（アニメレビュー） そらのおとしもの 第1話 「ユウシャ世界に起つ！」

（アニメレビュー） そらのおとしもの 第1話 「ユウシャ世界に起つ！」

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そらのおとしもの 第1話 「ユウシャ世界に起つ！」

脚本：柿原優子／絵コンテ：斎藤久／演出：斎藤久／作画監督：木村貴宏
ゲスト出演：大亀あすか（空の少女）　
　
～あらすじ～

「平和が一番」をモットーにする平凡な学生、桜井智樹。
だがある日、空から降ってきた少女イカロスによって、平穏な日常がどんどん壊されていく。
《愛玩用エンジェロイド》と名乗り、地上で最初に出会った智樹を《マスター》と呼ぶイカロスは、彼の願いを叶える不思議な力を持っていた！

ということで遅ればせながら噂の変態パンツアニメ、もとい「そらのおとしもの」のレビューを今日から開始ー。
当初は全く気にも留めていない作品でしたがパンツが空を飛ぶという異例のEDを見たせいもあってか、原作の漫画版を経てからアニメへと進行。今秋アニメはこのパンツアニメで決まりですっ！（笑）

ということでちょっとレビューとしては遅れ気味感がありますが第1話レビューを続きからどぞー。





▼「そらのおとしもの」レビューは以下より





智樹「――こんな夢、見たこと無いだろうか。俺の傍に会ったことも無い少女が居て、俺はその子が大好きで、その子も俺が大好きで……」

「でも、最後はいつも――、その子が空にさらわれて目が覚める」

アバンタイトルでは主人公・桜井智樹の夢の話から。昔からなぜか見てしまう夢。大好きな少女。でもその子は空にさらわれてしまい悲しい思いをする、そんな夢。

そしてそんな智樹の夢が終わるとなぜかいきなり新大陸発見部というアヤシイ部活のただ一人の部員であり学園では変わり者と言われる守形英四郎が出現。

地球に謎の黒い点が出現しているということでそれが新大陸だと信じてやまない彼。そのせいで主人公である智樹は運悪く巻き込まれてしまうのですが……。






またそんな智樹を甲斐甲斐しく朝起こしに来てくれる幼なじみの見月そはら。お約束の如く男子たるもの必ず朝はそうなってしまう現象を見て悲鳴を上げたり、智樹がそれを見られて「これは茶柱デス。縁起ものデス」と言い訳する姿を見て羨ましいと思ったのは私だけではないはず（苦笑）

そんな幼なじみと一緒にご登校。「日々平和に暮らしたい」という智樹の信条は基本平々凡々な学生なのですが、唯一の不思議は冒頭でもあった少女の夢。智樹はなぜかその夢を見ると泣いてしまう。

そんな不思議な夢を解明するべく変態先輩こと新大陸部の守形英四郎の下へ行くということになります。




英四郎「――全ては新大陸っ。学会など愚かなもの。これだけの質量、移動量。空に浮かぶ新大陸以外に考えられん！」

智樹の不思議な夢が解明される……と思いきや、地球の周りに浮かぶ謎の黒い点も智樹の夢も全ては新大陸なのだと断言する英四郎。

智樹も流石に自分の平和な日々が音を立てて崩れていくと表現。いつの世も英四郎のような変わり種に関わるとろくでもないことになるというのは最早真理なのですね（苦笑）


そんな英四郎が言うにはその謎の黒い点が深夜12時にこの近くを通過するということで智樹、英四郎、そしてそはらの3人で行くことになるのですが、ご都合主義宜しく智樹以外はその場に来れないという事態に。

一番いきたくない智樹のみがその場に残され帰ろうとするのですが……そんな智樹の頭上にあの黒い点が出現したと思った途端、空から光が降りそそぎ後に残ったのは――





イカロス「――はじめまして、私は愛玩用エンジェロイド。貴方が楽しめることを何なりと。マイ・マスター」

そらから降って来たのは愛玩用エンジェロイドと名乗る翼の生えた少女でした。彼女が言うには自分はマスターの命令を忠実に守り、マスターが楽しめるために作られたのだという。


