(アニメレビュー) CANAAN 第八話『乞』
(アニメレビュー) CANAAN 第八話『乞』

カナン「色を――感じないんだ……」
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■TVアニメ「CANAAN」公式ブログ
■アニメ版「CANAAN」 - Wikipedia
あの会議場で"共感覚"を無理やり行使したせいか、
「色」を感じられなくなったカナン。
一方で御法川は"ウーアウィルス"や『蛇』に関する情報を、
マリアの父親である「大沢 賢治」や、
かつて『蛇』と何らかの関連がある「サンタナ」から少しずつ得ることになる。
果たしてカナンの"共感覚"はどうなってしまうのか?
そして、『蛇』が目論む"ウーアウィルス"を用いた企みとは?
詳しくは続きからどぞ。
▼『CANAAN』レビューは以下より


カナン「色を――感じないんだ」
アルファルド「ついでに始末しておけ。リャンが残した、あの"ファクトリー"を」
"共感覚"を行使したせいで倒れ病院で目を覚ましたカナン。
しかし目を覚ましたカナンは、一緒に居たマリアや、
訪ねてきた御法川らの"色"が分からないでいた...
一方、国際会議をテロという名の下で"ウーアウィルス"を使用したアルファルドは、
副大統領にコンタクトを取り「テロという名の兵器ビジネスが続けばいい」と豪語。
この際逆探されていたりしていたのですが、
アメリカ側も先の局所的殲滅という手を取ったためか
アルファルドとの会話自体も抹消していました。
テロには屈しないというのが信念なアメリカも、
大々的な国際会議上であんなことされた『蛇』には関わらないほうがいいと思ったのかな。
そんな中、『蛇』が再び大きく動き出したことで、
ハッコーはかつてのウィルス実験での悲劇を思い出していたせいか情緒不安定に。
すかさずサンタナとお熱いベーゼを繰り広げていましたが、
彼とハッコーにどんな間柄があるのか、はこのあとのお楽しみ。

「今まで色が教えてくれた――。人の考えを、気持ちを…。
恐怖を怯えれば『緑色』。お腹が空いていれば『灰色』。
そして殺意を抱いていれば…『青』」
そんな中、色が見えなくなったカナンはマリアと一緒に気晴らしに出かけることに。
そこで明かした、カナンの"共感覚"の色の判別。
考えや気持ち。相手が自分にどう思っているかなどかなり鮮明に分かるみたい。


ハッコーの能力は声。声帯から人の精神に干渉する能力。
カナンとマリアがアイドルが歌う会場に居た時にハッコーが何を思ったのか、
アイドルと同じ歌を歌ったところ、周りにいた会場全員が激しい頭痛を。
そんなハッコーが望んだのは、カナンやマリア。
そしてウィルスについて調べている御法川を加えての、
"かつて人が消えた村"。"かつてハッコーが居た"村へと向かうことに。
そんな中、明かされる新事実。
サンタナ「ハッコーは俺を許してないはず。だからこそ消えた村へ行きたい、と。
あの村は……俺が消したんだ」
かつてハッコーが住んでいた村。その村を消したのは、
ハッコーと一緒にバーを勤しんでいたサンタナだった...
サンタナが『蛇』となんらかの関わりを持っていることは分かりますが、
なぜ村を消したのか。そしてなぜハッコーと一緒に居るのかは、まだ不明。
サンタナはカナンの雇い主である夏目とも親しいみたいですし、
まだまだ彼に関しては謎が多く、まだまだ奥深い"罪"があるやもしれませんね。


そうした中、車の中で皆が休んでいるとき、
ハッコーはあからさまにカナンを憎んでいる風な装いを見せていたところ、
寝ているカナンの首を絞めたものの、すぐさま反撃されハッコーが逃げ出すのですが、
逃げるとき崖から落ちてしまった上に声を押し殺し泣いてしまうハッコー。
そんなハッコーの気持ち、考えを今までどおり色で判断できればよかったんですが、
今のカナンには色で判別できず、ただ自分のことが憎いなどの不の感情を抱いている、
そういう気持ちだけは分かったものの、何がいけないのか分からないカナン。
そんなカナンにハッコーは声を出さずに口だけで言い放つ。
「あなたのせい」
と。
消えた村。ウーアウィルスの実験。幼い子供を目の前で死なせてしまった暗い過去。
今話でハッコーにまつわることが少しずつ分かってきたことですが、
ハッコーの村をウィルスによって消してしまったのはサンタナであり、
その要因となるのは、第二、第三のカナンを生み出すことだと思います。
その犠牲者となったのがハッコーであり、村の人間だったのではないでしょうか。
だからこそハッコーの言う「カナンのせい」という言葉なのではないか。
しかし心底憎いという感情でもなさそう。
カナンの「私が憎いのか」という疑問には答えず、
「それとも…」という"言葉にしない感情"には反応したハッコーを見るところ、
大本はカナンという人物が生み出した結果でしょうが、
カナン自身には罪がないと分かっているから…かもしれません。
同じ境遇ではあるにしろ大本は全く違う二人。
今後のこの二人の動向には注視したほうがいいかもしれませんね。
そんな夜が明けてからの、消えた村へと向かう一行。
道すがら自転車ひとつで行商する人物がいるので注目してみると・・・それは、

ユンユン「へいっ、らっしゃい♪」
それはウィルスに侵されながらもマリアの心意気に旅立った、あのユンユン。
笑顔でマリアたちを迎えたのを見るところ来るのを分かっていたのかな?
何にせよ笑顔で彼女に会えたことをちょっぴり嬉しく思う私が居ます(苦笑
果たして彼女がなぜここにいるのか?
そして向かうべき先の消えた村とは?
というところで次回。
~次回予告~
CANAAN 第九話『過去花』

