(アニメレビュー) 化物語 第十話「なでこスネイク 其ノ貮」
(アニメレビュー) 化物語 第十話「なでこスネイク 其ノ貮」
■化物語 - 西尾維新アニメプロジェクト
■化物語 - Wikipedia
蛇に巻きつかれた少女である「千石撫子」を助けるため、毎度ながらに忍野メメを訪ね蛇の呪い、怪異を退ける手順を聞きに行った主人公「阿良々木暦」。
今回のメインキャラである撫子と旧知の仲である暦・・・なのですが、撫子のようなケースではよくある友達を通じてその兄と仲良くなるというお決まりパターンな撫子。
もちろん暦のほうもこれまたお決まりで鈍感+恋愛感情に疎いというからまさに罪作りな主人公なのは言うまでも無いことw
そんな二人の間で繰り広げられる「なでこスネイク」。今話で撫子メインなお話は終了となりなんだか肩透かしな感じもするのですが、
2話で終わりを迎えても撫子の胸ドキっ展開だけは評価したいと思います(苦笑)
またこれまでのメインキャラヒロインと同じく彼女専用のOPにもご注目!!
今話で最終章な「なでこスネイク」。詳しくは続きをどぞ。
▼「化物語レビュー」は以下より



ありがとう 運命のイタズラでも
回り逢えた事が 幸せなの
でも そーんなんじゃだーめ
でも そんなんじゃほーら
心は進化するよ もっともっと
そう そんなんじゃやーだ
ねぇ そんなんじゃまーだ
私のコト見ててね ずっとずっと
まずは魅惑の恋する乙女な撫子OPから。
歌詞と絵をご覧の通り思いっきり暦に恋する中学生な撫子ちゃん(苦笑) 流れる曲と歌い方もまさにソレっぽく作られているので、萌えとしては真宵以上のものを感じずにはいられませんw ひたぎ蕩れ分が最近音沙汰無いせいで私の心もスネークハントされそうですw(オイ


暦「千石が危ない。今夜にでもやらないと命に関わる」
忍野の元で撫子を苦しめる蛇の怪異「蛇切縄(ジャギリナワ)」を解く方法を聞き、今夜にでも呪いを解呪しようと提案する暦。実は平気そうにする撫子は今現在も蛇に締め付けられていて首にまで蛇が掛かってくると危ないんだとか。
また蛇の呪いを解呪しようとした場所と時、そして運が悪かった、とのこと。
ジャギリナワの呪いのそもそもの根源は、撫子の友達が好きだった男の子から、撫子が告白されてしまった事で発生。最初は他愛ないモノだったんですが、その呪いを解呪しようとした場所である「寂れた神社」と、暦が出逢った吸血鬼のせいで怪異の怨念のようなものが集まってしまっていた時、丁度そんな場所と時に撫子が解呪を試みてしまった、というのが、彼女にかけられた「蛇切縄(ジャギリナワ)」の呪い。
そんな自らが苦しいという現状を実は隠していた撫子。そんな撫子に暦が優しく「苦しい時は苦しいでいいんだ」と優しいお兄ちゃんな面を見せてしまう鈍感主人公(苦笑) 友達という友達が少ないという撫子。そんな撫子と友達となってくれた暦の妹である月火もそうですが、自分に優しく接してくれた暦に撫子はかなり感謝しているらしい。

暦「例の男の子からの告白、何で告白を断ったんだ?」
撫子「それは・・・・・・他に好きな人が居るからだよ――」
そしてそんな撫子と何気にフラグを立てていた暦。
友達が少なかった撫子と友達となった月火。そんな兄である暦に想いがいくのは全くもって自然なことですよね。自覚無い優しさは時として罪とは誰が言ったのか。まさに暦にはこの言葉こそ相応しいです(苦笑) お兄ちゃんが羨ましかったという撫子を知らずの内に妹属性にしていた暦にはいつかその報いg、げふんげふん!


