月を見上げる丘

独断と偏見による私的廃屋。只今微復活中。

(漫画レビュー) 第三回:「こえでおしごと!(2巻)」

こえでおしごと!(2) (ガムコミックスプラス)
紺野 あずれ

こえでおしごと!(2) (ガムコミックスプラス)
ワニブックス 2009-06-24
カテゴリーランキング: 177位 ─ 本 > 漫画・アニメ・BL
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内容紹介
現役女子高生なのに姉の手伝いでエロゲー声優をすることになった柑奈。とりあえず1回目のお仕事も終わって一息のそんなある日、クラスメイトの男子に声優で出ていることがバレてしまう! そして畳み掛けるように次の仕事、凌辱ゲームのサブヒロインの役がまわってきた。男の生理現象に鋭くツッこみまくる何も知らない純粋無垢な柑奈に現場もたじたじ!! 女子高生の羞恥姿を愉しめる(?)話題沸騰のコミック第2巻、いよいよ登場!



こえでおしごと!(2巻)」が発売されてほぼ一ヶ月近くが経ってしまいましたが、今日は待ちに待った2巻目をレビューしちゃいたいと思います。

ん?しちゃいたいと思うってどっかで書いたなぁと思ったら1巻目の時も同じように書いてたw レビューを書く人間が同じということもあるんだろうけど同じ作品だから雰囲気も同じになるのかね。


まぁそれはどうでもいいとして。


今巻は前巻で声優の仕事をし始めた主人公「柑奈」が、声優業というものをまた一歩進んでいく展開に。前回も嬉し恥ずかしの○伏字を使いまくっての展開でしたが、今回はその一歩先の展開が待っていました。



...と、本編に行く前に目次の前のカラーページでそれが暴露されていたからもう大変(主に私がw)。何が大変かというと、



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収録現場に男子高校生っ!?



前巻である1巻にも幼馴染のお兄ちゃんや仕事場の男の人のスタッフの目の前で「柑奈」の特技であり天性でもある”想像だけでイケる子”というのを全面に出していましたが、今回は「柑奈」と同じ高校生と一緒に収録する場面が出てきます。



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「実家がエロゲ会社ってショックじゃなかった?」
「そりゃショックだった」
「エロゲーの売り上げで育ったんだと思うと複雑な気分になったね」



彼の名前は「海津元樹」。「柑奈」の姉がエロゲー会社をやっているのと同じように、「海津」もまた親がエロゲー会社の社長であったのです。なんという出来レース。もとい夢のシチュエーション(苦笑)

もし自分がエロゲー会社に勤める親を持っていたらこんな風に思うんでしょうね。玩具もお菓子もエロゲーから出来ていると思うと…w



そうして彼、「梅津」という新しいキャラを立てた今巻。お相手が同じ学校でクラスメイトで男子高校生となれば、やはり読者が期待しているようにお約束な展開が待っていました。



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ひょんなことから「柑奈」と一緒に仕事をやることになった「海津」。しかし彼は真面目一辺倒な人間で、「柑奈」との練習では多少頬を赤らめることはするものの、自分の仕事として声優というものを認識しているため「声の収録では興奮しない」と断言。


そしてこれまたひょんなことからそれなら「海津」を興奮させるため、「柑奈」と先輩声優の「文花」で声優としての演技で興奮させよう対決が展開w


しかし「文花」の演技では殆ど効果なし。目の前で演技したのに興奮しない「梅津」を前に、自分の仕事に誇りを持ってやっているからか悔しがる「文花」(苦笑)

そしてお次は「柑奈」の番。男性声優で下ネタ大好きな「酒波」に助言をしてもらいそれを試したところ一発逆転クリティカルヒット(苦笑) 見事クラスメイト効果により「梅津」を興奮させた「柑奈」の大勝利でございましたとさ。ちゃんちゃん。


ちなみにこの演技対決により「海津」に興奮してもらって嬉しがる「柑奈」の姿がクリティカルヒットだったのは言うまでも(ry



そうそう、前巻で”想像だけでイけた”という属性持ちを披露した「柑奈」ですが、姉の「弥生」によると「柑奈」のアレは『トランス状態で為せる体質』なんだとか。



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親密度好感度?」
「そう。元樹に対する柑奈の親密度と好感度が足りてないんだ」



前巻では幼馴染であるお兄ちゃんに対して行ったので親密度及び好感度の両方が数値MAXな彼相手にはすぐにトランス状態に入れたんだとか。

この事に「海津」も突っ込んでいましたがまさにどこのギャルゲかと(苦笑



普段の演技はまぁまぁだとしても、やはりエロゲありきのエロシーンではイマイチな「柑奈」。『想像だけでイける柑奈は声優として天才』と判断する「弥生」はトランス状態でなんとか収録させるべく色々と考え思いついたのが...



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「抱きしめられるのって……こんなに……」
「…あれ?……甘い…… これは…練乳の味……」



「柑奈」を強く抱きしめることで親密度をアップさせた上でトランス状態へと移らせ、シーンでは指に練乳をかけての収録をさせることで、前巻と同じく”想像だけでイける”ことができた「柑奈」。


なんというか、毎度ながらエロゲーをやっている側からの視点を上手く表現してるのが上手いなぁと思う。若干捉えすぎというか囚われすぎという観点もあるにはあるんですが、まぁ許容範囲でしょう。こんなシチュエーションを少しでも考えたことがある人間にはツボになるでしょうしw


ちなみに最後ではあんな演技をしてしまったため同じクラスメイトとして顔を合わせ辛かった「柑奈」に対し、「梅津」が優しくフォロー+抱擁してくれたおかげでハッピーエンド直行ルート(なのか?w)に行き着きました。果たして3巻目では好感度&親密度がもう高まっていて常にトランス状態へと成るのか否か!...というところで終わり。





今巻は「海津」など新しいキャラを立てたのでどんな展開を打ち出すのか心配でしたが、同じ学校+クラスメイトという立場を上手く使ってまとめたのが良かったですかね。漫画的展開なので同じ職場で同じ仕事をするというシチュエーションは「ぶっちゃけありえないだろ常識的に(ry」と思ってしまいますが、やはりそこは漫画の世界。いくらでも思うがままやってくれたほうがこっちとしても楽しめる。

ただ前巻からの時点でそうですが声優業というものがリアルでもお目にかかれない仕事なので想像し難い。作者のあとがきでも書いてありましたが本人も全く足を運んだことがないぐらい手が届かない仕事なんだとか。まぁ実際問題は、コンビニにちょっと買い物にと言える程度の仕事場や作業所だったら大変でしょうけどねw

女子高生+声優というフレーズだけでかなり食指が動く人も多いかと思いますが、この作品はそれを上手く扱っているからこそここまで出てきたって事でしょうね。次巻も2巻同様”想像することで現場に溶け込める”という「柑奈」の仕事っぷりと同じような展開に期待したいです。



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