(アニメレビュー) 化物語 第十二話「つばさキャット 其ノ貮」(最終話)
(アニメレビュー) 化物語 第十二話「つばさキャット 其ノ貮」(最終話)
■化物語 - 西尾維新アニメプロジェクト
■化物語 - Wikipedia
あらすじにも書いてありますが・・・
初っ端からひたぎとの二人だけの甘々お昼休みにニヤニヤが止まらない!!
おまけに、
恋人同士でやりたいNo.1っぽい「あーん♪」や「ほっぺにご飯粒付いてるからとってあげる☆」をするひたぎ!!!
暦の叫び声の「いよっしゃーーーーーっ!!」がシンクロ率120%だったのは私だけではないはず!いや、むしろこの2828展開を見た全員が思ったであろうこと請け合い!!ラブラブイベント真っ只中な暦にこんちくしょーと思いながらもラブラブっ娘と化しているひたぎの姿を見れてまぁいいかとも思ってしまう漢のサガ。ツン⇒ドラなひたぎは今日もSッ気全開ですっ。
ぁ、ちなみに今日で最終回なので念のため。暦×ひたぎのラブラブニヤニヤ展開は終了となりますので、この目に焼き付けてご賞味くださいませw
それでは詳しくは続きをどぞ。
▼「化物語レビュー」は以下より



アバンタイトルでは「今日はデートをしましょう」というひたぎの言葉からスタート。
のっけからのデート申し込みに暦も含め視聴者も頭の上には!マークが点滅してことでしょうが、私はそれよりも
ひたぎの髪型が後ろで無造作に持ち上げて結っている姿に惚れ惚れ(///∇///)
おまけに「I♥KOYOMI」と「♥HITAGI」という愛妻弁当付きという徹底ぶりにますます暦こんちくしょーと思ってしまうなぁこれは。中身もから揚げや玉子焼きという定番ものですし、ひたぎも恋人という間柄にはかなり拘りそうですしね。ツン⇒ドラだけれどツンなままでデレるというのもある意味貴重種ですよね(苦笑)
ちなみにほっぺについた(というよりもひたぎに付けられた)ご飯粒は、暦&視聴者の皆様の期待とは斜め上方向でゴミ箱にポイされちゃいますw 暦も「・・・捨テルンダ」と本音は食べて欲しいという欲求が見え隠れしていましたが、きっとひたぎはそれを分かった上で捨ててるでしょうねw 暦が求める姿とは違う方向性を持つのが戦場ヶ原ひたぎですから。
そんなひたぎとの嬉し恥ずかしファーストデートで暦もテンションMAXで挑む・・・のですが、


「初デートに父親が同伴って・・・拷問みたいなデートだ・・・。何の記念だよこれっ!」
どっきりのようにひたぎに連れられていったのは、ひたぎの父親が運転する車という甘い罠でしたよと(苦笑) ウッキウキの初デートは父親同伴でのドライブでまずは軽いジャブで始まりましたw
そして車の中では普段と同じようにひたぎは一方的に暦を責める、否、攻めるかのように質問&討論を仕掛けるのですが、これがまたひたぎが思う暦への「今の状況」を表しているかのようで知らぬ間にニヤニヤが止まらないという感じになってきましたw
曰く、父親の前で「私のこと・・・好き?」やら「私のどういうところが好き?」と自分のことをどう思っているのかを暦に質問するひたぎ。私のこと好き?と聞かれ暦はほぼ脅迫紛いな感じで「好き・・・です」と答えると「そう、私も好きよ阿良々木くん」とひたぎは素直に好きという感情を表しますが、裏を返せば鉄仮面を装いつつも自分のことをどう思っているのか気が気でないのかもしれませんね。
陸上をやっていた頃はそれなりに交流も持っていたひたぎ。根本の性格はまぁそのままかもしれませんが、ホッチキスやカッターを大量に持ち合わせ接触してくる人間に攻撃的になるのは、過去に色々とあったからでしょう。そんな過去を暦は知っていますし、知られている。おまけに多少なりとも危害を加えたこともある。だからこそ、普段はツンな姿ですが本当のところはもっと素直に恋人のような立ち振る舞いをしないのかも。だからこその、冒頭でのラブラブお弁当だったりするのかもw
とまぁ、そんな感じのひたぎなので暦はどっきりカメラを仕掛けられたぐらいに落胆モード(苦笑) ひたぎから容赦無いドギつい質問を浴びせられる⇒激しいツッコミを入れる⇒ひたぎの父親の顔を窺う という車の中という限定的な空間を嫌というほど味わう戦場ヶ原ひたぎの恋人・・・という肩書きを持つ阿良々木暦(笑)
しかし嫌なことばかりをしないのが策士ひたぎ。


