(アニメレビュー) 化物語 第十一話「つばさキャット 其ノ壹」
(アニメレビュー) 化物語 第十一話「つばさキャット 其ノ壹」
■化物語 - 西尾維新アニメプロジェクト
■化物語 - Wikipedia
ついにご登場ブラック羽川!!
今話から委員長の中の委員長と呼ばれる羽川翼をメインとした回になるのですが・・・猫に魅せられた羽川があんなにも凄い状態になっていたとは思いもしませんでした。
ひたぎの蟹。真宵の蝸牛。駿河の猿。撫子の蛇。そして最終メインキャラの翼の猫。しかし翼に関しての怪異はGW(ゴールデンウィーク)で片が付いていたという話。それでは今回のお話はどんなモノなのか・・・?
詳しくは続きをどぞ。
▼「化物語レビュー」は以下より


翼「――つまりね、お母さんの結婚相手の再婚相手が今の母親で、その再婚相手が今の父親ってことになるね」
4月29日。GW(ゴールデンウィーク:以下GWで統一)の初日でのこと。アバンタイトルで語られるは羽川翼の家族構成。つまるところ義理の父親と義理の母親と暮らしている翼の姿。
これまで彼女から語られた家に居づらいとか休日は散歩の日としていた背景はここにあったということです。オマケに翼の性格上からか父親に知った風な口を聞いてしまったがために殴られたという現実も。
翼に関しては暦が一番気にかけている人物であり、また自身が吸血鬼と出遭ったがために手助けをしてくれた人物。命の恩人で暦が言うにはいくら恩を返しても恩にならないほどの恩人、らしい。
そんな羽川翼という人物の家族構成を聞いた暦は心底翼の身になって心配かけるのですが、父親に殴られたというコトを誰にも話さないで欲しいと懇願。暦もしぶしぶ自分の心に留めておいた――。
そんな最後で目に止まったのは、道路に横たわる白い猫。翼はその猫を拾い上げ供養してやろうと考えるのですが・・・・・・。
というところでアバンタイトル終了。
翼の一般人的には受け止めきれない家族構成の後に出遭った猫。サブタイの「つばさキャット」から連想できる通りこの時の猫が引き金になるのですが・・・それは後半で。


撫子「――ぁ、待ってたよ、暦お兄ちゃん。改めて御礼と思って・・・」
先の撫子の一件から翌日か翌週か、校門で暦を待っていた撫子。助けてもらった礼ということでやってきたらしいのですが、暦×撫子のトンでも掛け合いが面白すぎるwww
駿河にもお礼を言おうとしていた撫子。しかし目にも止まらぬスピードで校門を出ていった駿河を見て撫子の表現が、
「(ビックリマンの)「達・急・動」(たっきゅうどう)みたいだった。にゃおーん」
また怪異には忍野という困ったときのドラえもんと暦が称すると、
「忍野さんのお守り本当にドラえもんの秘密道具みたいだったもんね。
天才ヘルメットと技術手袋みたいだった」
このネタが分かるのはきっと昭和人間な私と同年代ぐらいの人だろうなぁ(苦笑) ドラえもんはまだしもビックリマンの達・急・動はかなりコアだろうし。まぁそんなことよりもそれをネタにできる撫子のほうが凄いと言えば凄いんですがw
また別件で駿河には用事があったと撫子。暦はそんな撫子の用事を変わりに受け持つと自信満々に申し出るんですが・・・・・・その用事というのが、


撫子「洗濯して綺麗にしたから暦お兄ちゃんに帰してもらえるならそうして頂戴」
それは撫子が駿河から借りていたスク水ブルマグッズ。
暦が自信満々に受け持ってしまったのが魅惑の撫子使用後のスク水だったがため暦は挙動不審な上に「どんな試練だよこれ」と自問自答するほどの狂乱っぷり。おまけに受け取った時に「よっしゃーーーっ!!」と叫び声をあげるほどの狂いっぷり(苦笑)まぁたぶんコレは心の叫びだったんでしょうけどもw

あと前髪をイジられるのは本当に嫌なぐらい避けるのにスカートめくりだけ防御しない撫子の隠れた性癖もここで漸く登場。ふと暦が撫子の前髪が気になったからってことなんでしょうけども、かなり唐突だったので暦がいきなり変態紳士になったのかと思いましたよ(苦笑) それにしても撫子・・・色んな意味で恐ろしい子!

