(アニメレビュー) 狼と香辛料Ⅱ第四幕「狼と浅知恵の末路」
(アニメレビュー) 狼と香辛料Ⅱ第四幕「狼と浅知恵の末路」
■狼と香辛料II Official web site
■狼と香辛料 - Wikipedia
アマーティ「ロレンスさんの財産を全て奪って差し上げます!」
前話で今までに無いほどのすれ違いを見せたロレンスとホロ。
一方、アマーティは着実に黄鉄鉱でロレンスと交わした契約に届くほどの稼ぎを見せます。
そんな時、ホロの小さな親切によりロレンスはアマーティの情報を手に入れ、
ホロに拒絶された落ち込み様から一変し、アマーティに対して
取引という名の決闘を申し込むことに...
詳しくは続きをどぞ。
▼「狼と香辛料Ⅱ」のレビューは以下より


ホロとの確執により失意のままにマルクの店を訪ねるロレンス。
黄鉄鉱で契約分の銀貨1000枚に手が届くほど稼いでいるアマーティに対し、
ロレンスは全く持って無しの礫。
そんな中浮かんだ名案は"黄鉄鉱の取引値が下がる暴落を仕掛けること"
しかし案は浮かんだものの、暴落を仕掛けるための一手が無いロレンス。
ホロに拒絶され、ホロとアマーティが結ばれる想像をしてしまうぐらいに、
今までに無い落ち込みようを見せるロレンスの憤りはかなり感情移入しちゃいそうデスw
そうして何も案が無いまま宿に戻ると店の主人から手紙を2通受け取る。
それはアマーティが現在いくら稼いでいるかなどの詳細なデータを書き記したものと、
アマーティがホロと結ばれるための"ホロのサイン"が入った誓約書だった…。
アマーティの稼ぎが書かれた手紙は、アマーティ本人がホロに色々と自慢げに話しらしく、
それをホロは事細かに覚えロレンスに知らせたという訳。
おまけにホロ本人は字が書けないので宿の主人に書いて貰ったというオマケつき。
なんというか、なんだかんだで良妻賢母な賢狼ホロ(笑)
自分の一番の傍に居るロレンスに些細なすれ違いで喧嘩別れのようになりますが、
なんだかんだでロレンスのために動いてくれたホロ。
しかし一方のアマーティの契約書でロレンスは目の色を変えてしまいます。
それはアマーティとロレンスの勝負に、ホロがサインを入れ認めているということ。
つまりそれは、アマーティが勝てばホロはロレンスの傍を離れるという意思表示。
そんなホロの思惑にロレンスは気落ちしていた気力を振り絞り、
なんとアマーティに"黄鉄鉱の信用買い"を申し込みます。
これによりアマーティとロレンスはお互いが黄鉄鉱の相場により破産するか否かという、
行商人としての商売の決闘をすることに。
アマーティ「ロレンスさんの財産を全て奪って差し上げます!」
勝負を受けなければアマーティの一人勝ちになりそうなところでしたが、
ロレンスの「ホロは今まで私の胸で3度泣きました」という勝負文句を真に受け、
信用買いという甘い罠にかかり、ロレンスはなんとかアマーティと対等ほどの立ち位置に。
しかし何事も上手くいかないのがロレンスという人物の星の生まれ(苦笑)

