(アニメレビュー) 生徒会の一存 第4話 「創作する生徒会」
(アニメレビュー) 生徒会の一存 第4話 「創作する生徒会」
■生徒会の一存 碧陽学園生徒会議事録 アニメ公式サイト
■富士見書房|生徒会の一存
■生徒会の一存 - Wikipedia

原作ネタの「残響死滅(エコー・オブ・デス)」よりも、
パンツじゃないから恥ずかしくない+4人組のガールズバンド
のパロネタのほうがインパクト強いってどうなんだろうね(苦笑)
今話は原作準拠な話だけれどパロネタ風味がとても強かった。前半は原作。後半はパロネタってところか。念願のエコー・オブ・デスをやってくれたからまぁ良かったけど、その原作ネタを帳消しに出来るぐらいパロネタがヒドかった、そんな回w(もちろん良い意味で)
ということで詳しくは続きをどぞ。
▼「生徒会の一存」レビューは以下より


「こうなったら小説で対抗よっ!」
前回色んな意味でインパクト大であった新聞部部長のリリカル、じゃなかったリリシアに今話も面白ネタで書かれ憤慨するくりむ。その対抗策および対決策としてペンは剣よりも強しといった感じで文章対決をすることに。
もちろん書く係は雑用係な杉崎。小説を書くということで徹夜でやってみるも中身が色んな意味で大それた内容になっていっちゃいますw
手始めにくりむ作のマリア様は見てる的生徒会の風景。
くりむを筆頭としたマリみてなために誰も彼も優雅な佇まい。くりむなんて某お姉さまと言わんばかりの気品と実力があるように書かれているあたり、くりむの願望がまさに描かれているといった感じか(苦笑
そんなくりむに続き、各生徒会メンバーも次々と色物エピソードを語っていきます。

「我が名は『残響死滅(エコー・オブ・デス)』。お前の――兄だっ!」
一瞬にして杉崎の目の前に無数の死体が転がるほどの「認識できない攻撃」を繰り広げる残響死滅。しかもその人物は杉崎の実の兄だった!……というのは美夏の描いた伝奇物ストーリー。ぶっちゃけ生徒会は全く関係ありません(苦笑) というより生徒会から一番遠い物語だと思ふ。

「えっ、エコー・オブ・デス兄さんっ!」
俺とエコー・オブ・デス兄さんとの夜が始まった――。
♂×♂な物語。もちろん作者はいわずもがな真冬です(苦笑
ちなみにお相手は美夏が描いた仮想兄の残響死滅兄さんです。また三角関係として真冬の描いた人物「中目黒」くんとの愛を育むストーリーも在り。どうみてもR-15です本当にありがとうございました。

「ご褒美よ」
「イエス、ユア・ハイネス」
どうみてもこちらのほうがR-15指定どころか18ぐらいイちゃってます。本当に(ry
もちろん作者は女王様こと知弦。ギアスネタの言葉を持ってくるほど上と下の身分を表現したかったということでしょう。ある意味まんまなのは言うまでも無いw
そんな女性陣のありえない生徒会風景物語に、ついに切れる杉崎。

「皆が待っているのはこーんなどーでもいい妄想話じゃないんです! もっと熱く! もっと貪欲に! もっと正直に!! あ~分かってるさっ。俺がっ全てを見せてやろう!!」
ここでようやく杉崎らしい妄想ヲタ物語が発動。いきなり生徒会室で寝ている普通の高校生と称していますがどう見ても普通じゃないのはお分かりの通り(苦笑
そしてここからが杉崎流妄想物語。

なぜか生徒会室でシャワーを浴びているくりむ。
なぜか生徒会室で裸Yシャツで料理している美夏。
なぜか生徒会室で日光浴している知弦。
なぜか生徒会室でこれみよがしにパンツ穿いてない姿を見せる真冬。
でもあまりの暴走っぷりにくりむがデリートしちゃうんですが最高画質で録画しているのはきっと何人も居ると思いたい(苦笑
そして各メンバーの妄想小説じゃ駄目だということになり知弦に良い案があるということでやってみたのが、


