月を見上げる丘

独断と偏見による私的廃屋。只今微復活中。

(漫画レビュー) 第二回:「こえでおしごと!(1巻)」

こえでおしごと!(1) (ガムコミックスプラス)
こえでおしごと!(1) (ガムコミックスプラス)紺野 あずれ

ワニブックス 2008-12-23
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内容紹介
ある日、16歳の誕生日を迎えたフツーの女子高生・柑奈。次の日、姉・弥生の会社に呼ばれた柑奈は姉の会社がエロゲー製作販売を行っていることに驚く。さらに、弥生の命令でエロゲーの声優をやることに! 彼氏どころか、エッチ用語の意味もまったくしらない素人娘・柑奈は、エロゲー声優に挑戦することになるのだが…!? 紺野あずれが描く、新感覚女子高生声優物語、スタート!!!



こえでおしごと!(2巻)」が先日の24日に発売され1巻以上にもにゅもにゅしたということで、今回はその前巻である1巻目をレビューしちゃいたいと思います!


まずは基点となる主人公の『青柳柑奈』から。


主人公『青柳柑奈』は高校1年生の16才。作者さんの「紺野 あずれ」さんが考えた彼女の設定によると、

純情で性知識に疎い子じゃないと話にならない


ということでその設定になったとのこと。実は陸上部で体育会系という設定もあるのですがコレをあとでピリリと効かすとは思いもしませんでした(苦笑)
また「エロゲ声優の才能とは?」という自問自答をして考え付いたのが、

「非現実でバカバカしい設定→それなら”想像だけでイケる子”」


という漫画の世界だからこその設定を思いついたためこの子(柑奈)の運命が決まったとかw


という純情主人公を紹介したところで本編に。


これを読む前の予備知識として知っていた「高校生でエロゲ声優」というフレーズを聞いたときどんな経緯でなのかなぁと思っていたら、作品内であたかも見ている読者に体験させるかのように主人公である『青柳柑奈』が声優への道を歩んでいくので、読んでいるこちらもそれに同調して「どんな仕事なのか」「どんな現場なのか」を知ることができる物語となっていました。なので声優という仕事はどんなものがあるのか、という疑問を解消しつつ物語を追っていくことができるというわけです。


ちなみに作風がエロゲ声優の漫画ということで初っ端からエロイです(苦笑) まぁエロイといっても主人公の柑奈が云々ということはないのですが、いきなりのもにゅもにゅシーンには主人公の柑奈同様吃驚たまげたのはきっと私だけではないでしょうねw

実は主人公の柑奈の姉である「青柳弥生」は柑奈も知らなかったエロゲの仕事に携わっているということもあり、ひょんなことから弥生に頼まれ(ある意味では脅迫され)柑奈はエロゲの声優への道を進んでいくということになるのですが、柑奈の性格上ということもあるのでしょうがホイホイ請け負うのがどうにもしっくりこない(まぁ物語の背景として色々あるんですがここでは除外)。ただ冒頭辺りで書いたように「性知識に関しては純情」という設定を上手く扱っているので度胸があるなぁと思いつつ純情っぷりたっぷり感があったのはかなり好感触でしたねw


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「ぎゃわわわーーー!! な なにこれぇ!?」
姉の仕事内容の台本(エロイセリフあり)を見て絶叫する柑奈(笑)


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「そんな……触ってもいないのに声だけで……」
スタジオで行われた声の収録を目の前にした柑奈の反応
エロゲ声優の演技を目の前にして想像だけでイっちゃってます(苦笑)


このように柑奈は性知識基礎能力が乏しいところから始まったために当初は伏字たっぷりの単語や文章を言うのに手間取っていたですが、姉の弥生と共に声優の仕事に携わり綺麗なお姉さん声優幼馴染のお兄さんと一緒に仕事をしていき徐々に純情な女の子からちょっとお増せな女の子に変わっていくわけです。


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「それにしてもくぎづけですね」
勉強のためと見せられたAVに見入っちゃう柑奈(笑)
我に返ったあと「あ」という反応がありきたりですが個人的にGJでしたw


この後、実物のエロゲ(泣きゲーや欝ゲー)で勉強したり実際に自分の声を収録したりして段々と声優としての柑奈像が出来ていくわけですが、今巻で1番の見所は終盤辺りにあるトリップしながらの収録のシーンかと思いますw


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「ヘンな気持ちに…なっちゃうから…」
エロシーンがぎこちないということで走りこみをしたあとでの収録シーン
ちなみに差し出されている指は幼馴染でエロゲシナリオを書いている「日置長俊


ご覧の通り最初の頃のエロイ台本を読んだだけで絶叫している彼女とは打って変わってエロイ子に大変身しております(笑) 日常的な会話は全く問題無かったのですがやはりエロシーンになると途端にダメダメになったため、姉の弥生の機転で走りこみをしてから収録をすることにより声の質(声に艶)が格段に上昇。おまけに幼馴染のお兄ちゃん小さい頃の結婚の約束(彼女のほうから一方的な)演じているのがエロシーンという相乗効果により色んな意味でトリップしてしまったということです。

よく俳優なり声優なり演じているキャラクターに入り込むというのがあるらしいですが、まさにこの柑奈の状態はそれ。まぁ彼女の場合は完全に演技にのめり込んで演技ではなくマジでやっているところが凄いといえば凄いんですが(苦笑)


1巻はそんな柑奈の声を収録したエロゲが出来上がりそれが発売されているところで終了となるのですがこの時「自分が演じた作品が売れている」という現実にウキウキ気分であった柑奈が可愛くて仕方ありませんでしたw


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「嬉しい。よーしこれからもがんばろう…!」
自分が担当し作られたエロゲが売れてただただ喜ぶ柑奈
でも実は自分のエロ声を沢山の人に聞かれることに気付いていない柑奈(苦笑)


2巻目はまだ読んでないんですがどうやら1巻以上にもにゅもにゅしているということらしいので、柑奈がどんな演技をするのか、どんな成長ぶりを見せるのか、そしてどんな作品に携わっていくのかに期待しておきたいと思います。


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kanren_002.gif(漫画レビュー) 第一回:「放課後プレイ」


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1 Comments

hira  

可愛い絵柄で、やってることはスゴイ。
紺野あずれさんの作品なら買おう。

2009/06/26 (Fri) 07:36 | EDIT | REPLY |   

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