車がカーブを曲がることで生じる遠心力を利用してこれ見よがしに暦にくっついたり、
いつぞやのように勉強をこれからも教えてあげると話しながら暦のふとももをいやらしい手つきで撫で回したり、
ひたぎの後輩でもある神原駿河はエロいと暦が表現すると、他の女の話をされたからか感化されたひたぎは自分のほうがと言わんばかりに暦の耳元でエロワードやらナニヤラを囁いたり耳を甘噛みしたり・・・
そんな感じで今度はイジめひたぎからエロエロひたぎへと大変身(苦笑) 流石の暦も初デートで期待したような雰囲気(でも父親の前w)に喜びと戸惑いを感じながら目的地も分からないドライブを楽しんでいましたw。ちなみにこのドライブという名のひたぎイジメは約10分ほど続きました。殆どは暦イジメな質問トークでしたが、前半に書いたように暦の心を確かめる&父親にどういう人間か見てもらう、というのが一番に感じた10分間でした。
・・・でも流石にこれで10分はちょっとやりすぎかと思いましたがw
そうして漸く目的地についたひたぎ一行。


「必要なときにそこに居てくれたという事実は、ただそれだけの事で何にも増してありがたいものだ」
着いて早々にひたぎは一人だけで準備をしてくると言い車を離れ、あとに残ったのはひたぎの父親と暦。何を話せばいいのか分からない車の中は険悪ムード満点でしたが、娘であるひたぎの事を信用し、信頼している父親から、暦は大層な太鼓判を押されます。
ひたぎの母親でのこと。蟹に重さを取られたこと。自分と言う父親が居て欲しいときには傍に居なかったこと。それらがあってひたぎはかなり閉鎖的な人間になったと父親は言いますが、それらを暦が変えてくれたということで暦という人間をかなり買っているみたい。最初は娘を頼むと言いながらもギャグで冗談を言っていましたが、最終的には本当に暦を信頼してひたぎを頼むと言った父親。可愛い娘なれど傍で支え変えてくれた暦には感謝しても足りない気持ちがあるんでしょうね。暦が車に乗り込んだときはどんな修羅場になるかと思いましたが、綺麗な父親面談で終えられたので良かったデスw


さて、そんな父親面談も無事終了し、ひたぎは暦をとある場所へと連れて行きます。なぜだか頭を下げさせて。
そして着いた所はシートが大きく敷かれたとある場所。ひたぎから目を閉じて横になれという言葉を聞き、用意が出来てから目を開けるとそこには・・・・・・



「――あれが、デネブ、アルタイラ、ベガ。有名な夏の大三角、ね。」
「これが全部・・・。私が持っているもの――全部」
横たわり見上げた暦の目に飛び込んできたのは――夜空を覆う沢山の星々。『あれがデネブ、アルタイル、ベガ』とこの物語の主題歌である「君の知らない物語」の歌詞をなぞるように説明するひたぎの言葉はまさに最終回に相応しい。暦にとっては戦場ヶ原ひたぎの中にある物語は確かに"知らない物語"だったのかもしれませんね。
この夜空はかつてひたぎが、父親と母親とで見た夜空だという。そして学校でトップを取れるほどの勉強。神原駿河という後輩。そして、この夜空。それがひたぎが持つ全てのモノ。
暦が知らなかった、けれど知ってきたひたぎの物語。ひたぎはこれら全てを暦に知ってもらうことにより、自分という世界を、戦場ヶ原ひたぎという人物を認識して欲しかったんでしょうね。意外に乙女なところがあるひたぎさんに益々惚れ込んだのは秘密ですw



「ねぇ阿良々木君・・・私のこと、好き?」
「あぁ、好きだよ」
「・・・ありがとう」
「私のどういうところが好き?」
「全部好きだ。好きじゃないところなんてない」
「そう、嬉しいわ」
「お前は?俺のどういうところが好きなんだ?」
「優しいところ。可愛いところ。私が困っているときにはいつだって駆けつけてくれる王子様みたいなところ」
「嬉しいよ」
実はこの掛け合いは苦々しい車での出来事でも冗談交じりにあったのですが、最後のこの場面ではセリフはほぼ同じでも雰囲気とムードは全く別物。二人で夜空を見上げ手を繋ぎながらお互いの事を思う・・・なんて甘々なお二人なんでしょうw 冒頭での愛妻弁当と「あーん♪」に匹敵する、いや、それ以上にラブラブな暦とひたぎに心底エールを送りたくなりました(苦笑)
しかも

