(アニメレビュー) とある科学の超電磁砲 第3話 「ねらわれた常盤台」
■とある科学の超電磁砲<レールガン> 公式サイト
■TOKYO MX *アニメ「とある科学の超電磁砲」
■とある魔術の禁書目録 - Wikipedia
とある科学の超電磁砲 第3話 「ねらわれた常盤台」
脚本:砂山蔵澄
絵コンテ:大上相馬
演出:川畑喬
作監:福永純一/千葉茂
総作監:佐野恵一
~あらすじ~
学園都市の一角。常盤台中学をはじめとする、5つのお嬢様学校が集まる「学舎の園(まなびやのその)」。外界から隔絶されたこの区域で、常盤台中学の生徒だけを狙った連続襲撃事件が発生していた。そんな中、黒子たちに招かれて「学舎の園」を訪れる初春と佐天。学園都市の普通の学区とは異なる独特の風景に心躍らせるふたり。黒子たちと合流し、「学舎の園」にしか出店していないパティスリーでケーキに舌鼓を打たんとしたまさにその時、「風紀委員(ジャッジメント)」からの呼び出しがかかってしまう。一方、トイレに立った佐天は何者かに襲われ……。

今話の主役は佐天さん(太)ですっ!
一見どこかオカシイ様に見えますが佐天さんなんですっw
たまたま学園に行ってたまたま服を変えてたまたまそこに居たのが運の尽きだった佐天さん。
とある事件に巻き込まれてしまうのですが……さて、どうなってしまうのか。
詳しくは続きをどぞー。
▼「とある科学の超電磁砲」レビューは以下より


今話はのアバンタイトルではサブタイ通りいきなり狙われる常盤台生徒。狙われたのが名も知れぬ人ではなく黒子と同い年の扇子お嬢様というのがまたニクイ演出でしたw
そんな事件の一方、美琴たちの学校がある『学舎の園』にご招待された初春と佐天。あまりの段違いな町並みに二人も大興奮。クールッ子と思いきや実はケーキ屋を下調べしていた佐天さんが可愛くてしょうがなかったデスよ(*'ω')b☆
しかし興奮していたのか水溜りにすっころぶ佐天さん。思わぬハプニングに遭っちゃいますが逆に嬉し恥ずかしの美琴たちと同じ制服を借り受けることに。

「ちょっとスカートが短くてスースーします」
美琴たちと同じ制服に着替えた佐天さん。いやはや、水溜りでこける⇒シャワー⇒着替えという3段論法で佐天さん可愛いよ佐天さんと思わず言いたくなるってものですよ。
しかし憧れの常盤台の制服を着られる佐天さんを羨む人物が。

「――佐天さんばかりずるいですっ」
憧れの「学びの園」で憧れの常盤台の制服を本当に恨めしいほどに見つめる初春ちゃん。しまいには自分の制服を貸すから代わりにそれを!などと言ったり、最後には佐天と同じように水溜りに入ろうとするほど。それほどまでに着たかったのかと美琴たちが苦笑するほど羨む姿初春ちゃんの姿は色んな意味で微笑ましいものでしたw


佐天さんが常盤台の制服に着替えたあと、折角なので「学舎の園」でケーキを食べに行く4人。しかし、そんな4人の後ろにはとある女子生徒の姿が……。
そして喫茶店に着いた美琴たち。これから食べようというときに黒子と初春はタイミング悪く「ジャッジメント」に呼び出されてしまいますが、ここで漸く女子生徒を襲う事件が知らされます。
「常盤台の生徒ばかりが6人連続で襲われている。――しかも、全て『学舎の園』の中で……」
一方喫茶店に残った美琴と佐天。仕方が無いので二人でケーキを、というところで佐天がお手洗いに。そこで運悪く黒子たちが知らされたようにスタンガンで昏倒させられてしまう佐天さん。
しかもそれは、ジャッジメントで事件の概要を知らされた黒子たちはもちろん、あまりにも遅いので様子を見に来た美琴は佐天の驚くべき姿を発見してしまいます。


