(アニメレビュー) GOSICK -ゴシック- 第19話 「薔薇色の人生は新雪に埋もれる」

久城はヴィクトリカが外へ出るための『魔法の石』だった訳か(*'ω')
コルデリアと同じ境遇に生まれたヴィクトリカの、自由へのたった一つの道しるべ。
物語も佳境へと進んでいくせいかどんどんダークな感じになってきた。そんな回。
GOSICK -ゴシック- 第19話 「薔薇色の人生は新雪に埋もれる」

「カントリーハウスに閉じ込められた王妃。そこから出るための魔法の石。――(久城が自分を連れ出してくれたことを思い出しながら)、ま、石頭なことに変わりはないが」
囚われの姫を助けだす主人公。まさに王道。これこそ正道(*´Д`)
ソヴュールに来てから初めてのクリスマス。
その上、キリストの誕生日と同じくヴィクトリカの誕生日でもあると知った久城。
ヴィクトリカへプレゼントを買うためソブレムへ買い物に行くことに。
――これが運命の分かれ道になるとはね…。
久城とヴィクトリカがそれぞれ人知れず別れた一方では、
ヴィクトリカを思う母、コルデリアの話に。

「おぞましい男に望まずに産まされた娘。それでも、あの時…。生まれた時からずっとこの身に抱え、如何なる時も慈しんできたわたしの魂が、ズルズルと抜け出し、形をとって現れたような、その、感覚を…」
望まずに産んだヴィクトリカ。でも同じ境遇にあった娘をいつも思っていたコルデリア。
灰色狼を手に入れようと企んだブロワ公爵。
どんだけ鬼畜なんだよと思い知らされた、そんな瞬間でした(´д`)
囚われの姫だったところをブライアンに救われ、着々と目的のため動いてきた彼女。
その目的は全部娘であるヴィクトリカのためだけに思えてなりませんな。
そんな二人の灰色狼を弄ぶブロワ公爵が企んだのは一つの劇場。
ヴィクトリカを用いて『殺人者を暴く』としていますが…。
ヴィクトリカと久城。
コルデリアとブライアン。
そしてブロワ公爵。
三つ巴の戦いが一つの劇場で繰り広げられそうな次回。
「大きな風が吹き二人は離ればなれになる」
大きな風=大戦も間近ということなのか。
引き離されたヴィクトリカと久城。
ブロワ公爵の策略によって次回がどう展開するか見物ですな。
~次回予告~
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