(アニメレビュー) STEINS;GATE 第23話 「境界面上のシュタインズゲート」

狂気のマッドサイエンティスト鳳凰院凶真久々の復活!
手に汗握る第1話へのタイムトラベルを経て絶望の縁に立ちながらも未来の自分と一緒に厨二全開オカリン久々の復活!感動の最終回一歩手前で希望に満ちながらのオカリンの姿に来週が楽しみでしょうがなかったシュタゲ第23話。
STEINS;GATE 第23話 「境界面上のシュタインズゲート」

鈴羽「あたしが受けたミッションは一つ…。牧瀬紅莉栖を救いアトラクタフィールドの干渉を受けない唯一の世界線、『シュタインズ・ゲート』を目指せ」
第3次世界大戦を防ぐためやってきた鈴羽。彼女の目的は世界大戦を止めるため紅莉栖を救い、『シュタインズ・ゲート』を目指すことだった…。
ということでシュタゲ第23話。
前回紅莉栖を犠牲にして漸く元の世界へと帰ってきたオカリンでしたが、そこに待ち受けていたのは第1話を彷彿とさせるラジ館屋上の機械、すなわちタイムマシンと、それに乗ってやってきた鈴羽だった。
思いの外一気に物語のラストへと文字通り収束されていった今話。この物語一番の肝である第1話の謎が漸く今話解明される訳ですが、原作も併せて知っているせいでアニメですと尚更に鳥肌モノですよねこの展開w
紅莉栖を救うため過去の自分と会わないつもりが、ひょんな事から過去の紅莉栖と出会ってしまったり、第1話で語られた中鉢博士のタイムマシン理論が、実はその後紅莉栖が考えだした理論を用いて戦争へと繋がっていたり、そんな中鉢博士がまゆしぃが買い当てたメタルウーパのおかげで飛行機事故で助かっていたり…。
ほんの些細な出来事が実は大事なコトであり、大惨事にも繋がることだったりと、ニヤニヤ展開にも繋がりながら悲惨な出来事にも繋がっているというのが、この物語で一番面白い要素なんですよね。

まゆり「オカリンは途中で諦める人じゃないよ。まゆしぃは知ってるもん! オカリンは絶対に諦める人じゃない。まゆしぃがおばあちゃんとさよならできずに居た時も、諦めないで毎日お墓に来てくれた。だからさよならできたんだよっ。だからまゆしぃは元気になったんだよっ! だから…諦めちゃダメだよ」
紅莉栖を死なせないために動いたつもりが、逆に殺してしまい絶望の縁にいたオカリンを叱ったまゆしぃ。流石は幼なじみという名のヒロインは伊達じゃないですなw
そんなオカリンに未来のオカリンからの言伝動画。第1話の時に正体不明のメールがまさかコレだったとは誰が思ったでしょうね。…それにしても未来でも厨二全開でとても恥ずかしいオカリン(笑)
「最初のお前を騙せ、世界を騙せ。それがシュタインズゲートに到達するための条件だ! …健闘を祈る。エル・プサイ・コングルゥ」
厨二全開なれど紅莉栖を救うという執念と希望だけでここまで辿り着いたオカリン自身。二人でハモりながらの決め台詞には思わずニヤニヤしながら鳥肌w
ということで世界を騙すなんて造作もない狂気のマッドサイエンティスト鳳凰院凶真久々の復活!絶望の縁に立ちながらもまゆしぃや未来の自分に励まされ、次回は感動の最終回!!
~次回予告~
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