(アニメレビュー) STEINS;GATE 第22話 「存在了解のメルト」

倫太郎「お前のことは絶対に忘れない。誰よりも大切な人の事を忘れたりしない。俺は――お前が好きだ」
悲しみを越え思いを伝え合うオカリン×紅莉栖のニヤニヤキスシーンがついにっ\(^o^)/
まゆりの死を回避=紅莉栖の死という皮肉な結末を前に気持ちを伝え合った二人。でもラストには…。そんな悲しみたっぷりの、でも次回への期待も膨らんだシュタゲ第22話。
STEINS;GATE 第22話 「存在了解のメルト」

紅莉栖「この近くよね? …私が刺された場所。夢にしては、痛さや絶望感があまりにリアルだったから…。私の中にもね、ぼんやりと記憶があるの。淡い…まるで幻みたいな記憶。刺された時の記憶だけじゃない、岡部のこともぼんやりと覚えてる」
まゆりたちと同じく記憶保持していた紅莉栖の言葉がもう…。・゚・(ノД`)・゚・。
ということでシュタゲ第22話。
前回自分が死ぬと知ってしまった紅莉栖だけれど、それと同時にオカリンがまゆりを死なせないために奔走し苦しんでいること、そしてそんなオカリンの傍で自分が支えてきていたことをうっすらと記憶していた紅莉栖。
前回まではまゆりルートでの悲しい話でしたが、物語としてはやはり紅莉栖ルートと言わんばかりの展開に。まゆりは大切な人として認識しているけれど、それ以上に紅莉栖への思いが溢れているのを自覚した今話のオカリン。
何度もタイムリープしまゆりの死を見届けてきたオカリンの心を癒してくれた紅莉栖。でもそんな紅莉栖を死なせるためにβ世界線へ行かなければならない苦悩。オカリンと紅莉栖が抱きあっているシーンはとても綺麗で、涙そそる展開でした(ノд・。)

倫太郎「お前のことは絶対に忘れない。誰よりも大切な人の事を忘れたりしない。俺は――お前が好きだ」
(*゚∀゚)唐突の告白シーンキタコレwwwww
原作でもそうでしたがオカリンと紅莉栖の思いがお互い伝え合ったシーンはやはり良いものでしたねw アニメでは動きも加わるおかげで、オカリンに目を閉じさせて白衣を引っ張ってキスしたり、絶対に忘れないよう2度目のキスでは紅莉栖がちょっと背伸びしたシーンがあったりと、もうニヤニヤが止まりませんでしたw
途中アインシュタインの相対性理論について紅莉栖が文句言ってましたが、その間ずっとこの二人ってキスしてたってことなんですかねw まるで戦場へと向かう恋人との別れのキスのようにも思えたけど、それぐらいお互い想い合って別れ辛いってことの表れなんだろうなぁ。
ラストではオカリンと別れるのが辛い紅莉栖が一人で駅へと向かったり、そんなオカリンは最後のDメール削除を実行しようと苦しんだり、お互いこれが最後なんだと思いながらの悲しい別れ。
そんなDメール削除のエンターキーを押した瞬間にラボにやってきたのは、先に別れた紅莉栖。
「私も、岡部のことが――」
原作でもかなり印象深かったこのシーン。オカリンは紅莉栖へ好きと伝えていましたが、紅莉栖からは言葉ではまだ伝えていなく、この最後のシーンでは紅莉栖がオカリンへ思いを伝えようとした瞬間に世界線移動が…。
めでたくβ世界線へと戻り、1%向こうへと漸くたどり着いたオカリン。でもその代償は紅莉栖との別れという皮肉な結果に。エンディングも原作と同じような『真』ではないエンドな流れになり、今話は原作体験者にとって堪らない回になりましたな(*´ω`*)
気になる引きにはなんと「第3次世界大戦を防ぐために」とオカリンへと電話をしてきた鈴羽が再登場。次回は第1話として語られたあの「始まりの物語」の謎へ。ラストまであと一息というところでこの引きは来週が楽しみでしょうがないですねっw
~次回予告~
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