「阿良々木君、キスをします・・・違うわね。キスをして・・・頂けませんか・・・したらどうなの・・・」
「キスをしましょう――阿良々木君」
ひたぎの恥ずかしそうになりながらキスをしましょうという表情にもうニヤニヤしっぱなしだっての(苦笑) もうこの表情だけであと10年は戦えますw 改めてツン⇒ドラも捨てがたいのだなと認識させられました。侮りがたし戦場ヶ原ひたぎ。流石は天下の毒舌家でしたw
と、こんな感じで最後の最後まで暦×ひたぎの物語だった「化物語」。ひたぎで始まりひたぎで終わる。重いという名の思いを無くしたひたぎが最後に手に入れたのは、暦という恋人というオチ。途中、真宵や撫子という寄り道もありましたが、やはりひたぎが一番だということでしょう。真のヒロインはやはりこうでなくちゃいけませんよね。
・・・ところで思ったんですが、
今回って「つばさキャット 其ノ貮」なんですよね?
羽川の「は」の字も彼女が出てこないとはどういうことなんでしょうね?(苦笑)
車の中で羽川翼の話題が挙がりましたがあれで終わりって事はないですよね?ねっ!?
と終わってからふと思った。でも思っただけで別にいいかとも同時に思った。
・・・だって眼鏡委員長属性ないんですもの(笑)
ということでお粗末様END。今日でTV版化物語は終了と相成りますが、この作品はきっと私の中では永遠に不滅作品。ちょっと物足りなさも感じてますが終わり良ければなんとやら。全てがいいとは言いませんが、なんだかんだで良い仕上がりになったかと思います。ひたぎの毒舌ツン⇒ドラがもう見れないのは如何ともしがたい気持ちがあるものの、いつか「傷物語」が作られることを願ってwktkして待っていようかとw 某刀が来年の1月に放送されるようですが、それでも見てお茶を濁し、げふんげふん、楽しんで待って生きたい、もとい待っていきたい。
ぁ、ちなみに化の続きをネット配信するならきちんとした形でやってくださいね、お願いしますよシャフトさん?(苦笑)
それではまたいずれ。『戦場ヶ原ひたぎ蕩れ』が流行ることを信じて。
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■化物語 - 西尾維新アニメプロジェクト
■化物語 - Wikipedia
■化物語 第十二話「つばさキャット 其ノ貮」(最終話)
~あらすじ~
阿良々木暦は昼休みに、戦場ヶ原ひたぎから初デートを宣言される。念願かなった阿良々木は、待ち合わせ場所にやって来るが、そこで待っていたのは彼女だけではなかった。
あらすじにも書いてありますが・・・
初っ端からひたぎとの二人だけの甘々お昼休みにニヤニヤが止まらない!!
おまけに、
恋人同士でやりたいNo.1っぽい「あーん♪」や「ほっぺにご飯粒付いてるからとってあげる☆」をするひたぎ!!!
暦の叫び声の「いよっしゃーーーーーっ!!」がシンクロ率120%だったのは私だけではないはず!いや、むしろこの2828展開を見た全員が思ったであろうこと請け合い!!ラブラブイベント真っ只中な暦にこんちくしょーと思いながらもラブラブっ娘と化しているひたぎの姿を見れてまぁいいかとも思ってしまう漢のサガ。ツン⇒ドラなひたぎは今日もSッ気全開ですっ。
ぁ、ちなみに今日で最終回なので念のため。暦×ひたぎのラブラブニヤニヤ展開は終了となりますので、この目に焼き付けてご賞味くださいませw
それでは詳しくは続きをどぞ。
▼「化物語レビュー」は以下より



アバンタイトルでは「今日はデートをしましょう」というひたぎの言葉からスタート。
のっけからのデート申し込みに暦も含め視聴者も頭の上には!マークが点滅してことでしょうが、私はそれよりも
ひたぎの髪型が後ろで無造作に持ち上げて結っている姿に惚れ惚れ(///∇///)
おまけに「I♥KOYOMI」と「♥HITAGI」という愛妻弁当付きという徹底ぶりにますます暦こんちくしょーと思ってしまうなぁこれは。中身もから揚げや玉子焼きという定番ものですし、ひたぎも恋人という間柄にはかなり拘りそうですしね。ツン⇒ドラだけれどツンなままでデレるというのもある意味貴重種ですよね(苦笑)
ちなみにほっぺについた(というよりもひたぎに付けられた)ご飯粒は、暦&視聴者の皆様の期待とは斜め上方向でゴミ箱にポイされちゃいますw 暦も「・・・捨テルンダ」と本音は食べて欲しいという欲求が見え隠れしていましたが、きっとひたぎはそれを分かった上で捨ててるでしょうねw 暦が求める姿とは違う方向性を持つのが戦場ヶ原ひたぎですから。
そんなひたぎとの嬉し恥ずかしファーストデートで暦もテンションMAXで挑む・・・のですが、