再びマルクの元を訪ねたロレンス。
そんな彼にロレンスは二つの頼みを聞かせる。
一つ目は「明日には麦の値段が上がる」という噂。
二つ目は「銀貨500枚分の黄鉄鉱」を手に入れて欲しいこと。
噂を流せばロレンスのような行商人は小遣い程度の黄鉄鉱を手放し、
そもそもの麦という商品を売るために走るための布石を作りたいという狙い。
そして二つ目の500枚分の黄鉄鉱をロレンスが手に入れれば、
暴落した黄鉄鉱は値段が下がり、アマーティは狙い通りの稼ぎが出来なくなるという寸法。
しかし、マルクはロレンスのような町から町へ売りに行く行商人ではなく、
この町を根城にした町商人なため、一つ目の願いを聞き入れても、
二つ目の大金を叩いての頼みは頼みは聞けないという。
彼曰く、本来の麦を売り買いするのではなく大金を稼ぎたいためのギャンブルになり、
町という一くくりの中だと麦商人という看板に傷が付くのだという。
ホロには拒絶され、馴染みのマルクにも見放される踏んだり蹴ったりなロレンス(笑)
しかし顔馴染みなマルクはただ頼みを断るのではなく、一つ助言を授けることに。
「錬金術師達なら町の商人たちから敬遠されているため手付かずの黄鉄鉱を持っている」
2話目でホロの故郷の事を教えてくれたディアナならば、
町で出回っている商人たちから敬遠されているので、
一度面会しているロレンスならばチャンスはある、とマルクは言う。
町商人としては手は貸せないが、馴染みであるため噂と助言ぐらいならしてやるとマルク。
なんというか、町に住まう彼の厳しさとロレンスに対する甘さを垣間見た瞬間でしたw
ちなみに、

「分かり易くて可愛いやつだ。そんな顔を見せるんじゃそりゃ姫様も大胆な事をしたくなるさ」
必死になってアマーティに勝つために動くロレンスを見て、
マルクはホロが仕掛けたあの手紙から色々と解っているようですが、
鈍感で天然なロレンスはまるで解っていない様子(苦笑)
流石は三枚目なロレンスということなんでしょうねw
というところで次回予告。
次回 狼と香辛料Ⅱ第五幕「狼と希望と絶望」

■ストーリー紹介【TVアニメ情報】 | 狼と香辛料II Official web site
次回のタイトルは「狼と希望と絶望」
ディアナというアマーティに勝つための手札を得たロレンス。
しかしそれは誰にとっての"希望"で"絶望"なのか。
アマーティ君の不敵な笑みは一体どういう意味合いなのか。
ロレンスは果たして無事チャンスをモノに出来るのか……。
ではまた次回に。
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(アニメレビュー) 狼と香辛料Ⅱ第三幕「狼と埋まらない溝」
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狼と香辛料Ⅱ第四幕「狼と浅知恵の末路」
~あらすじ~
黄鉄鉱を利用して借金完済を目指すアマーティに対抗する手段を探すものの、祭りの高揚感に包まれた町で石の値段は上がり続けていた。ヨイツの情報に関する誤解からホロに拒絶されたロレンスは、途方にくれて宿に戻るのだが、そこには二通の書類が残されていた。一方はアマーティに関する情報が記されていた。そしてもう一方には…。その内容に発奮したロレンスは全財産を握り締めてアマーティの元へ赴く!
アマーティ「ロレンスさんの財産を全て奪って差し上げます!」
前話で今までに無いほどのすれ違いを見せたロレンスとホロ。
一方、アマーティは着実に黄鉄鉱でロレンスと交わした契約に届くほどの稼ぎを見せます。
そんな時、ホロの小さな親切によりロレンスはアマーティの情報を手に入れ、
ホロに拒絶された落ち込み様から一変し、アマーティに対して
取引という名の決闘を申し込むことに...
詳しくは続きをどぞ。
▼「狼と香辛料Ⅱ」のレビューは以下より