「暦お兄ちゃん、撫子のこと、ちゃんと見ててね」
そしてジャギラナワを解くため、忍野から貰い受けたお守りを手に呪いを解呪しに神社にやってきた面々。ちなみに撫子の服装は蛇の鱗が取れている(解呪できている)かどうかを確かめるため肌が見えている服装ということらしいのですが、天才的ロリコンレズな駿河なおかげでなぜかスクール水着に(苦笑) 前回の少女にヘンな気にならないのくだりでもそうでしたが、中々どうして駿河のHENTAIセンスは侮れません。まぁ暦自身もそれを否定できないぐらいHENTAI紳士なんですけどねw
――お守りを手に祈ることで蛇の呪いは解呪できる
そうして忍野に言われたとおりの手順を踏まえて神社で解呪をしようとする・・・のですが、ここで重大な問題が発生してしまいます!!


人ヲ呪ワバ穴貳ツ
順調に解呪の儀式も済みそうで、お守りを手にする撫子の体からは「蛇の鱗」が空へと上り詰めていき、呪いは解かれようとしていた・・・のですが、そもそもの呪いをかけたのは撫子の友達で逆恨みでしたが、その根源の理由となった好きな男の子の告白を撫子が断ったため、蛇の呪いは二つあったことでした。
解呪の途中で漸くそのことに気付いた暦。しかし気付いたところで後の祭り。撫子はもう一つの蛇の呪いにより締め付けられ苦しみ出してしまいます。



首を絞められたことで目が虚ろになり忍野が言っていた危険な状態になってしまう撫子。
そんな撫子を見えなくとも引き剥がせると聞いていた暦がすかさず蛇を掴み引き剥がすのですが、相手は見えない上に獰猛な蛇。暦はいくら吸血鬼もどきだとしても深手を負うほどの攻撃を受けてしまいます。
しかし、そこで助けたのが、一緒に来ていた神原駿河。
「阿良々木先輩っ、許せ!」
今にも蛇に襲われそうな暦の横顔を殴りかかり大人しくさせる駿河。蛇は獰猛だが臆病な生き物だと強く叱咤し、本来の二匹目の呪い主である告白した男の子の元に返そうとします。
――蛇は返る。使わした者の場所へと、呪いを、持ち帰るために

撫子「暦お兄ちゃん、助けてくれてありがとう」
暦「(やめてくれ千石。ありがとうだなんて言わないでくれ)」
なんとか撫子を苦しめる蛇を返すことに成功した暦たち。しかし呪いは返ってしまった。
助けるべき相手を助けず呪いをかけた相手をも助けようとしたため、暦はそんな撫子の言葉と笑顔に自己嫌悪。
珍しく後腐れ有る戦いになりスッキリしない、そんな最後となったなでこスネイク。こんな思いがあるのはきっと暦の心情に感情移入してるってことなんでしょうかね。撫子が助かったのはもちろん嬉しいけど、誰でも助けようとする暦にとって、心の綺麗なお礼と笑顔がこの時ばかりは晴れやかな気持ちになれなかったということでしょう。
...というところで撫子をメインとした「なでこスネイク」は終了。
撫子の恥ずかしい半裸やスクール水着などの萌えドキ展開で撫子の萌え度が急上昇した回となりましたが、今話の中途半端な戦闘(正確には一方的な攻撃ですがw)や紙芝居的な動かない絵+音声のみの展開には正直かなり不満感たっぷりでした。
⇒今日もやられやく シャフトの内部事情をちょっとだけ知ってる俺が通りますよ
やられやくさんの2ch記事によると今回のシャフト展開は時間切れ+カット減少によるものらしい。ある意味シャフトらしいといえばらしいけれども、撫子メイン回という時になってしまったのがかなりイタイ。
真偽は兎も角実際のこの展開を見るとやはりというかなんというか、DVD修正でなんとかしてもらいたいけれども、実際問題それってどうなのよ?と言いたくなるのが心情。DVDにするからTVじゃ未完成でもいいだろみたいな風潮があるからなぁ最近は。思いっきり修正するお金や手間を考えるならばもっとやりようがあるような気がするんですが・・・やっぱり儘ならないのがアニメ業界ってことなんですかね。勿体無い勿体無い。
とりあえずこの無念は次回からのつばさキャットで晴らしてもらいたいものですねw
■第十一話 「つばさキャット 其ノ壹」

