(アニメレビュー) 狼と香辛料Ⅱ第六幕「狼と信ずべき神」
(アニメレビュー) 狼と香辛料Ⅱ第六幕「狼と信ずべき神」
■狼と香辛料II Official web site
■狼と香辛料 - Wikipedia
ホロの人知れぬ健気な支えにホロッホロにされやんした!
一方、当の主人公ロレンスは
アマーティとホロがイイ仲になる想像をして「馬鹿な!」と
一人で必死に否定セリフばっかりのヘタレに成り下g、げふんげふん
という事で今話の見所は 賢 狼 ホ ロ その人っ!!
心底ホロのおかげで今のロレンスがあるのだと痛感いたしました(苦笑)
そして気になるロレンスとアマーティの勝負もついに決着が。
可哀想な子になるのはどっちなのか?w
今話はそんな長かった黄鉄鉱話の最後。はてさてどうなるか、は続きをどぞ。
▼「狼と香辛料Ⅱ」のレビューは以下より


黄鉄鉱露天の前で勝負のときを今か今かと待ちわびるロレンス。
しかしアマーティと一緒に居るホロが気になって仕方が無い様子。
おまけにディアナに頼んでいた黄鉄鉱の返答もまだ来ない。
そうこうしている内に黄鉄鉱の売り買いでどんどん相場が変わっていく。
そんな中マルクの弟子からの伝言で麦250枚分を黄鉄鉱で売って欲しいとの連絡。
すぐさまロレンスはその話に飛びつき余分として黄鉄鉱を入手できたので、
手元にある黄鉄鉱を売りあとはディアナからの連絡を待つのみ・・・となったのですが、
予想以上の相場の流れに途端に窮地に立たされるロレンス。
おまけに流れに乗ってアマーティも売りに出てしまう...
アマーティはこれでロレンスとの勝負をほぼ勝ち確定なほどの銀貨を入手。
一方いつもながらとことん崖っぷち路線を走りまくりなロレンスこと主人公(苦笑)
あとはもうディアナだけが頼みの綱となった…そんな時、

唯一の希望であったディアナからの使者がロレンスを訪ねてきます。
ロレンスはもう残された道もなくディアナからの返事を聞くのですが、
それはロレンスの僅かな希望の光を失わせるに十分な言葉でした...
「交渉は決裂したそうです。やはり売ってはくれなかったとディアナさんは言いました」
頼みの綱であったディアナからの返事は、交渉決裂の連絡。
希望の光。頼みの綱であった彼女からの助力を失ったロレンスは呆然。
「アマーティから銀貨1000枚貰えるから商人としては成功かな。ははは」
と主人公にあるまじきダメダメセリフまで吐いちゃう始末。
流石のコレにはマルクの弟子の少年も叱咤。
殴られる覚悟で「実はホロさんが好きでしたーっ」と大声で言い放ち、
諦めの悪いやつに商人の神様は微笑むのだ、と。
そうして漸く悟りに入ったロレンス。
ヘタレ主人公からやっとの商人ロレンスの復活です(苦笑)
「迷わないようにたった一つの道しるべを持っておく。それが商人に必要な唯一のものだ」
諦めが悪い人間は自分であり、たった一つの信じるべき道しるべも思い出したロレンス。
予測をし計画を立てるのが商人だと話す彼ですが、
見ているこっちからすれば博打以外の何者でもない気がするのは私だけだろうか?w
そうしてマルクの弟子から受け取った黄鉄鉱を笑顔で売ろうと露天に向かうロレンス。
しかしそのままでは勝算は皆無。持っている黄鉄鉱を売っても暴落は起きない。
ロレンスが信じるべき道しるべとは何なのかと思ったら…


「売りだ」
「これも売りじゃ」
実はディアナの元に黄鉄鉱の話を持ってきたのはホロ本人で、
ホロがフードに付けていた白い羽はディアナの元に居たという印だったのです。
信じるべき道しるべ。迷わないように持っておくたった一つの道しるべ。
それが、ロレンスにとってのホロ。ロレンスにとっての『信ずべき神』だったということです。
ちなみにホロが自暴自棄になってロレンスを拒絶したり、
アマーティとの誓約書にサインしたりしたのは、根っこから殆どロレンスの勘違い。

