(アニメレビュー) 狼と香辛料Ⅱ第三幕「狼と埋まらない溝」
(アニメレビュー) 狼と香辛料Ⅱ第三幕「狼と埋まらない溝」
■狼と香辛料II Official web site
■狼と香辛料 - Wikipedia
勘違いな年頃少年アマーティ君の大暴走...な回(笑)
前話の時点でアマーティのような人間は思い込みが激しいと題してしましたが、
まさかここまでお節介、もとい恋盲目な少年だとは思いもしませんでしたよw
前半は主に彼の奮闘記みたいまものですが、
後半は前話にて判明したホロの故郷話が再度持ち上がります。
どちらの話も無視できないほど大きな事柄ですが…はてさてどうなるか。
詳しくは続きをどぞ。
▼「狼と香辛料Ⅱ」のレビューは以下より

「私は遍歴の修道女の細い肩にかかる借金を弁済し、その身を自由に出来た暁には、
ローエン商業組合よ天より見守って下さる聖人ランバルドスに誓って、
遍歴の修道女ホロに誠実な愛を申し込みます!」
お節介もとい恋に盲目になってしまったアマーティ君。
前回の最後に必死になって走っていたロレンスはこの立会いに行かねばならないため、
あんなにも形相な立ち振る舞いになっていたのでしょうねw
しかもそれが、かのアマーティ君というから縁というのは深いものです。
勝負はトロニー銀貨を1000枚明日にまで用意したらアマーティの勝ち。
用意できなかったらこの話は無効になる。と言った形となり契約成立。
「借金を返済したぐらいで私の連れは…靡きませんからっ」
最後に自身の表れを示すかのように立会いにいた観衆にそういうロレンス。
なんというか自信過剰とも取れるけど、ホロ自身にこのセリフを聞かせてみたいものですねw

アマーティの結婚勝負を受けたロレンス。
色々と情報収集をする一方、ホロと念願?のお祭に参加するなど余裕の漢(笑)
そんな時、アマーティが1000枚もの銀貨を"とある儲け話"で用意すると聞く。
それは前話でクズにしかならない石を、さもご利益がある謳っていた占い師が
扱っていた"幸せを呼ぶなんたらかんたらストーン"(笑)。
しかしそれが今では爆発的な話題を呼び、
おまけに法外な値段で取引されているらしく、
アマーティはその儲け話に便乗して1000枚もの銀貨を用意するらしいのだという。
ロレンスはその話が祭でホロと楽しんでいた時に市場で展開されていたと聞き、
かなり落胆したものの、商人仲間のマルク余裕を見せながらもその儲け話に自分も便乗してしまおうと画策する。
そんな時、

「どうしよう……わっちの帰る場所はもう…ありんせん」
前話でヨイツの伝説を年代記作家のディアナからの手紙を読んでしまったホロ。
そこにはヨイチはもうないらしいと書いてあった。
ロレンスそれについて"謝った伝説にも成り得る"と言うものの、
ホロはヨイチがもう無いこと。そして自分は「ひとりになってしまった」という
強迫観念から自暴自棄になってしまう。
「ぬし、ヨイツのことを前から知っておったな!?」
「ぬしは哀れでか弱い子羊が好きじゃからな」
「無くなった故郷に帰りたいと願ったわっちはどうじゃった?哀れで可愛いかったじゃろ!」
「ぬしよ…わっちを抱いてくりゃれ!?子が出来れば二人じゃ、もう一人じゃない」
願った故郷。帰りたかったヨイツ。しかし、もうヨイツは無く、
帰りたかった所も、帰りを待ちわびる仲間もいない。
そう思ったホロはロレンスを罵倒し、最後には自分を抱いてくれと懇願する。
しかし、そんなホロの激情に触れても、ロレンスはホロを優しく抱くだけで、
何も言葉もかけず、結局はホロに拒絶されてしまう。
途方に暮れるロレンス。
アマーティとの勝負とホロとの深く埋まらない溝。
果たしてロレンスはどう対処していくのか…。
というところで今話終了。
んー、漸くタイトルらしい展開になってきましたね。
一話でふとした亀裂。
二話で嵐の前の静寂。
そして今話の三話で埋まらない溝。
一話と二話ではそれほど険悪なことにはなりませんでしたが、
今話では前半のニヤニヤ展開も吹っ飛ぶほどの激情ホロにオロオロロレンス(苦笑)
あんなに言われた時にもうちょっと言葉選んで言ってやれよ!...と言いたい所ですが、
たぶんロレンスはただの口下手とか素直な気持ちを出せないとかそんなんじゃなくて、
ヨイツの事に対してもホロの事に対しても本当に慎重になっているのは確か。
ホロが一人になってしまったと泣いていた時に
「俺がいるじゃないか」というセリフが何より物語ってますし。
まぁ一見ただのヘタレじゃないのか?と疑問に思ってしまいますが、
それはかわいそうなので置いときましょうw
次回は今話を乗り越えて奮闘するっぽいので色々と期待。
次回 狼と香辛料Ⅱ第四幕「狼と浅知恵の末路」