そんなコント紛いの二人のところに登場したのは、今話メインの翼。いきなりの他人登場に撫子は舌を噛むほどに動揺しながら突然「しししししし失礼しますっ」と言って脱兎の如く退散。スカートの中身がちょっと見えても気にしません。撫子は極度の人見知りなのですw
そんな撫子突然の退場により暦×翼の雑談タイムに。
撫子のコトや暦の彼女でもあるひたぎのコト。色々と話している途中・・・翼はいきなり頭痛を訴え苦しみ出してしまいます。
それは・・・かつて羽川翼という人物に取り憑いていた怪異のトキと同じ現象だった――。



GWの時に起こった羽川翼に降りかかった怪異。それは、4月29日のGWの初日に出遭ったあの道路に横たわっていた猫から、羽川翼という人物が「障り猫」という怪異に魅せられ、ストレスという鬱憤のせいで起こってしまった、怪異。
頭痛はその時、翼が猫に変身してしまう前に起こった前兆のようなもの。頭痛から始まり、次に髪の毛が白く染まり、ネコミミが生え、そして全身は猫そのものに。
そうして羽川翼という主の体を使い、怪異である猫がその主である翼が抱えるストレスを発散させるため夜な夜な行動するのですが、

その方法とは「エナジードレイン」。触れた者の体力や精力を根こそぎ奪い取る能力により、ストレスを解消していた、とのこと。しかもその最初の被害者であり、もっとも重体となった最初の餌食となったのが、羽川翼の両親だった・・・。
しかしそれも終わりを迎えます。


GWの最終日に自身を囮にしてブラック羽川を誘い込んだ暦。自身が勝っているからか油断していたブラック羽川は、同じ怪異であり、しかし格の違う吸血鬼である忍に噛み付かれ「障り猫」という怪異は消し去ったのだった――。
エナジードレインをする猫がエナジードレインをする鬼に吸われる、なんてのはかなりエキセントリックというかある意味ではなるほどと思うのですが、この時の状況がよくわからんのですよね。一見暦が行き止まりなんていうところの路地裏っぽいところに逃げ込んだのは囮のためとも思えますが、忍が召還されたかのような登場の仕方(空間から飛び出してきた)に驚いていたのがちょっと気になる。
まぁこれについては事前に「そういう手筈になっている」と知ってはいたものの、実際に目の辺りにして驚いたってところなんでしょうが・・・どうなんでしょね?まだ原作のほうは読んでないのでこの辺りの細かい裏事情なんて書いてあるのかしらん。
そんな翼の怪異である猫は消し去ったものの、あの時と同じような頭痛を訴える翼。あれほどの痛みではない様子ですが、果てさて実情はどんなものなのか。
次回は「つばさキャット」の第二話。翼の怪異が復活なのかそれとも別の問題なのか気になるところですが、一番気になるのは・・・、
次回でTV版が最終回ってこと!!
TV版ってことはDVDとかに何かしらの後日談とか裏話とかドラマCD第二弾みたいなこととかetc...。そんな希望を胸に次回をいつも以上にwktkして待っていたいと思います。
...さては化物語→傷物語ってことは無いよねシャフトさん?
■第十二話 「つばさキャット 其ノ貮」

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■化物語 - 西尾維新アニメプロジェクト
■化物語 - Wikipedia
■化物語 第十一話「つばさキャット 其ノ壹」
~あらすじ~
校門前で、この間のお礼に来たという千石撫子とマニアックな会話を繰り広げる阿良々木暦。そこに、羽川翼が通りかかるが、彼女は急に頭痛を訴える。
ついにご登場ブラック羽川!!
今話から委員長の中の委員長と呼ばれる羽川翼をメインとした回になるのですが・・・猫に魅せられた羽川があんなにも凄い状態になっていたとは思いもしませんでした。
ひたぎの蟹。真宵の蝸牛。駿河の猿。撫子の蛇。そして最終メインキャラの翼の猫。しかし翼に関しての怪異はGW(ゴールデンウィーク)で片が付いていたという話。それでは今回のお話はどんなモノなのか・・・?
詳しくは続きをどぞ。
▼「化物語レビュー」は以下より


翼「――つまりね、お母さんの結婚相手の再婚相手が今の母親で、その再婚相手が今の父親ってことになるね」
4月29日。GW(ゴールデンウィーク:以下GWで統一)の初日でのこと。アバンタイトルで語られるは羽川翼の家族構成。つまるところ義理の父親と義理の母親と暮らしている翼の姿。
これまで彼女から語られた家に居づらいとか休日は散歩の日としていた背景はここにあったということです。オマケに翼の性格上からか父親に知った風な口を聞いてしまったがために殴られたという現実も。
翼に関しては暦が一番気にかけている人物であり、また自身が吸血鬼と出遭ったがために手助けをしてくれた人物。命の恩人で暦が言うにはいくら恩を返しても恩にならないほどの恩人、らしい。
そんな羽川翼という人物の家族構成を聞いた暦は心底翼の身になって心配かけるのですが、父親に殴られたというコトを誰にも話さないで欲しいと懇願。暦もしぶしぶ自分の心に留めておいた――。
そんな最後で目に止まったのは、道路に横たわる白い猫。翼はその猫を拾い上げ供養してやろうと考えるのですが・・・・・・。
というところでアバンタイトル終了。
翼の一般人的には受け止めきれない家族構成の後に出遭った猫。サブタイの「つばさキャット」から連想できる通りこの時の猫が引き金になるのですが・・・それは後半で。


