(アニメレビュー) おおかみかくし 第4話 「予感」
(アニメレビュー) おおかみかくし 第4話 「予感」

八朔=八つ裂き=猟奇殺人ってまんまフラグじゃねーですか(汗)
そして「そんな趣味はない」と言いつつハァハァ言いながらまたも近寄ってくる一誠。そして今話で漸くこの町の秘密を垣間見てしまう博士。果たして彼の運命や如何にっ!
おおかみかくし 第4話 「予感」
脚本:白根秀樹/絵コンテ:玉川真人/演出:赤城博明/作画監督:南伸一郎
・TBSアニメーション・「おおかみかくし」公式ホームページ
・PSPゲーム公式サイト「おおかみかくし」
・おおかみかくし - Wikipedia
~あらすじ~
図書室で調べ物をするかなめ。嫦娥町の民話や都市伝説について調べたいのだというのだ。帰り道、五十鈴と別れたばかりの博士の前に、突然一誠が現れて強引にドライブへ行こうと言い出す。
そこへ五十鈴が現れてドライブは中止となるが、どこかいつもと違う一誠。翌日、ひょんなことからバイオリン奏者の香織と出会い、家に招かれる博士とマナ。香織のバイオリンに感動したマナは、香織からバイオリンのレッスンを受けることになる。

まず言いたいのは新キャラのバイオリンお姉さん「真那香織(まな かおり)」。一見なんの変哲も無いお姉さんかと思いきや、中の人が朝比奈みくる役のゴットゥーザ様こと『後藤邑子』さんでした。
今話限りの役とかちょっと出のキャラならいざ知らず、明らかに何かしら重要な役があることは間違いないでしょうね。偶然博士たちと出会ったにしては何か知ってる風な顔をしていましたし。
また前々回から出てきた町を探っている男、「賢木儁一郎(さかき しゅんいちろう)」が今話で漸く絡んできたことで、この町に蔓延る謎に博士は直面していくことになります。
その一番大きな出来事が見ると不幸が訪れる『行列をなす赤い蛍』を見たこと。
今話の冒頭ではかなめがこの町の都市伝説を調べたいということで博士と五十鈴が手伝ったのですが、そこで聞かされたのはその赤い蛍の話と、八朔=八つ裂き=猟奇殺人の合図、というお話。
その赤い蛍を偶然見てしまった博士はそのまま追いかけていくと、一人の女性が逃げていき、その周りにはあの赤い目を光らせた黒装束たち。
そして最後には大きな鎌を持った少女らしき黒装束の手で殺されてしまう…んですが、それを目撃してしまったがため必死になって逃げる博士。
誰かに助けを求めようとした時、出会ったのは賢木。
現場に連れて行くも女性の死体も血のあともなく、博士は必死になって説明すると…賢木からは思いもよらぬ言葉が。
「……信じるよ。この町には得体の知れない殺人集団が居るんだ」
地質学で町に来たと言っていた賢木。しかしそれはいつぞやに垣間見た彼とおそらくは恋人が殺されたことで、彼はこの町を調べているといったところでしょうか。
となると、彼は博士と同じくこの町の人間ではない…ということなのかなぁ。
『この町の掟を守るため』に堕ちた神を祓う(殺す)黒装束たち。彼、彼女らの言動から「恋、あるいは愛することは禁じられている」ように見受けられるので、その禁を破る=殺されるということっぽい。
もしくは恋をする=神として堕ちる?ということなのかな。大神=狼=この町の住人、という図式が成り立つのであれば、人と恋をするということはやはり犯してはならないことなのかもしれないですね。
~次回予告~
おおかみかくし 第5話 「暴走」

次回は一誠が暴走するのかな。前話から何かおかしかった一誠。今話では貰える薬もわずかしか無いということで抑えられなくなったということなのか。
- 関連記事
-
-
(アニメレビュー) おおかみかくし 第6話 「恋」 2010/02/12
-
(アニメレビュー) おおかみかくし 第5話 「暴走」 2010/02/12
-
(アニメレビュー) おおかみかくし 第4話 「予感」 2010/01/29
-
(アニメレビュー) おおかみかくし 第3話 「衝動」 2010/01/22
-
(アニメレビュー) おおかみかくし 第2話 「兄妹」 2010/01/15
-