(アニメレビュー) ソ・ラ・ノ・ヲ・ト 第九話 「台風一過・虚像ト実像」
(アニメレビュー) ソ・ラ・ノ・ヲ・ト 第九話 「台風一過・虚像ト実像」

砂漠の狼の二つ名はカッコいいのにミラクルクラウスて…(笑)
今話は男性陣で唯一のレビュラーキャラクラウスさんがメインな回。クレハらにもてはやされている彼ですが、実はトンでもない秘密があって…。
第九話 「台風一過・虚像ト実像」
脚本:吉野弘幸 絵コンテ:青井小夜 演出:青井小夜 作画監督:野田康行
・ソ・ラ・ノ・ヲ・ト(ソラノヲト) オフィシャルサイト
・ニュース - ソ・ラ・ノ・ヲ・ト
・ゲーム公式サイト「ソ・ラ・ノ・ヲ・ト 乙女ノ五重奏」
・ソ・ラ・ノ・ヲ・ト - Wikipedia
~あらすじ~
クレハの憧れの人・クラウス。
彼はかつて「砂漠の狼」と呼ばれた伝説的な戦車乗りだったそうです。
台風で立ち往生し、砦に留まることになったクラウスとの会話に胸を弾ませるクレハでしたが、そこに飛び込んできたのは、教会の孤児・セイヤが行方不明になったという知らせでした。
大荒れの天気のなかセイヤを捜すために立ち上がった小隊メンバーたち。
はたして、無事セイヤを見つけ出すことができるのでしょうか……。

砂漠の虎クラウス≠勤続年数が長いだけの通信兵クラウス
今話はそんなクラウスさんの活躍劇。
秋も深まり野菜や稲がよく育つ季節にやってきた台風。カナタらは何事もなく砦にて待機していたのですが、教会の修道女ユミナが突然やってきて「セイヤがいなくなった」と聞き小隊全員で探すことに。
セイヤが居たのは川辺にある野菜畑。ユミナの好きなナスを育てていてそれを台風から守るために着ていたらしい。トンでもないワタ迷惑に、見つけたクレハも説教しましたが、とりあえずは無事発見、救助して終わり。…と思いきや、助けに来たクレハ、そしてクラウスが逆に取り残されてしまうという事態に。
川辺でおまけに断崖絶壁に近い場所。どうやって助けにいこう、そう思ったときのお助けキャラのノエル。一部分だけ復元したタケミカヅチでワイヤーを射出し救助しようということに。

なんともドタバタな感じの救助劇になりましたが、そのせいで露見してしまった偽クラウスさん(苦笑)。憧れていたクレハだけは真実を知らないのですが、実際に命をかけて助けてくれた彼も、本物と同じように勇敢な上官。憧れの人だと再認識したようです。
ちなみにクラウスの正体はフィリシアから砂漠の虎のクラウス≠通信兵クラウスというのを知らされたため露見したことですが、序盤で凄い人物だと伏線張っておいてのまさかの偽物とは恐れ入ったw まぁ結果的には勘違いしていたクレハは依然として憧れの人という認識になったので良かった…のかな?(苦笑)
□砂漠の虎は張子の虎?
ピンチになったクレハと一緒になって救助を待つ彼。震えていたのは何かしらのトラウマでもあるのかなぁ…と思ったら、実は砂漠の虎ことクラウスではなく、たんに背格好と名前が似ていただけで他人の空似なんだとか(苦笑)。本人も嫌がっていましたが確かにいい迷惑な名前ですよねw
□前回の電話の主
やはりリオの父親だったようで。リオはそのせいで今話はずっと良い所無し。どこか抜けているようでいつも上の空なリオでしたが、前回の電話、そして今話クラウスから渡されたとあるモノから何かしらの展開があるらしいので期待。
というかリオがピーマン苦手とは。どんなに細かくして料理しても探し出せるってどこのお子ちゃまですかと(苦笑)
□イリヤ皇女殿下
漸く少しずつ経歴が分かってきたイリヤ皇女。アルカディア大公殿下の第一皇女。「勝利の女神」と呼ばれていたらしい(ソ・ラ・ノ・ヲ・ト登場人物 - Wikipedia)。
しかしそんな有名人なのにカナタはなぜに知らなかったんだろうか…。戦争を知らない子供たち?
□難航する休戦協定
前回にも出た話でしたがカナタらの国はどこぞの休戦協定を結ぼうとしているんだとか。土地の所有権がどうとかで会議が難航しているらしいんですが、やはりこの伏線があるということは会議難航→紛争→戦争、という流れなんだろうか…。
~次回予告~
ソ・ラ・ノ・ヲ・ト 第十話 「旅立チ・初雪ノ頃」

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