撫子「――ぁ、待ってたよ、暦お兄ちゃん。改めて御礼と思って・・・」
先の撫子の一件から翌日か翌週か、校門で暦を待っていた撫子。助けてもらった礼ということでやってきたらしいのですが、暦×撫子のトンでも掛け合いが面白すぎるwww
駿河にもお礼を言おうとしていた撫子。しかし目にも止まらぬスピードで校門を出ていった駿河を見て撫子の表現が、
「(ビックリマンの)「達・急・動」(たっきゅうどう)みたいだった。にゃおーん」
また怪異には忍野という困ったときのドラえもんと暦が称すると、
「忍野さんのお守り本当にドラえもんの秘密道具みたいだったもんね。
天才ヘルメットと技術手袋みたいだった」
このネタが分かるのはきっと昭和人間な私と同年代ぐらいの人だろうなぁ(苦笑) ドラえもんはまだしもビックリマンの達・急・動はかなりコアだろうし。まぁそんなことよりもそれをネタにできる撫子のほうが凄いと言えば凄いんですがw
また別件で駿河には用事があったと撫子。暦はそんな撫子の用事を変わりに受け持つと自信満々に申し出るんですが・・・・・・その用事というのが、


撫子「洗濯して綺麗にしたから暦お兄ちゃんに帰してもらえるならそうして頂戴」
それは撫子が駿河から借りていたスク水ブルマグッズ。
暦が自信満々に受け持ってしまったのが魅惑の撫子使用後のスク水だったがため暦は挙動不審な上に「どんな試練だよこれ」と自問自答するほどの狂乱っぷり。おまけに受け取った時に「よっしゃーーーっ!!」と叫び声をあげるほどの狂いっぷり(苦笑)まぁたぶんコレは心の叫びだったんでしょうけどもw

あと前髪をイジられるのは本当に嫌なぐらい避けるのにスカートめくりだけ防御しない撫子の隠れた性癖もここで漸く登場。ふと暦が撫子の前髪が気になったからってことなんでしょうけども、かなり唐突だったので暦がいきなり変態紳士になったのかと思いましたよ(苦笑) それにしても撫子・・・色んな意味で恐ろしい子!

そんなコント紛いの二人のところに登場したのは、今話メインの翼。いきなりの他人登場に撫子は舌を噛むほどに動揺しながら突然「しししししし失礼しますっ」と言って脱兎の如く退散。スカートの中身がちょっと見えても気にしません。撫子は極度の人見知りなのですw
そんな撫子突然の退場により暦×翼の雑談タイムに。
撫子のコトや暦の彼女でもあるひたぎのコト。色々と話している途中・・・翼はいきなり頭痛を訴え苦しみ出してしまいます。
それは・・・かつて羽川翼という人物に取り憑いていた怪異のトキと同じ現象だった――。



GWの時に起こった羽川翼に降りかかった怪異。それは、4月29日のGWの初日に出遭ったあの道路に横たわっていた猫から、羽川翼という人物が「障り猫」という怪異に魅せられ、ストレスという鬱憤のせいで起こってしまった、怪異。
頭痛はその時、翼が猫に変身してしまう前に起こった前兆のようなもの。頭痛から始まり、次に髪の毛が白く染まり、ネコミミが生え、そして全身は猫そのものに。
そうして羽川翼という主の体を使い、怪異である猫がその主である翼が抱えるストレスを発散させるため夜な夜な行動するのですが、

その方法とは「エナジードレイン」。触れた者の体力や精力を根こそぎ奪い取る能力により、ストレスを解消していた、とのこと。しかもその最初の被害者であり、もっとも重体となった最初の餌食となったのが、羽川翼の両親だった・・・。
しかしそれも終わりを迎えます。


GWの最終日に自身を囮にしてブラック羽川を誘い込んだ暦。自身が勝っているからか油断していたブラック羽川は、同じ怪異であり、しかし格の違う吸血鬼である忍に噛み付かれ「障り猫」という怪異は消し去ったのだった――。
エナジードレインをする猫がエナジードレインをする鬼に吸われる、なんてのはかなりエキセントリックというかある意味ではなるほどと思うのですが、この時の状況がよくわからんのですよね。一見暦が行き止まりなんていうところの路地裏っぽいところに逃げ込んだのは囮のためとも思えますが、忍が召還されたかのような登場の仕方(空間から飛び出してきた)に驚いていたのがちょっと気になる。
まぁこれについては事前に「そういう手筈になっている」と知ってはいたものの、実際に目の辺りにして驚いたってところなんでしょうが・・・どうなんでしょね?まだ原作のほうは読んでないのでこの辺りの細かい裏事情なんて書いてあるのかしらん。
そんな翼の怪異である猫は消し去ったものの、あの時と同じような頭痛を訴える翼。あれほどの痛みではない様子ですが、果てさて実情はどんなものなのか。
次回は「つばさキャット」の第二話。翼の怪異が復活なのかそれとも別の問題なのか気になるところですが、一番気になるのは・・・、
次回でTV版が最終回ってこと!!
TV版ってことはDVDとかに何かしらの後日談とか裏話とかドラマCD第二弾みたいなこととかetc...。そんな希望を胸に次回をいつも以上にwktkして待っていたいと思います。
...さては化物語→傷物語ってことは無いよねシャフトさん?
■第十二話 「つばさキャット 其ノ貮」

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