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カナン「色を――感じないんだ……」
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あの会議場で"共感覚"を無理やり行使したせいか、
「色」を感じられなくなったカナン。
一方で御法川は"ウーアウィルス"や『蛇』に関する情報を、
マリアの父親である「大沢 賢治」や、
かつて『蛇』と何らかの関連がある「サンタナ」から少しずつ得ることになる。
果たしてカナンの"共感覚"はどうなってしまうのか?
そして、『蛇』が目論む"ウーアウィルス"を用いた企みとは?
詳しくは続きからどぞ。
▼『CANAAN』レビューは以下より


カナン「色を――感じないんだ」
アルファルド「ついでに始末しておけ。リャンが残した、あの"ファクトリー"を」
"共感覚"を行使したせいで倒れ病院で目を覚ましたカナン。
しかし目を覚ましたカナンは、一緒に居たマリアや、
訪ねてきた御法川らの"色"が分からないでいた...
一方、国際会議をテロという名の下で"ウーアウィルス"を使用したアルファルドは、
副大統領にコンタクトを取り「テロという名の兵器ビジネスが続けばいい」と豪語。
この際逆探されていたりしていたのですが、
アメリカ側も先の局所的殲滅という手を取ったためか
アルファルドとの会話自体も抹消していました。
テロには屈しないというのが信念なアメリカも、
大々的な国際会議上であんなことされた『蛇』には関わらないほうがいいと思ったのかな。
そんな中、『蛇』が再び大きく動き出したことで、
ハッコーはかつてのウィルス実験での悲劇を思い出していたせいか情緒不安定に。
すかさずサンタナとお熱いベーゼを繰り広げていましたが、
彼とハッコーにどんな間柄があるのか、はこのあとのお楽しみ。

「今まで色が教えてくれた――。人の考えを、気持ちを…。
恐怖を怯えれば『緑色』。お腹が空いていれば『灰色』。
そして殺意を抱いていれば…『青』」
そんな中、色が見えなくなったカナンはマリアと一緒に気晴らしに出かけることに。
そこで明かした、カナンの"共感覚"の色の判別。
考えや気持ち。相手が自分にどう思っているかなどかなり鮮明に分かるみたい。


ハッコーの能力は声。声帯から人の精神に干渉する能力。
カナンとマリアがアイドルが歌う会場に居た時にハッコーが何を思ったのか、
アイドルと同じ歌を歌ったところ、周りにいた会場全員が激しい頭痛を。
そんなハッコーが望んだのは、カナンやマリア。
そしてウィルスについて調べている御法川を加えての、
"かつて人が消えた村"。"かつてハッコーが居た"村へと向かうことに。
そんな中、明かされる新事実。
サンタナ「ハッコーは俺を許してないはず。だからこそ消えた村へ行きたい、と。
あの村は……俺が消したんだ」
かつてハッコーが住んでいた村。その村を消したのは、
ハッコーと一緒にバーを勤しんでいたサンタナだった...
サンタナが『蛇』となんらかの関わりを持っていることは分かりますが、
なぜ村を消したのか。そしてなぜハッコーと一緒に居るのかは、まだ不明。
サンタナはカナンの雇い主である夏目とも親しいみたいですし、
まだまだ彼に関しては謎が多く、まだまだ奥深い"罪"があるやもしれませんね。


そうした中、車の中で皆が休んでいるとき、
ハッコーはあからさまにカナンを憎んでいる風な装いを見せていたところ、
寝ているカナンの首を絞めたものの、すぐさま反撃されハッコーが逃げ出すのですが、
逃げるとき崖から落ちてしまった上に声を押し殺し泣いてしまうハッコー。
そんなハッコーの気持ち、考えを今までどおり色で判断できればよかったんですが、
今のカナンには色で判別できず、ただ自分のことが憎いなどの不の感情を抱いている、
そういう気持ちだけは分かったものの、何がいけないのか分からないカナン。
そんなカナンにハッコーは声を出さずに口だけで言い放つ。
「あなたのせい」
と。
消えた村。ウーアウィルスの実験。幼い子供を目の前で死なせてしまった暗い過去。
今話でハッコーにまつわることが少しずつ分かってきたことですが、
ハッコーの村をウィルスによって消してしまったのはサンタナであり、
その要因となるのは、第二、第三のカナンを生み出すことだと思います。
その犠牲者となったのがハッコーであり、村の人間だったのではないでしょうか。
だからこそハッコーの言う「カナンのせい」という言葉なのではないか。
しかし心底憎いという感情でもなさそう。
カナンの「私が憎いのか」という疑問には答えず、
「それとも…」という"言葉にしない感情"には反応したハッコーを見るところ、
大本はカナンという人物が生み出した結果でしょうが、
カナン自身には罪がないと分かっているから…かもしれません。
同じ境遇ではあるにしろ大本は全く違う二人。
今後のこの二人の動向には注視したほうがいいかもしれませんね。
そんな夜が明けてからの、消えた村へと向かう一行。
道すがら自転車ひとつで行商する人物がいるので注目してみると・・・それは、

ユンユン「へいっ、らっしゃい♪」
それはウィルスに侵されながらもマリアの心意気に旅立った、あのユンユン。
笑顔でマリアたちを迎えたのを見るところ来るのを分かっていたのかな?
何にせよ笑顔で彼女に会えたことをちょっぴり嬉しく思う私が居ます(苦笑
果たして彼女がなぜここにいるのか?
そして向かうべき先の消えた村とは?
というところで次回。
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