(アニメレビュー) 狼と香辛料Ⅱ第十一幕「狼と別れの決意」
(アニメレビュー) 狼と香辛料Ⅱ第十一幕「狼と別れの決意」
■狼と香辛料II Official web site
■狼と香辛料 - Wikipedia
ホロ「――ここで旅を終えよう・・・・・・」
エーブと協力しての商談も順風満帆に進み、ロレンスの"自分の店を持つという夢"ももう目の前になってきた・・・そんな時に静かに語りかけるホロの別れの言葉。
突然のホロの別れの言葉にもちろんロレンスは掴みかかるほど同様して止めようとしますが、それは以前にロレンスがホロへと優しく接した時の「・・・わっちが怖いのはこういうこと」の意味が漸く判明します。ロレンスとの旅。これまでの出会いと経験。ホロにとってそれは掛け替えの無いものなのですが、果たしてホロの真意とは・・・・・・。
またエーブとの商談も順風満帆に進んでいたのですが思いがけないコトが起こってしまい・・・・・・。
詳しくは続きをどぞ。
▼「狼と香辛料Ⅱ」のレビューは以下より


「トレニー銀貨にして・・・2000枚。ただし銀貨をそこまで備蓄しておりませんので、リュミオーネ金貨60枚ということで――」
デリンク商会からホロを担保にトレニー銀貨2000枚を引き出すことに成功したロレンスとホロ。ホロの身なりが上級貴族にも匹敵するほどのものだった、とのこと。
ただエーブ経由の信用筋らしいのですがどうにもキナ臭さが残るんですよね。それほどホロの対価としては当然と言っていいほどの態度で接してきたのは分かるんですが、人相や人柄が小悪党ばりに良くないせいかどうにも騙されてる感がぬぐえない(苦笑)
また見事商談成立したということで気が乗ったのか、エーブが自分が身売りされた身であることを話し始めました。
買った相手は酷いものだったらしいんですが、持ち前の賢さを武器に少しずつ金を抜き取り、買った相手が破産して自殺したあとも、手に取った金貨や銀貨を元手に商売を始めた、とのこと。
「俺の夢はアイツの商会を超えることだ――」
ちなみに結婚式も挙げたらしく珍しい女の人ちっくなエーブさんの花嫁衣裳も(苦笑) 家の歴史上1、2を争うほど見事なものだった、とはエーブの御付きのじいさん談w
中々に裏のある人とは思いましたが、この時代らしい汚くそれでいて野心ある経験と過去を体験してきたエーブさん。自身の夢も高く聳え立つ目標らしいですが、彼女ならばいつかやってくれそうなそんな感じを受けましたね。



「――ここで旅を終えよう・・・・・・」
「わっちはぬしとの出会いを良いものにしたい。それにはここで別れるのが一番じゃ――」
商談も順調に進みあとは毛皮の買い付けをするのみ・・・となった矢先に、ホロからの別れの言葉。それはロレンスとの良き出会いから始まった幸せな旅と思い出を綺麗なもので終えたいというホロの願いだった――。
またロレンスの人の良さが怖いというのは、ロレンスとの楽しい旅の中で味わった芳醇な思い出をもっと高めたい、もっと楽しみたいという欲求から、結局最後にはその良い思い出も壊してしまう・・・という怖さ。
ホロの珍しい惚れっぷりから一転、悲しい別れの言葉は、きっとホロがずっと考えてきたことなんでしょうね。時々甘えるホロが甘んじて受けていたロレンスの優しさ。別れを分かっていながら旅を楽しんでいたホロ。出会いはたまたまでしたが、この楽しかった旅を永遠に感じていたいという気持ち。
ホロのそんな気持ちを考えるとロレンスも嬉しさと同時に悲しさも感じていたことでしょうね。思うが余りに壊れてしまいそうな気持ち。ドラマ的に言えば愛してやまない先で起こってしまった悲劇みたいなもの。だからこそホロは綺麗な気持ちで終わらせたいと思ったんでしょうね。胸が痛いです。


またホロからの悲しい別れ話と同じく大変なことも起こってしまいます。それは武装蜂起による暴動。町は一瞬で暴徒たちにより焼かれたり武器を手に闊歩している人が溢れるなどレノスの町での物語は一気に急展開。
商会との商談が順調に進みロレンスは怖いぐらいに事が運んでいると言葉にしていましたが、まさにそれが文字通り現実になってしまいました。果たしてロレンスとエーブの商談はどうなるのか?そしてホロの身柄と別れ話はどうなってしまうのか・・・・・・?
ロレンスの夢。ホロの旅の思い出。これまでの旅と同様に良いことがあった後には悪いことが必ず起こってきましたが、それはロレンスとホロが二人で協力して初めて為し得た事。しかし今回のホロは胸に秘めている気持ちがあるのでどうなっちゃうんでしょうねぃ。最後の別れとはなって欲しくありませんが、二人で上手く乗り越えて欲しいものですね。
次回 狼と香辛料Ⅱ第十二幕「狼ととめどなき涙」