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■化物語 - 西尾維新アニメプロジェクト
■化物語 - Wikipedia
■化物語 第十話「なでこスネイク 其ノ貮」
~あらすじ~
神社で阿良々木暦とすれ違った不審な少女、千石撫子。妹の同級生で、阿良々木とも面識があった。蛇の呪いをかけられた彼女を救うため、忍野メメの力を借りる阿良々木だったが…。
蛇に巻きつかれた少女である「千石撫子」を助けるため、毎度ながらに忍野メメを訪ね蛇の呪い、怪異を退ける手順を聞きに行った主人公「阿良々木暦」。
今回のメインキャラである撫子と旧知の仲である暦・・・なのですが、撫子のようなケースではよくある友達を通じてその兄と仲良くなるというお決まりパターンな撫子。
もちろん暦のほうもこれまたお決まりで鈍感+恋愛感情に疎いというからまさに罪作りな主人公なのは言うまでも無いことw
そんな二人の間で繰り広げられる「なでこスネイク」。今話で撫子メインなお話は終了となりなんだか肩透かしな感じもするのですが、
2話で終わりを迎えても撫子の胸ドキっ展開だけは評価したいと思います(苦笑)
またこれまでのメインキャラヒロインと同じく彼女専用のOPにもご注目!!
今話で最終章な「なでこスネイク」。詳しくは続きをどぞ。
▼「化物語レビュー」は以下より



ありがとう 運命のイタズラでも
回り逢えた事が 幸せなの
でも そーんなんじゃだーめ
でも そんなんじゃほーら
心は進化するよ もっともっと
そう そんなんじゃやーだ
ねぇ そんなんじゃまーだ
私のコト見ててね ずっとずっと
まずは魅惑の恋する乙女な撫子OPから。
歌詞と絵をご覧の通り思いっきり暦に恋する中学生な撫子ちゃん(苦笑) 流れる曲と歌い方もまさにソレっぽく作られているので、萌えとしては真宵以上のものを感じずにはいられませんw ひたぎ蕩れ分が最近音沙汰無いせいで私の心もスネークハントされそうですw(オイ


暦「千石が危ない。今夜にでもやらないと命に関わる」
忍野の元で撫子を苦しめる蛇の怪異「蛇切縄(ジャギリナワ)」を解く方法を聞き、今夜にでも呪いを解呪しようと提案する暦。実は平気そうにする撫子は今現在も蛇に締め付けられていて首にまで蛇が掛かってくると危ないんだとか。
また蛇の呪いを解呪しようとした場所と時、そして運が悪かった、とのこと。
ジャギリナワの呪いのそもそもの根源は、撫子の友達が好きだった男の子から、撫子が告白されてしまった事で発生。最初は他愛ないモノだったんですが、その呪いを解呪しようとした場所である「寂れた神社」と、暦が出逢った吸血鬼のせいで怪異の怨念のようなものが集まってしまっていた時、丁度そんな場所と時に撫子が解呪を試みてしまった、というのが、彼女にかけられた「蛇切縄(ジャギリナワ)」の呪い。
そんな自らが苦しいという現状を実は隠していた撫子。そんな撫子に暦が優しく「苦しい時は苦しいでいいんだ」と優しいお兄ちゃんな面を見せてしまう鈍感主人公(苦笑) 友達という友達が少ないという撫子。そんな撫子と友達となってくれた暦の妹である月火もそうですが、自分に優しく接してくれた暦に撫子はかなり感謝しているらしい。

暦「例の男の子からの告白、何で告白を断ったんだ?」
撫子「それは・・・・・・他に好きな人が居るからだよ――」
そしてそんな撫子と何気にフラグを立てていた暦。
友達が少なかった撫子と友達となった月火。そんな兄である暦に想いがいくのは全くもって自然なことですよね。自覚無い優しさは時として罪とは誰が言ったのか。まさに暦にはこの言葉こそ相応しいです(苦笑) お兄ちゃんが羨ましかったという撫子を知らずの内に妹属性にしていた暦にはいつかその報いg、げふんげふん!


「暦お兄ちゃん、撫子のこと、ちゃんと見ててね」
そしてジャギラナワを解くため、忍野から貰い受けたお守りを手に呪いを解呪しに神社にやってきた面々。ちなみに撫子の服装は蛇の鱗が取れている(解呪できている)かどうかを確かめるため肌が見えている服装ということらしいのですが、天才的ロリコンレズな駿河なおかげでなぜかスクール水着に(苦笑) 前回の少女にヘンな気にならないのくだりでもそうでしたが、中々どうして駿河のHENTAIセンスは侮れません。まぁ暦自身もそれを否定できないぐらいHENTAI紳士なんですけどねw
――お守りを手に祈ることで蛇の呪いは解呪できる
そうして忍野に言われたとおりの手順を踏まえて神社で解呪をしようとする・・・のですが、ここで重大な問題が発生してしまいます!!