――目に見えない能力。
佐天を襲い、今現在「学舎の園」で騒がせている犯人の能力がそれ。なぜ目に見えないのかということで光学迷彩の能力かと思われましたが、ふと美琴が気付いたこと、それは”見えないのではなく気付かない”ということ。
そして見つかった犯人像。能力は『ダミーチェック』。
しかし能力レベルが「2」ということで美琴たちは犯人は高い能力者だと見当付けていたのでこの人は違うと断定。
そんな時、気を失っていた佐天が気付いた……のですが、彼女の顔が露になった途端に美琴たちは笑うのを我慢する仕草を見せます(苦笑) その正体というのが、

特殊なインクで太い眉にさせられていた佐天さんの顔でしたっ(笑)
美琴たち一同は笑いながらも慰めたりするのですが、当の本人にしてみれば慰めも笑いの一つ。彼女の落ち込みようといったらすさまじいものでした。たぶん本人だけが実感できる羞恥心なんでしょうねw
しかしただでヤられていないのが美琴たち。偶然にも佐天さんはスタンガンで昏倒させられた時に鏡に映った犯人の姿を見ていました。それが先ほどのレベル「2」のお人。


「この恨み晴らでおくべきかぁーーーっ!!」という佐天さんの憤りと黒子たち「ジャッジメント」の仕事と相まって犯人を追い詰めることに。
初春が学園のカメラを監視し犯人の姿を見据えながら佐天、黒子に指示。徐々に犯人を追い詰め、最後はもちろん我らがスパッツ少女、もとい超電磁<レールガン>の異名を持つ美琴。


「ざーんねん。私こういうの効かないんだよねー」
追い詰められた犯人は美琴にスタンガンを浴びせる……のですが、美琴にはもちろんそんなもの効きません。逆に美琴が手加減をした電撃を浴びせ犯人を漸く確保。これで事件も一件落着――かと思われましたが、
なんとその犯人の顔を見て吃驚!その顔には……


佐天のようなインクで書かれた眉でなく本物の太い眉がっ!!
彼女曰く、彼氏に振られその原因が自分の眉がヘンと言われたこと。そして彼女を振った男が常盤台の制服を着た女子生徒と去っていったこと。それらのことで彼女は恋敵でもあり憎しみの象徴でもあった常盤台の生徒を襲い、自分と同じ太い眉にしていたんだとか。
事件の真相は太眉が原因というなんとも奇抜だった今話。乙女の怒りは怖いのだなと改めて思い知りましたw
ちなみに太眉にコンプレックスを抱いている彼女を励ました佐天さん。
「変じゃないよ」
「チャームポイントだよ」
と場を和まそうとしたら太眉の彼女の傷心にズキューーン!と来てしまったらしく、
最後には「お手紙書いていいですか?」と頬を染めながら告白?されてしまいます(苦笑)
黒子も言っていましたがまさに罪作りな佐天さんでございましたw
と最後には奇妙な伏線が。
今回の太眉の彼女のレベルが「2」だったということでそれほど高くない能力値だったことに疑問を思う美琴。カメラに映るという欠点はあったものの肉眼では全く見えないという高い能力。
「もしかしたらバンクのデーターが間違っているのかも?」
ジャッジメントや学園に登録されている能力が間違っているとなると根本から能力の把握ができないということになってしまいます。果たしてそれは真実なのか否か?今回はさほど気にも留めていないほどでしたが、今後への大きな問題に発展しそうですね。
そして最後のオチにはも(苦笑)

特殊なインクで書かれたらしく一週間は消えないという佐天さんの太眉(笑)
事件は解決しても一週間はこの姿で過ごさないといけない彼女の苦悩。
最初から最後まで踏んだり蹴ったりな佐天さんでありましたw
また犯人の太眉さんの中の人がどっかで聞いた事あるなぁと思ったら某白い魔王さんでございましたw 能力値はレベル「2」なのに中身は魔王さん。恨み言に「頭冷やそうか」と言われなくて良かった良かった(苦笑)
~次回予告~
とある科学の超電磁砲 第4話 「都市伝説」

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