代の過去編だった訳ですが、直接関わりを持っていた訳ではないにしても、赤の読姫と教授と接点を持っていたこと、そしてアイラスが新たに手がけようとして幻書の卵という接点。

今話のラストで漸くダリアンと出会い幻書と関わっていくヒューイですが、まさかの飛行機乗り時代で幻書と間接的にも関わりあっていたとはね。つくづく幻書とは因果な関係を持っているようでw

次回でラストになってしまうようですがどんな話になるんでしょうね。今話ではヒューイと幻書との接点を初めて明かしたわけですが、次回は俺たちの戦いはこれからだぜ的な展開にでもなるのかなw

是非ともニヤニヤもしつつ2期への期待感を高めてくれそうな最終回にしてもらいたいものですね。

~次回予告~

ダンタリアンの書架 #12 第14話(最終話) 「まだ見ぬ明日の詩」

dantalian_ep11_05.jpg
関連記事

0 Comments

Add your comment

8 Trackbacks

Click to send a trackback(FC2 User)
この記事へのトラックバック
この記事へのトラックバック
この記事へのトラックバック
この記事へのトラックバック
  •  ダンタリアンの書架 第11話 感想「ラジエルの書架」
  • ダンタリアンの書架ですが、戦争中のヒューイは飛行機乗りとして活躍します。新人がベテランを追い詰めていますが、ヒューイは文学的な戦友と意気投合します。(以下に続きます)
  • 2011.09.25 (Sun) 09:31 | 一言居士!スペードのAの放埓手記
この記事へのトラックバック
この記事へのトラックバック
  •  ダンタリアンの書架 第11話 「ラジエルの書架」
  • 赤の読姫ラジエル登場。 幻書がどのように作られるかが触れられるのですが。 またちょっとつまみ食いって感じで終りですか(^^; 物語りのバラバラなピースだけを見せられ、全体像がわからないんですよね...
  • 2011.09.25 (Sun) 00:28 | SERA@らくblog
この記事へのトラックバック
  •  ダンタリアンの書架 第11話 『ラジエルの書架』
  • 幻書の出来るまで。途中までただの過去話かと思ってました。婦警さんの回でチラっと見えた眼帯書架「ラジエル」が出てくるまでは。今回は幻書がどうやって作られるのか、という秘密に迫るお話です。  第一次世界大戦の頃、ヒューイが軍でパイロットをやっていた時代?...
  • 2011.09.24 (Sat) 22:18 | こいさんの放送中アニメの感想
この記事へのトラックバック
  •  ダンタリアンの書架 第11話 「ラジエルの書架」 感想
  • 今回のお話は、原作2巻、第5話のエピソード。 ヒューイの過去話、そして赤の読姫ラジエルと教授が登場するお話です。 けど、「ラジエルの書」に関する説明を全カットって……。 ある程度端折られるのは...
  • 2011.09.24 (Sat) 21:31 | ひえんきゃく