パンツじゃないから恥ずかしくないもん!のGONZO的アニメを作る
ということ(苦笑
一瞬これが流れたときは何が始まったのかと思ったぐらい唐突でした。Bパートに入ってから途端に始まったのでどうみても意図的でしょうけどもw しかしアニメーションを手がけるというのが杉崎一人ということになり断念。
そして次に閃いたのがガールズバンド的アニメのけい○ん!をパロった4人娘でのバンドを組むということ。ダイナミックな演奏が聞けるのか!?と思いきや思いっきりラジカセ再生スイッチONなくりむ(笑)
この辺りの描写は原作には無いものなのであからさまに流行アニメを持ってきている感がありますが、こうでもしないと原作準拠じゃ物足りないものになっちゃうんだろうなぁ。原作でも序盤にあったようにそれぞれの妄想物語で描かれますが、やっぱりアニメだといまいちインパクトに欠けるでしょうし。
パロはあくまでパロということなのか(苦笑
そんな感じで結局どの案も決定打に欠け誰も彼も納得できないものに。
そこでふと杉崎が使われなくなったビデオカメラがあることに気付き閃く。
生徒会の仕事風景をイメージビデオ風に撮ってみよう、と。




しかし出来たのは普段の生徒会の仕事風景とは全く違うほどイカサマなイメージビデオ(笑
女性陣は可愛く、優しく、イメージアップな感じで、杉崎は笑顔が眩しい2枚目青年風にw
最後には皆でジャンプするというどこぞの絵を持ってきたような一枚絵で締め。メンバーもこのPVに感動し、明日からは心を入れ替えて真人間になろう!……と意気込むのですが、

「碧陽学園生徒会。今日も変わらず、何もしない」
心を入れ替えるだなんてのは夢のまた夢でいつもの生徒会に戻りましたとさ。めでたしめでたし(苦笑
結局今話で何が言いたかったのかというと、
パロアニメはそのパロったアニメで質が上下するよね
ってことだと。
でも1年後とか2年後あたりにこれをもう一度見たらどんな感想抱けるのだろうか(苦笑
ある意味こういったものは鮮度が命だろうから印象はかなり違うものになるでしょうけどね。
むしろこの作品自体が1年後、2年後までに生きているかどうk、げふんげふん!

PS:このアニメは島田フミカネ&GONZOの提供でお贈りいたしました(笑)
~次回予告~
生徒会の一存 第5話 「休憩する生徒会」

[関連情報]
■今日もやられやく 『生徒会の一存』 協力:島田フミカネ & GONZO
■今日もやられやく 生徒会ウィッチーズの部分を本家と比較
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■生徒会の一存 碧陽学園生徒会議事録 アニメ公式サイト
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生徒会の一存 第4話 「創作する生徒会」
脚本:花田十輝 絵コンテ:うえだしげる 演出:うえだしげる
~あらすじ~
生徒会のイメージを高めるため、生徒会長桜野くりむは(思いつきで)小説賞に応募しようと宣言する。各々メンバーが小説の内容を好き勝手にリクエストして、書き手の杉崎はついに逆切れモード。妄想スイッチが入ったまま猛スピードで執筆する。R-15指定も間近か!?

原作ネタの「残響死滅(エコー・オブ・デス)」よりも、
パンツじゃないから恥ずかしくない+4人組のガールズバンド
のパロネタのほうがインパクト強いってどうなんだろうね(苦笑)
今話は原作準拠な話だけれどパロネタ風味がとても強かった。前半は原作。後半はパロネタってところか。念願のエコー・オブ・デスをやってくれたからまぁ良かったけど、その原作ネタを帳消しに出来るぐらいパロネタがヒドかった、そんな回w(もちろん良い意味で)
ということで詳しくは続きをどぞ。
▼「生徒会の一存」レビューは以下より


「こうなったら小説で対抗よっ!」
前回色んな意味でインパクト大であった新聞部部長のリリカル、じゃなかったリリシアに今話も面白ネタで書かれ憤慨するくりむ。その対抗策および対決策としてペンは剣よりも強しといった感じで文章対決をすることに。
もちろん書く係は雑用係な杉崎。小説を書くということで徹夜でやってみるも中身が色んな意味で大それた内容になっていっちゃいますw
手始めにくりむ作のマリア様は見てる的生徒会の風景。
くりむを筆頭としたマリみてなために誰も彼も優雅な佇まい。くりむなんて某お姉さまと言わんばかりの気品と実力があるように書かれているあたり、くりむの願望がまさに描かれているといった感じか(苦笑
そんなくりむに続き、各生徒会メンバーも次々と色物エピソードを語っていきます。

「我が名は『残響死滅(エコー・オブ・デス)』。お前の――兄だっ!」
一瞬にして杉崎の目の前に無数の死体が転がるほどの「認識できない攻撃」を繰り広げる残響死滅。しかもその人物は杉崎の実の兄だった!……というのは美夏の描いた伝奇物ストーリー。ぶっちゃけ生徒会は全く関係ありません(苦笑) というより生徒会から一番遠い物語だと思ふ。

