(アニメレビュー) ダンタリアンの書架 #7 第8話 「調香師」

なんだか段々と面白みに欠けてきた気がするのはなんでだぜ…(;´Д`)
前々回以来のヒューイ&ダリアンだけれども物語の中身があまり無いように思えてならなかったダンタリアンの書架第8話。
ダンタリアンの書架 #7 第8話 「調香師」

揚げパンに目がないのは分かるけど20個て(笑)
ということでダンタリアンの書架第8話。
香水で有名なフェメニアス社の社長令嬢であり、主席研究員のフィオナと出会ったヒューイとダリアン。そんなフィオナの家にはある一冊の古い本が伝わっており、その本を継いだのがフィオナだという。ヒューイとダリアンはフィオナが継いだ本は幻書なのではと尋ねたのだが…。
今話も毎度ながら行き当たりばったりに事件と本の持ち主と遭遇する二人だけど、今話も今話でいつも以上にきな臭い。というよりきな臭い以上に幻書=不幸の本という印象が強くなったような気がする(;´Д`)
調香師=麻薬的に思える冒頭で始まった今話は、案の定危ない人たちと関わりある事件へと発展し、ヒューイとダリアンは事件に巻き込まれながらもフィオナを助けようとする…んですが。

フィオナ「一度幻書で救われた命は、もう一度救うことはできない…」
幻書なら何度も生き返れると思っていましたが違うようで。
結局のところ幻書に書かれた禁断の香りにより、フィオナが創り上げた香水の力で父親や、それを麻薬以上のモノとして利用しようとした組織も崩壊。フィオナも創り上げた本人として贖罪しなければと、撃たれ絶命してしまう…。
善人な幻書の持ち主がヒューイとダリアンの目の前で絶命してしまうのって初めてかな? 幻書で一度は助けたものの、結局は死んでしまったフィオナ。だけれど、禁断の香りを創り上げた調香師として、関わった全ての人間と、創り上げた香水を処分し、皮肉なことだけど死んで漸く望んでいた「幸せの香り」を創りだすことに。
流れで見れば美談に見えるけれど、全体としてなんだか収まりが悪いのでちょっと展開が稚拙に見えてならなかったのが残念。まぁ1話に収めなきゃいけない回なんだろうけど事件発生→終了までがとても短く感じられたので、揚げパンに萌えるダリアンをせめてCパートにでもちょこっと作ってニヤニヤエンドにしてもらいたかったw
~次回予告~
ダンタリアンの書架 #8 第9話/第10話 「等価の書」「連理の書」

また次回は前編後編かぁ…。中身が薄い前後編にだけはしてもらいたくないものですな。
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