「初デートに父親が同伴って・・・拷問みたいなデートだ・・・。何の記念だよこれっ!」
どっきりのようにひたぎに連れられていったのは、ひたぎの父親が運転する車という甘い罠でしたよと(苦笑) ウッキウキの初デートは父親同伴でのドライブでまずは軽いジャブで始まりましたw
そして車の中では普段と同じようにひたぎは一方的に暦を責める、否、攻めるかのように質問&討論を仕掛けるのですが、これがまたひたぎが思う暦への「今の状況」を表しているかのようで知らぬ間にニヤニヤが止まらないという感じになってきましたw
曰く、父親の前で「私のこと・・・好き?」やら「私のどういうところが好き?」と自分のことをどう思っているのかを暦に質問するひたぎ。私のこと好き?と聞かれ暦はほぼ脅迫紛いな感じで「好き・・・です」と答えると「そう、私も好きよ阿良々木くん」とひたぎは素直に好きという感情を表しますが、裏を返せば鉄仮面を装いつつも自分のことをどう思っているのか気が気でないのかもしれませんね。
陸上をやっていた頃はそれなりに交流も持っていたひたぎ。根本の性格はまぁそのままかもしれませんが、ホッチキスやカッターを大量に持ち合わせ接触してくる人間に攻撃的になるのは、過去に色々とあったからでしょう。そんな過去を暦は知っていますし、知られている。おまけに多少なりとも危害を加えたこともある。だからこそ、普段はツンな姿ですが本当のところはもっと素直に恋人のような立ち振る舞いをしないのかも。だからこその、冒頭でのラブラブお弁当だったりするのかもw
とまぁ、そんな感じのひたぎなので暦はどっきりカメラを仕掛けられたぐらいに落胆モード(苦笑) ひたぎから容赦無いドギつい質問を浴びせられる⇒激しいツッコミを入れる⇒ひたぎの父親の顔を窺う という車の中という限定的な空間を嫌というほど味わう戦場ヶ原ひたぎの恋人・・・という肩書きを持つ阿良々木暦(笑)
しかし嫌なことばかりをしないのが策士ひたぎ。


車がカーブを曲がることで生じる遠心力を利用してこれ見よがしに暦にくっついたり、
いつぞやのように勉強をこれからも教えてあげると話しながら暦のふとももをいやらしい手つきで撫で回したり、
ひたぎの後輩でもある神原駿河はエロいと暦が表現すると、他の女の話をされたからか感化されたひたぎは自分のほうがと言わんばかりに暦の耳元でエロワードやらナニヤラを囁いたり耳を甘噛みしたり・・・
そんな感じで今度はイジめひたぎからエロエロひたぎへと大変身(苦笑) 流石の暦も初デートで期待したような雰囲気(でも父親の前w)に喜びと戸惑いを感じながら目的地も分からないドライブを楽しんでいましたw。ちなみにこのドライブという名のひたぎイジメは約10分ほど続きました。殆どは暦イジメな質問トークでしたが、前半に書いたように暦の心を確かめる&父親にどういう人間か見てもらう、というのが一番に感じた10分間でした。
・・・でも流石にこれで10分はちょっとやりすぎかと思いましたがw
そうして漸く目的地についたひたぎ一行。


「必要なときにそこに居てくれたという事実は、ただそれだけの事で何にも増してありがたいものだ」
着いて早々にひたぎは一人だけで準備をしてくると言い車を離れ、あとに残ったのはひたぎの父親と暦。何を話せばいいのか分からない車の中は険悪ムード満点でしたが、娘であるひたぎの事を信用し、信頼している父親から、暦は大層な太鼓判を押されます。
ひたぎの母親でのこと。蟹に重さを取られたこと。自分と言う父親が居て欲しいときには傍に居なかったこと。それらがあってひたぎはかなり閉鎖的な人間になったと父親は言いますが、それらを暦が変えてくれたということで暦という人間をかなり買っているみたい。最初は娘を頼むと言いながらもギャグで冗談を言っていましたが、最終的には本当に暦を信頼してひたぎを頼むと言った父親。可愛い娘なれど傍で支え変えてくれた暦には感謝しても足りない気持ちがあるんでしょうね。暦が車に乗り込んだときはどんな修羅場になるかと思いましたが、綺麗な父親面談で終えられたので良かったデスw