「えっ、エコー・オブ・デス兄さんっ!」
俺とエコー・オブ・デス兄さんとの夜が始まった――。
♂×♂な物語。もちろん作者はいわずもがな真冬です(苦笑
ちなみにお相手は美夏が描いた仮想兄の残響死滅兄さんです。また三角関係として真冬の描いた人物「中目黒」くんとの愛を育むストーリーも在り。どうみてもR-15です本当にありがとうございました。

「ご褒美よ」
「イエス、ユア・ハイネス」
どうみてもこちらのほうがR-15指定どころか18ぐらいイちゃってます。本当に(ry
もちろん作者は女王様こと知弦。ギアスネタの言葉を持ってくるほど上と下の身分を表現したかったということでしょう。ある意味まんまなのは言うまでも無いw
そんな女性陣のありえない生徒会風景物語に、ついに切れる杉崎。

「皆が待っているのはこーんなどーでもいい妄想話じゃないんです! もっと熱く! もっと貪欲に! もっと正直に!! あ~分かってるさっ。俺がっ全てを見せてやろう!!」
ここでようやく杉崎らしい妄想ヲタ物語が発動。いきなり生徒会室で寝ている普通の高校生と称していますがどう見ても普通じゃないのはお分かりの通り(苦笑
そしてここからが杉崎流妄想物語。

なぜか生徒会室でシャワーを浴びているくりむ。
なぜか生徒会室で裸Yシャツで料理している美夏。
なぜか生徒会室で日光浴している知弦。
なぜか生徒会室でこれみよがしにパンツ穿いてない姿を見せる真冬。
でもあまりの暴走っぷりにくりむがデリートしちゃうんですが最高画質で録画しているのはきっと何人も居ると思いたい(苦笑
そして各メンバーの妄想小説じゃ駄目だということになり知弦に良い案があるということでやってみたのが、


パンツじゃないから恥ずかしくないもん!のGONZO的アニメを作る
ということ(苦笑
一瞬これが流れたときは何が始まったのかと思ったぐらい唐突でした。Bパートに入ってから途端に始まったのでどうみても意図的でしょうけどもw しかしアニメーションを手がけるというのが杉崎一人ということになり断念。
そして次に閃いたのがガールズバンド的アニメのけい○ん!をパロった4人娘でのバンドを組むということ。ダイナミックな演奏が聞けるのか!?と思いきや思いっきりラジカセ再生スイッチONなくりむ(笑)
この辺りの描写は原作には無いものなのであからさまに流行アニメを持ってきている感がありますが、こうでもしないと原作準拠じゃ物足りないものになっちゃうんだろうなぁ。原作でも序盤にあったようにそれぞれの妄想物語で描かれますが、やっぱりアニメだといまいちインパクトに欠けるでしょうし。
パロはあくまでパロということなのか(苦笑
そんな感じで結局どの案も決定打に欠け誰も彼も納得できないものに。
そこでふと杉崎が使われなくなったビデオカメラがあることに気付き閃く。
生徒会の仕事風景をイメージビデオ風に撮ってみよう、と。




しかし出来たのは普段の生徒会の仕事風景とは全く違うほどイカサマなイメージビデオ(笑
女性陣は可愛く、優しく、イメージアップな感じで、杉崎は笑顔が眩しい2枚目青年風にw
最後には皆でジャンプするというどこぞの絵を持ってきたような一枚絵で締め。メンバーもこのPVに感動し、明日からは心を入れ替えて真人間になろう!……と意気込むのですが、

「碧陽学園生徒会。今日も変わらず、何もしない」
心を入れ替えるだなんてのは夢のまた夢でいつもの生徒会に戻りましたとさ。めでたしめでたし(苦笑
結局今話で何が言いたかったのかというと、
パロアニメはそのパロったアニメで質が上下するよね
ってことだと。
でも1年後とか2年後あたりにこれをもう一度見たらどんな感想抱けるのだろうか(苦笑
ある意味こういったものは鮮度が命だろうから印象はかなり違うものになるでしょうけどね。

PS:このアニメは島田フミカネ&GONZOの提供でお贈りいたしました(笑)
~次回予告~
生徒会の一存 第5話 「休憩する生徒会」

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■今日もやられやく 『生徒会の一存』 協力:島田フミカネ & GONZO
■今日もやられやく 生徒会ウィッチーズの部分を本家と比較
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