■ストーリー紹介【TVアニメ情報】 | 狼と香辛料II Official web site
次回のタイトルは「狼と浅知恵の末路」。
誰に対しての浅知恵なのかは…まぁどちらに対しても適応できそうw
アマーティの商人としての浅知恵。
ロレンスのホロに対しての浅知恵。
ロレンスが果たしてどんな奮闘を見せてホロを取り戻すのか…。
ではまた次回に。
[関連記事]
(アニメレビュー) 狼と香辛料Ⅱ第二幕「狼と嵐の前の静寂」
(アニメレビュー) 狼と香辛料Ⅱ第一幕「狼とふとした亀裂」
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■狼と香辛料 - Wikipedia
狼と香辛料Ⅱ第三幕「狼と埋まらない溝」
~あらすじ~
ロレンスへの莫大な借金に縛られている…とアマーティに伝えたホロ。ロレンスとの関係を語る上の方便だったのだが、それを信じ込んだアマーティはホロを救うべくロレンスに挑戦じみた契約を申し込む。その内容は、借金を肩代わりした暁にはホロとの婚姻をロレンスが承認するというものだった。自信に満ちた表情でその契約を受け入れたロレンスだが、アマーティには勝算があるらしい事を耳にする!
勘違いな年頃少年アマーティ君の大暴走...な回(笑)
前話の時点でアマーティのような人間は思い込みが激しいと題してしましたが、
まさかここまでお節介、もとい恋盲目な少年だとは思いもしませんでしたよw
前半は主に彼の奮闘記みたいまものですが、
後半は前話にて判明したホロの故郷話が再度持ち上がります。
どちらの話も無視できないほど大きな事柄ですが…はてさてどうなるか。
詳しくは続きをどぞ。
▼「狼と香辛料Ⅱ」のレビューは以下より

「私は遍歴の修道女の細い肩にかかる借金を弁済し、その身を自由に出来た暁には、
ローエン商業組合よ天より見守って下さる聖人ランバルドスに誓って、
遍歴の修道女ホロに誠実な愛を申し込みます!」
お節介もとい恋に盲目になってしまったアマーティ君。
前回の最後に必死になって走っていたロレンスはこの立会いに行かねばならないため、
あんなにも形相な立ち振る舞いになっていたのでしょうねw
しかもそれが、かのアマーティ君というから縁というのは深いものです。
勝負はトロニー銀貨を1000枚明日にまで用意したらアマーティの勝ち。
用意できなかったらこの話は無効になる。と言った形となり契約成立。
「借金を返済したぐらいで私の連れは…靡きませんからっ」
最後に自身の表れを示すかのように立会いにいた観衆にそういうロレンス。
なんというか自信過剰とも取れるけど、ホロ自身にこのセリフを聞かせてみたいものですねw

アマーティの結婚勝負を受けたロレンス。
色々と情報収集をする一方、ホロと念願?のお祭に参加するなど余裕の漢(笑)
そんな時、アマーティが1000枚もの銀貨を"とある儲け話"で用意すると聞く。
それは前話でクズにしかならない石を、さもご利益がある謳っていた占い師が
扱っていた"幸せを呼ぶなんたらかんたらストーン"(笑)。
しかしそれが今では爆発的な話題を呼び、
おまけに法外な値段で取引されているらしく、
アマーティはその儲け話に便乗して1000枚もの銀貨を用意するらしいのだという。
ロレンスはその話が祭でホロと楽しんでいた時に市場で展開されていたと聞き、
かなり落胆したものの、商人仲間のマルク余裕を見せながらもその儲け話に自分も便乗してしまおうと画策する。
そんな時、

「どうしよう……わっちの帰る場所はもう…ありんせん」
前話でヨイツの伝説を年代記作家のディアナからの手紙を読んでしまったホロ。
そこにはヨイチはもうないらしいと書いてあった。
ロレンスそれについて"謝った伝説にも成り得る"と言うものの、
ホロはヨイチがもう無いこと。そして自分は「ひとりになってしまった」という
強迫観念から自暴自棄になってしまう。
「ぬし、ヨイツのことを前から知っておったな!?」
「ぬしは哀れでか弱い子羊が好きじゃからな」
「無くなった故郷に帰りたいと願ったわっちはどうじゃった?哀れで可愛いかったじゃろ!」
「ぬしよ…わっちを抱いてくりゃれ!?子が出来れば二人じゃ、もう一人じゃない」
願った故郷。帰りたかったヨイツ。しかし、もうヨイツは無く、
帰りたかった所も、帰りを待ちわびる仲間もいない。
そう思ったホロはロレンスを罵倒し、最後には自分を抱いてくれと懇願する。
しかし、そんなホロの激情に触れても、ロレンスはホロを優しく抱くだけで、
何も言葉もかけず、結局はホロに拒絶されてしまう。
途方に暮れるロレンス。
アマーティとの勝負とホロとの深く埋まらない溝。
果たしてロレンスはどう対処していくのか…。
というところで今話終了。
んー、漸くタイトルらしい展開になってきましたね。
一話でふとした亀裂。
二話で嵐の前の静寂。
そして今話の三話で埋まらない溝。
一話と二話ではそれほど険悪なことにはなりませんでしたが、
今話では前半のニヤニヤ展開も吹っ飛ぶほどの激情ホロにオロオロロレンス(苦笑)
あんなに言われた時にもうちょっと言葉選んで言ってやれよ!...と言いたい所ですが、
たぶんロレンスはただの口下手とか素直な気持ちを出せないとかそんなんじゃなくて、
ヨイツの事に対してもホロの事に対しても本当に慎重になっているのは確か。
ホロが一人になってしまったと泣いていた時に
「俺がいるじゃないか」というセリフが何より物語ってますし。
まぁ一見ただのヘタレじゃないのか?と疑問に思ってしまいますが、
それはかわいそうなので置いときましょうw
次回は今話を乗り越えて奮闘するっぽいので色々と期待。
次回 狼と香辛料Ⅱ第四幕「狼と浅知恵の末路」

■ストーリー紹介【TVアニメ情報】 | 狼と香辛料II Official web site
次回のタイトルは「狼と浅知恵の末路」。
誰に対しての浅知恵なのかは…まぁどちらに対しても適応できそうw
アマーティの商人としての浅知恵。
ロレンスのホロに対しての浅知恵。
ロレンスが果たしてどんな奮闘を見せてホロを取り戻すのか…。
ではまた次回に。
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