誓約書のサインなどはロレンスの真意や頑張りようを見たかったせいで、
自暴自棄になったときの最後の「すまぬ」というセリフは
実は我に返って恥ずかしかったせい(苦笑)
おまけにディアナの元にロレンスが訪ねた丁度その前にホロは訪ねていて、
「神と人とがつがいになった話」を聞いていたホロ。
ディアナの元に訪ねたのもホロの故郷であるヨイツがまだある、と、
ロレンスに伝えて欲しかったため。
ということで最初から最後までホロはロレンスのために動いていたという訳。
まさにホロはロレンスの嫁状態ということでした(苦笑)

結局、ロレンスとアマーティのホロを賭けての勝負はほぼ出来レース。
アマーティはある意味勝手に惚れて動いただけであって、
ホロも気まぐれに付き添っていただけ。
最後はロレンスの信用買いの分などだけの銀貨だけが残ったという負け戦。
あぁ、あと恋に破れたという傷心も残ったことにもなるか(苦笑)
一方、最初から最後までホロに助けられていたヘタレ主人公ロレンス。
このホロの頬染め顔や笑顔を取り戻すことが出来て万々歳でしたね。
でも、もしあの最後の売りの場面でロレンスが自暴自棄になったら、
ロレンスはアマーティから受け取った銀貨1000枚で故郷へと帰ったのであった(完)
となる可能性も無きにあらずだった訳でw
折角始まった2期が終わらずに済んで本当に良かったデス(苦笑)
次回 狼と香辛料Ⅱ第七幕「狼と戯れの日々」

■ストーリー紹介【TVアニメ情報】 | 狼と香辛料II Official web site
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(アニメレビュー) 狼と香辛料Ⅱ第五幕「狼と希望と絶望」
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狼と香辛料Ⅱ第六幕「狼と信ずべき神」
~あらすじ~
手持ちの黄鉄鉱を売り浴びせ、相場急落のタイミングを狙うロレンス。しかし、手持ちの黄鉄鉱の量が充分でないばかりか、ディアナから黄鉄鉱を買い付けたという先客との譲渡交渉の行方も分からない。眈々と黄鉄鉱を売り抜ける機会を伺うアマーティの動きに焦りを募らせる中、ロレンスの元にディアナからの伝言が届く。その内容は、ロレンスの僅かな希望を打ち砕くものだった…。
ホロの人知れぬ健気な支えにホロッホロにされやんした!
一方、当の主人公ロレンスは
アマーティとホロがイイ仲になる想像をして「馬鹿な!」と
一人で必死に否定セリフばっかりのヘタレに成り下g、げふんげふん
という事で今話の見所は 賢 狼 ホ ロ その人っ!!
心底ホロのおかげで今のロレンスがあるのだと痛感いたしました(苦笑)
そして気になるロレンスとアマーティの勝負もついに決着が。
可哀想な子になるのはどっちなのか?w
今話はそんな長かった黄鉄鉱話の最後。はてさてどうなるか、は続きをどぞ。
▼「狼と香辛料Ⅱ」のレビューは以下より


黄鉄鉱露天の前で勝負のときを今か今かと待ちわびるロレンス。
しかしアマーティと一緒に居るホロが気になって仕方が無い様子。
おまけにディアナに頼んでいた黄鉄鉱の返答もまだ来ない。
そうこうしている内に黄鉄鉱の売り買いでどんどん相場が変わっていく。
そんな中マルクの弟子からの伝言で麦250枚分を黄鉄鉱で売って欲しいとの連絡。
すぐさまロレンスはその話に飛びつき余分として黄鉄鉱を入手できたので、
手元にある黄鉄鉱を売りあとはディアナからの連絡を待つのみ・・・となったのですが、
予想以上の相場の流れに途端に窮地に立たされるロレンス。
おまけに流れに乗ってアマーティも売りに出てしまう...
アマーティはこれでロレンスとの勝負をほぼ勝ち確定なほどの銀貨を入手。
一方いつもながらとことん崖っぷち路線を走りまくりなロレンスこと主人公(苦笑)
あとはもうディアナだけが頼みの綱となった…そんな時、