ホロとの確執により失意のままにマルクの店を訪ねるロレンス。
黄鉄鉱で契約分の銀貨1000枚に手が届くほど稼いでいるアマーティに対し、
ロレンスは全く持って無しの礫。
そんな中浮かんだ名案は"黄鉄鉱の取引値が下がる暴落を仕掛けること"
しかし案は浮かんだものの、暴落を仕掛けるための一手が無いロレンス。
ホロに拒絶され、ホロとアマーティが結ばれる想像をしてしまうぐらいに、
今までに無い落ち込みようを見せるロレンスの憤りはかなり感情移入しちゃいそうデスw
そうして何も案が無いまま宿に戻ると店の主人から手紙を2通受け取る。
それはアマーティが現在いくら稼いでいるかなどの詳細なデータを書き記したものと、
アマーティがホロと結ばれるための"ホロのサイン"が入った誓約書だった…。
アマーティの稼ぎが書かれた手紙は、アマーティ本人がホロに色々と自慢げに話しらしく、
それをホロは事細かに覚えロレンスに知らせたという訳。
おまけにホロ本人は字が書けないので宿の主人に書いて貰ったというオマケつき。
なんというか、なんだかんだで良妻賢母な賢狼ホロ(笑)
自分の一番の傍に居るロレンスに些細なすれ違いで喧嘩別れのようになりますが、
なんだかんだでロレンスのために動いてくれたホロ。
しかし一方のアマーティの契約書でロレンスは目の色を変えてしまいます。
それはアマーティとロレンスの勝負に、ホロがサインを入れ認めているということ。
つまりそれは、アマーティが勝てばホロはロレンスの傍を離れるという意思表示。
そんなホロの思惑にロレンスは気落ちしていた気力を振り絞り、
なんとアマーティに"黄鉄鉱の信用買い"を申し込みます。
これによりアマーティとロレンスはお互いが黄鉄鉱の相場により破産するか否かという、
行商人としての商売の決闘をすることに。
アマーティ「ロレンスさんの財産を全て奪って差し上げます!」
勝負を受けなければアマーティの一人勝ちになりそうなところでしたが、
ロレンスの「ホロは今まで私の胸で3度泣きました」という勝負文句を真に受け、
信用買いという甘い罠にかかり、ロレンスはなんとかアマーティと対等ほどの立ち位置に。
しかし何事も上手くいかないのがロレンスという人物の星の生まれ(苦笑)

再びマルクの元を訪ねたロレンス。
そんな彼にロレンスは二つの頼みを聞かせる。
一つ目は「明日には麦の値段が上がる」という噂。
二つ目は「銀貨500枚分の黄鉄鉱」を手に入れて欲しいこと。
噂を流せばロレンスのような行商人は小遣い程度の黄鉄鉱を手放し、
そもそもの麦という商品を売るために走るための布石を作りたいという狙い。
そして二つ目の500枚分の黄鉄鉱をロレンスが手に入れれば、
暴落した黄鉄鉱は値段が下がり、アマーティは狙い通りの稼ぎが出来なくなるという寸法。
しかし、マルクはロレンスのような町から町へ売りに行く行商人ではなく、
この町を根城にした町商人なため、一つ目の願いを聞き入れても、
二つ目の大金を叩いての頼みは頼みは聞けないという。
彼曰く、本来の麦を売り買いするのではなく大金を稼ぎたいためのギャンブルになり、
町という一くくりの中だと麦商人という看板に傷が付くのだという。
ホロには拒絶され、馴染みのマルクにも見放される踏んだり蹴ったりなロレンス(笑)
しかし顔馴染みなマルクはただ頼みを断るのではなく、一つ助言を授けることに。
「錬金術師達なら町の商人たちから敬遠されているため手付かずの黄鉄鉱を持っている」
2話目でホロの故郷の事を教えてくれたディアナならば、
町で出回っている商人たちから敬遠されているので、
一度面会しているロレンスならばチャンスはある、とマルクは言う。
町商人としては手は貸せないが、馴染みであるため噂と助言ぐらいならしてやるとマルク。
なんというか、町に住まう彼の厳しさとロレンスに対する甘さを垣間見た瞬間でしたw
ちなみに、

「分かり易くて可愛いやつだ。そんな顔を見せるんじゃそりゃ姫様も大胆な事をしたくなるさ」
必死になってアマーティに勝つために動くロレンスを見て、
マルクはホロが仕掛けたあの手紙から色々と解っているようですが、
鈍感で天然なロレンスはまるで解っていない様子(苦笑)
流石は三枚目なロレンスということなんでしょうねw
というところで次回予告。
次回 狼と香辛料Ⅱ第五幕「狼と希望と絶望」

■ストーリー紹介【TVアニメ情報】 | 狼と香辛料II Official web site
次回のタイトルは「狼と希望と絶望」
ディアナというアマーティに勝つための手札を得たロレンス。
しかしそれは誰にとっての"希望"で"絶望"なのか。
アマーティ君の不敵な笑みは一体どういう意味合いなのか。
ロレンスは果たして無事チャンスをモノに出来るのか……。
ではまた次回に。
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