さて、そんな父親面談も無事終了し、ひたぎは暦をとある場所へと連れて行きます。なぜだか頭を下げさせて。
そして着いた所はシートが大きく敷かれたとある場所。ひたぎから目を閉じて横になれという言葉を聞き、用意が出来てから目を開けるとそこには・・・・・・



「――あれが、デネブ、アルタイラ、ベガ。有名な夏の大三角、ね。」
「これが全部・・・。私が持っているもの――全部」
横たわり見上げた暦の目に飛び込んできたのは――夜空を覆う沢山の星々。『あれがデネブ、アルタイル、ベガ』とこの物語の主題歌である「君の知らない物語」の歌詞をなぞるように説明するひたぎの言葉はまさに最終回に相応しい。暦にとっては戦場ヶ原ひたぎの中にある物語は確かに"知らない物語"だったのかもしれませんね。
この夜空はかつてひたぎが、父親と母親とで見た夜空だという。そして学校でトップを取れるほどの勉強。神原駿河という後輩。そして、この夜空。それがひたぎが持つ全てのモノ。
暦が知らなかった、けれど知ってきたひたぎの物語。ひたぎはこれら全てを暦に知ってもらうことにより、自分という世界を、戦場ヶ原ひたぎという人物を認識して欲しかったんでしょうね。意外に乙女なところがあるひたぎさんに益々惚れ込んだのは秘密ですw



「ねぇ阿良々木君・・・私のこと、好き?」
「あぁ、好きだよ」
「・・・ありがとう」
「私のどういうところが好き?」
「全部好きだ。好きじゃないところなんてない」
「そう、嬉しいわ」
「お前は?俺のどういうところが好きなんだ?」
「優しいところ。可愛いところ。私が困っているときにはいつだって駆けつけてくれる王子様みたいなところ」
「嬉しいよ」
実はこの掛け合いは苦々しい車での出来事でも冗談交じりにあったのですが、最後のこの場面ではセリフはほぼ同じでも雰囲気とムードは全く別物。二人で夜空を見上げ手を繋ぎながらお互いの事を思う・・・なんて甘々なお二人なんでしょうw 冒頭での愛妻弁当と「あーん♪」に匹敵する、いや、それ以上にラブラブな暦とひたぎに心底エールを送りたくなりました(苦笑)
しかも

「阿良々木君、キスをします・・・違うわね。キスをして・・・頂けませんか・・・したらどうなの・・・」
「キスをしましょう――阿良々木君」
ひたぎの恥ずかしそうになりながらキスをしましょうという表情にもうニヤニヤしっぱなしだっての(苦笑) もうこの表情だけであと10年は戦えますw 改めてツン⇒ドラも捨てがたいのだなと認識させられました。侮りがたし戦場ヶ原ひたぎ。流石は天下の毒舌家でしたw
と、こんな感じで最後の最後まで暦×ひたぎの物語だった「化物語」。ひたぎで始まりひたぎで終わる。重いという名の思いを無くしたひたぎが最後に手に入れたのは、暦という恋人というオチ。途中、真宵や撫子という寄り道もありましたが、やはりひたぎが一番だということでしょう。真のヒロインはやはりこうでなくちゃいけませんよね。
・・・ところで思ったんですが、
今回って「つばさキャット 其ノ貮」なんですよね?
羽川の「は」の字も彼女が出てこないとはどういうことなんでしょうね?(苦笑)
車の中で羽川翼の話題が挙がりましたがあれで終わりって事はないですよね?ねっ!?
と終わってからふと思った。でも思っただけで別にいいかとも同時に思った。
・・・だって眼鏡委員長属性ないんですもの(笑)
ということでお粗末様END。今日でTV版化物語は終了と相成りますが、この作品はきっと私の中では永遠に不滅作品。ちょっと物足りなさも感じてますが終わり良ければなんとやら。全てがいいとは言いませんが、なんだかんだで良い仕上がりになったかと思います。ひたぎの毒舌ツン⇒ドラがもう見れないのは如何ともしがたい気持ちがあるものの、いつか「傷物語」が作られることを願ってwktkして待っていようかとw 某刀が来年の1月に放送されるようですが、それでも見てお茶を濁し、げふんげふん、楽しんで待って生きたい、もとい待っていきたい。
ぁ、ちなみに化の続きをネット配信するならきちんとした形でやってくださいね、お願いしますよシャフトさん?(苦笑)
それではまたいずれ。『戦場ヶ原ひたぎ蕩れ』が流行ることを信じて。
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