こうして主人公・智樹は空から降ってきた思はぬ落し物を拾うことになり、言わば人生の勝ち組になったという訳です（苦笑）


そして同時に智樹のHENTAI性も明るみに出ます（笑）




マスターのために、マスターを楽しませるために、イカロスはトランスポートと呼ばれる転送装置を用いてまずは1千億ほどのお金を出すことにします。

いきなり目の前、というよりも自分に降りかかった大量のお金を見てイカロスの転送装置が本物だと理解する智樹。そうして「マスターを楽しませるために」というイカロスの誘惑に欲望丸出しで変態の権化と文字通り『変態』していきます（苦笑）







幼なじみのそはらの着替えを透明人間になってガン見＋イタズラしたり、

時間を止めて素っ裸になって町中を走り回ったり、

学園の生徒のスカートめくりはもちろん着替えを覗いたり小さくなって胸に挟まれたり、

はてはイカロスに「脱げ」と命令してイカロスもそれに忠実に従って素っ裸にさせたり、


まさに男性諸君が一度は夢見るシチュエーションを全てやり遂げる変態紳士こと智樹（笑）
しかし夢のような欲望世界は突如として崩れ去ってしまいます。

それは智樹が性欲や食欲などほぼ全ての欲を堪能したため、「あとは世界征服ぐらいかなぁ」と冗談半分に言ってしまったせい。つまり……





イカロス「調査の結果、マスターが王と認める人間は存在しませんでした。そのため、”生きている人間を全て排除するべき”だとプログラムが判断したようです――」


智樹が冗談で言った「世界征服」をイカロスは忠実に従い、そのため智樹以外の人間を消滅させるという事態に陥ってしまいます。

朝起こしに来たそはらや、テレビに映るキャスターやアナウンサー。はては道路で車を運転する人や学校の生徒など、全ての人間が居なくなってしまいます。

そんな事態になってしまい智樹は愕然としトラブルは沢山だとイカロスに告げ、イカロスもまた智樹が全く望んでいない命令を実行してしまったがため自分を廃棄処分にしようとする、のですが、

「俺を一人にしないでくれよっ！　頼むから命令を中止して、傍に居てくれよぉ。――全てが悪い夢だったらいいのに」

自分の冗談のせいで皆がいなくなり、そんな命令を聞いてしまったイカロスも消えようとしていた。そんな現実に智樹は泣き叫び、「悪い夢だったらいいのに」と願います。


すると、ふと目覚めた智樹は世界征服を望んだこの日の朝を再び迎えることに。




智樹が夢だったらいいのにという命令を実行したイカロスのおかげで、再び平和な日常を取り戻した智樹。またイカロスは自分に言った「自分の傍に居ろ」という命令も実行したほうがいいのか？と聞くのですが、世界に自分しかいなくなって平和な日常なんて程遠いことになっても智樹は再び言います。

「イカロスの好きにしたら、いいんじゃないかな？」



自分の傍に居ろという命令を今更に恥ずかしがる智樹。
そしてそんな智樹に傍に居て欲しいと言われ喜ぶイカロス。

最後は結局夢オチというあってはならないオチになってしまいましたが、ご都合主義としても結構いい感じの終わり方になっているかと思います。変態だけど何気に優しい智樹。天然ボケなところもあるけれど愛すべきイカロス。空から少女が降ってきたという、出会い頭に転校生な少女と頭をぶつけるというぐらいあからさまな出会い方ですが、このぐらいのインパクトがある初回のほうが印象は強くなる。まぁ一番印象に強かったのはもちろん智樹の変態紳士なところでしたけどね（苦笑）


という感じで今話は終了。一話目のEDは全くもって普通のEDでしたが、噂の空飛ぶロマンである次回のEDに期待（笑）



～次回予告～

そらのおとしもの 第2話 「天翔ける虹色下着（ロマン）」





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