■ストーリー紹介【TVアニメ情報】 | 狼と香辛料II Official web site
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狼と香辛料Ⅱ第十一幕「狼と別れの決意」
~あらすじ~
エーブと協力して毛皮を買い付けることになったロレンスは、ホロを担保にデリンク商会から融資を引き出す事に成功する。既にエーブは毛皮の買い付け先も確保しており、ロレンスは夢実現への道筋をつけたも同然だった。ホロの身柄と現金の引き換えを翌日に控え、宿で穏やかなひと時を過ごす二人…。しかし、ホロは突然別れを切り出してくる!
ホロ「――ここで旅を終えよう・・・・・・」
エーブと協力しての商談も順風満帆に進み、ロレンスの"自分の店を持つという夢"ももう目の前になってきた・・・そんな時に静かに語りかけるホロの別れの言葉。
突然のホロの別れの言葉にもちろんロレンスは掴みかかるほど同様して止めようとしますが、それは以前にロレンスがホロへと優しく接した時の「・・・わっちが怖いのはこういうこと」の意味が漸く判明します。ロレンスとの旅。これまでの出会いと経験。ホロにとってそれは掛け替えの無いものなのですが、果たしてホロの真意とは・・・・・・。
またエーブとの商談も順風満帆に進んでいたのですが思いがけないコトが起こってしまい・・・・・・。
詳しくは続きをどぞ。
▼「狼と香辛料Ⅱ」のレビューは以下より


「トレニー銀貨にして・・・2000枚。ただし銀貨をそこまで備蓄しておりませんので、リュミオーネ金貨60枚ということで――」
デリンク商会からホロを担保にトレニー銀貨2000枚を引き出すことに成功したロレンスとホロ。ホロの身なりが上級貴族にも匹敵するほどのものだった、とのこと。
ただエーブ経由の信用筋らしいのですがどうにもキナ臭さが残るんですよね。それほどホロの対価としては当然と言っていいほどの態度で接してきたのは分かるんですが、人相や人柄が小悪党ばりに良くないせいかどうにも騙されてる感がぬぐえない(苦笑)
また見事商談成立したということで気が乗ったのか、エーブが自分が身売りされた身であることを話し始めました。
買った相手は酷いものだったらしいんですが、持ち前の賢さを武器に少しずつ金を抜き取り、買った相手が破産して自殺したあとも、手に取った金貨や銀貨を元手に商売を始めた、とのこと。
「俺の夢はアイツの商会を超えることだ――」
ちなみに結婚式も挙げたらしく珍しい女の人ちっくなエーブさんの花嫁衣裳も(苦笑) 家の歴史上1、2を争うほど見事なものだった、とはエーブの御付きのじいさん談w
中々に裏のある人とは思いましたが、この時代らしい汚くそれでいて野心ある経験と過去を体験してきたエーブさん。自身の夢も高く聳え立つ目標らしいですが、彼女ならばいつかやってくれそうなそんな感じを受けましたね。



「――ここで旅を終えよう・・・・・・」
「わっちはぬしとの出会いを良いものにしたい。それにはここで別れるのが一番じゃ――」
商談も順調に進みあとは毛皮の買い付けをするのみ・・・となった矢先に、ホロからの別れの言葉。それはロレンスとの良き出会いから始まった幸せな旅と思い出を綺麗なもので終えたいというホロの願いだった――。
またロレンスの人の良さが怖いというのは、ロレンスとの楽しい旅の中で味わった芳醇な思い出をもっと高めたい、もっと楽しみたいという欲求から、結局最後にはその良い思い出も壊してしまう・・・という怖さ。
ホロの珍しい惚れっぷりから一転、悲しい別れの言葉は、きっとホロがずっと考えてきたことなんでしょうね。時々甘えるホロが甘んじて受けていたロレンスの優しさ。別れを分かっていながら旅を楽しんでいたホロ。出会いはたまたまでしたが、この楽しかった旅を永遠に感じていたいという気持ち。
ホロのそんな気持ちを考えるとロレンスも嬉しさと同時に悲しさも感じていたことでしょうね。思うが余りに壊れてしまいそうな気持ち。ドラマ的に言えば愛してやまない先で起こってしまった悲劇みたいなもの。だからこそホロは綺麗な気持ちで終わらせたいと思ったんでしょうね。胸が痛いです。


またホロからの悲しい別れ話と同じく大変なことも起こってしまいます。それは武装蜂起による暴動。町は一瞬で暴徒たちにより焼かれたり武器を手に闊歩している人が溢れるなどレノスの町での物語は一気に急展開。
商会との商談が順調に進みロレンスは怖いぐらいに事が運んでいると言葉にしていましたが、まさにそれが文字通り現実になってしまいました。果たしてロレンスとエーブの商談はどうなるのか?そしてホロの身柄と別れ話はどうなってしまうのか・・・・・・?
ロレンスの夢。ホロの旅の思い出。これまでの旅と同様に良いことがあった後には悪いことが必ず起こってきましたが、それはロレンスとホロが二人で協力して初めて為し得た事。しかし今回のホロは胸に秘めている気持ちがあるのでどうなっちゃうんでしょうねぃ。最後の別れとはなって欲しくありませんが、二人で上手く乗り越えて欲しいものですね。
次回 狼と香辛料Ⅱ第十二幕「狼ととめどなき涙」

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