唯一の希望であったディアナからの使者がロレンスを訪ねてきます。
ロレンスはもう残された道もなくディアナからの返事を聞くのですが、
それはロレンスの僅かな希望の光を失わせるに十分な言葉でした...
「交渉は決裂したそうです。やはり売ってはくれなかったとディアナさんは言いました」
頼みの綱であったディアナからの返事は、交渉決裂の連絡。
希望の光。頼みの綱であった彼女からの助力を失ったロレンスは呆然。
「アマーティから銀貨1000枚貰えるから商人としては成功かな。ははは」
と主人公にあるまじきダメダメセリフまで吐いちゃう始末。
流石のコレにはマルクの弟子の少年も叱咤。
殴られる覚悟で「実はホロさんが好きでしたーっ」と大声で言い放ち、
諦めの悪いやつに商人の神様は微笑むのだ、と。
そうして漸く悟りに入ったロレンス。
ヘタレ主人公からやっとの商人ロレンスの復活です(苦笑)
「迷わないようにたった一つの道しるべを持っておく。それが商人に必要な唯一のものだ」
諦めが悪い人間は自分であり、たった一つの信じるべき道しるべも思い出したロレンス。
予測をし計画を立てるのが商人だと話す彼ですが、
見ているこっちからすれば博打以外の何者でもない気がするのは私だけだろうか?w
そうしてマルクの弟子から受け取った黄鉄鉱を笑顔で売ろうと露天に向かうロレンス。
しかしそのままでは勝算は皆無。持っている黄鉄鉱を売っても暴落は起きない。
ロレンスが信じるべき道しるべとは何なのかと思ったら…


「売りだ」
「これも売りじゃ」
実はディアナの元に黄鉄鉱の話を持ってきたのはホロ本人で、
ホロがフードに付けていた白い羽はディアナの元に居たという印だったのです。
信じるべき道しるべ。迷わないように持っておくたった一つの道しるべ。
それが、ロレンスにとってのホロ。ロレンスにとっての『信ずべき神』だったということです。
ちなみにホロが自暴自棄になってロレンスを拒絶したり、
アマーティとの誓約書にサインしたりしたのは、根っこから殆どロレンスの勘違い。

誓約書のサインなどはロレンスの真意や頑張りようを見たかったせいで、
自暴自棄になったときの最後の「すまぬ」というセリフは
実は我に返って恥ずかしかったせい(苦笑)
おまけにディアナの元にロレンスが訪ねた丁度その前にホロは訪ねていて、
「神と人とがつがいになった話」を聞いていたホロ。
ディアナの元に訪ねたのもホロの故郷であるヨイツがまだある、と、
ロレンスに伝えて欲しかったため。
ということで最初から最後までホロはロレンスのために動いていたという訳。
まさにホロはロレンスの嫁状態ということでした(苦笑)

結局、ロレンスとアマーティのホロを賭けての勝負はほぼ出来レース。
アマーティはある意味勝手に惚れて動いただけであって、
ホロも気まぐれに付き添っていただけ。
最後はロレンスの信用買いの分などだけの銀貨だけが残ったという負け戦。
あぁ、あと恋に破れたという傷心も残ったことにもなるか(苦笑)
一方、最初から最後までホロに助けられていたヘタレ主人公ロレンス。
このホロの頬染め顔や笑顔を取り戻すことが出来て万々歳でしたね。
でも、もしあの最後の売りの場面でロレンスが自暴自棄になったら、
ロレンスはアマーティから受け取った銀貨1000枚で故郷へと帰ったのであった(完)
となる可能性も無きにあらずだった訳でw
折角始まった2期が終わらずに済んで本当に良かったデス(苦笑)
次回 狼と香辛料Ⅱ第七幕「狼と戯れの日々」

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