人ヲ呪ワバ穴貳ツ
順調に解呪の儀式も済みそうで、お守りを手にする撫子の体からは「蛇の鱗」が空へと上り詰めていき、呪いは解かれようとしていた・・・のですが、そもそもの呪いをかけたのは撫子の友達で逆恨みでしたが、その根源の理由となった好きな男の子の告白を撫子が断ったため、蛇の呪いは二つあったことでした。
解呪の途中で漸くそのことに気付いた暦。しかし気付いたところで後の祭り。撫子はもう一つの蛇の呪いにより締め付けられ苦しみ出してしまいます。



首を絞められたことで目が虚ろになり忍野が言っていた危険な状態になってしまう撫子。
そんな撫子を見えなくとも引き剥がせると聞いていた暦がすかさず蛇を掴み引き剥がすのですが、相手は見えない上に獰猛な蛇。暦はいくら吸血鬼もどきだとしても深手を負うほどの攻撃を受けてしまいます。
しかし、そこで助けたのが、一緒に来ていた神原駿河。
「阿良々木先輩っ、許せ!」
今にも蛇に襲われそうな暦の横顔を殴りかかり大人しくさせる駿河。蛇は獰猛だが臆病な生き物だと強く叱咤し、本来の二匹目の呪い主である告白した男の子の元に返そうとします。
――蛇は返る。使わした者の場所へと、呪いを、持ち帰るために

撫子「暦お兄ちゃん、助けてくれてありがとう」
暦「(やめてくれ千石。ありがとうだなんて言わないでくれ)」
なんとか撫子を苦しめる蛇を返すことに成功した暦たち。しかし呪いは返ってしまった。
助けるべき相手を助けず呪いをかけた相手をも助けようとしたため、暦はそんな撫子の言葉と笑顔に自己嫌悪。
珍しく後腐れ有る戦いになりスッキリしない、そんな最後となったなでこスネイク。こんな思いがあるのはきっと暦の心情に感情移入してるってことなんでしょうかね。撫子が助かったのはもちろん嬉しいけど、誰でも助けようとする暦にとって、心の綺麗なお礼と笑顔がこの時ばかりは晴れやかな気持ちになれなかったということでしょう。
...というところで撫子をメインとした「なでこスネイク」は終了。
撫子の恥ずかしい半裸やスクール水着などの萌えドキ展開で撫子の萌え度が急上昇した回となりましたが、今話の中途半端な戦闘(正確には一方的な攻撃ですがw)や紙芝居的な動かない絵+音声のみの展開には正直かなり不満感たっぷりでした。
⇒今日もやられやく シャフトの内部事情をちょっとだけ知ってる俺が通りますよ
やられやくさんの2ch記事によると今回のシャフト展開は時間切れ+カット減少によるものらしい。ある意味シャフトらしいといえばらしいけれども、撫子メイン回という時になってしまったのがかなりイタイ。
・現時点で11話以降も相当ヤバイ
・DVDでは間に合わなかったカットも入れて完全版に
・一番やばかったのは放送の数時間前納品
・動画枚数が半分くらいのシーンもある
・不自然なつなぎは間がカットされている可能性が高い
・シャフトだから演出じゃね?と思っててもDVDでは修正
・DVD予約して応援して欲しいらしい
真偽は兎も角実際のこの展開を見るとやはりというかなんというか、DVD修正でなんとかしてもらいたいけれども、実際問題それってどうなのよ?と言いたくなるのが心情。DVDにするからTVじゃ未完成でもいいだろみたいな風潮があるからなぁ最近は。思いっきり修正するお金や手間を考えるならばもっとやりようがあるような気がするんですが・・・やっぱり儘ならないのがアニメ業界ってことなんですかね。勿体無い勿体無い。
とりあえずこの無念は次回からのつばさキャットで晴らしてもらいたいものですねw
■第十一話 「つばさキャット 其ノ壹」

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