(アニメレビュー) おおかみかくし 第8話 「錯綜」
(アニメレビュー) おおかみかくし 第8話 「錯綜」

「私たちは嫦娥狼……。呪われた宿命を持つ、怪物」
なんだか真相が次々とあっさり暴露されて逆に疑り深くなっちゃうのは竜騎士07さんの物語だからだろうか?(苦笑)。そんな風に思わずにはいられない第8話。
おおかみかくし 第8話 「錯綜」
脚本:岡篤志/絵コンテ:吉川 浩司/演出:吉川 浩司/作画監督:山崎 克之・末廣 直貴
・TBSアニメーション・「おおかみかくし」公式ホームページ
・PSPゲーム公式サイト「おおかみかくし」
・おおかみかくし - Wikipedia
~あらすじ~
賢木と会ってから博士の脳裏には大鎌を持った眠の姿が焼きついて離れなかった。
学校でも、自分を見つめている眠に恐怖を感じていた。
そんなある日の下校時、博士は黒装束の謎の集団に囲まれる。あやうく連れ去られそうになる博士だったが、
居合わせた眠に助けられるのだった。

囚われたかなめに自分たちが人ではない狼であると告げる眠。
そんな眠たち嫦娥狼らに危険人物だとして襲われる博士。
そして、そんな眠と博士を陥れ復讐劇を始める賢木…。
今話は前回に増してこの嫦娥町と嫦娥狼、そして眠たち神人らについてかなり語られた回となりました。これまでは疑心暗鬼だった人ではない何か、ではなく、眠本人から語られた自分たち=嫦娥狼であるということ。
そして眠たち嫦娥狼は人の姿でありながら人ではない。驚異的な身体能力を持ってはいるものの、呪われた宿命として暴走してしまう身でもあるということ…。
それを賢木は眠の伯父である重次に取り次ぎ、表向きは彼らの手助けをすると言いながらその実裏情報を入手し、かつての恋人の復讐を誓い動き始めていた。
そんな賢木のかつての恋人と瓜二つの香織は、村人から『白狼』と呼ばれ黒い面を被りどこかへ出かけていってしまいます…。まさかの彼女も村人と同じ人狼だったとは露知らず。眠とはまた違う役目でもあるんだろうか…。
そして全く関わり合いをもっていなかった博士は、村人、特に神人らからは危険な蜜?と呼ばれ彼らを脅かす危険因子とされてしまい、あわやこれまでの一誠らと同じように処理されてしまうのか…と思いきや、すんでのところで眠に助けられてしまいます。
しかしコトはそれだけで済むはずもなく、かなめを助けたこと、そして博士をも助けたことで狩り人として解任を言い渡されてしまう眠。

そんな眠に、そして博士を餌に復讐者である賢木が動き出し、眠を捕らえ博士と一緒に閉じ込めてしまいます。その夜はかつて一誠らが暴走してしまったような朱い月が上っている夜。果たして博士はどうなるのか…、というところで次回。
~次回予告~
おおかみかくし 第9話 「密室」

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