(アニメレビュー) けいおん! 最終回「軽音!」
けいおん! 最終回「軽音!」
ピンチを乗り越えた軽音部。
だが、学園祭を直前にして唯が風邪をひいてしまう。
心配する軽音部のメンバー。憂も懸命に看病するが、なかなか熱が下がらない。
学園祭まであと5日…。
感動の最終回!!
…というよりも、
いつもと同じふわっふわしたけいおん部!でしたよっ!!
な最終回でございましたw
学園祭を目の前にしてテンション高いメンバーで意気込もうとしますが、前回律に風邪をうつされた唯が学祭を目前にしてダウン。どうなる学園祭!?唯たち軽音部の2度目のライブ。そして梓の初となる講堂ライブはどうなるのかっ!?
それではいつもの如く長文詳細レビューを続きからどぞー。
▼けいおん!レビューは以下より




唯「ムギちゃんってまゆげ太いよね」
紬「えぇ。――実はこれ、たくあんなのっ」
唯「おぉっ!」
ムギお手製(笑)たくあんをご飯に乗せて食べる唯…、すると、
唯「――パクっ、もぐもぐポリポリ…っ!!!!」
唯「うまいっ!!!」(効果音:テッレッテレー)
アバンタイトルでやってくれましたムギたくあんwww
おまけにたくあん食べた唯は某昭和お菓子の『ねる○るねるね』にソックリ(苦笑
■YouTube - ねるねるねるね CM
今時の平成ッ子は知らないだろうなぁコレ(苦笑)テーレッテレーっ
とまぁそんな壊れアバンタイトルでしたが、実は…


前回律にうつされた風邪により寝込んでいたための幻視もとい夢でございましたw 顔を真っ赤にして熱もまだ下がらない唯。そんな姉を献身的に看護する憂。「学校には連絡しておくから」ということで寝かしつけて学校へと行こうとしますが、やはりお姉ちゃんッ子な憂は心配でしょうがない様子(苦笑) 果てさてどうなることやら…。
っというところでOPに。
梓「まだ熱下がらないんだぁ…」
憂「私が代わってあげられたらいいのにっ」

学園祭まであと4日と迫ったそんなある日。未だに熱が下がらない姉を心配する憂と、軽音部所属下級生である梓も唯のこと、そして間近に控えた学祭のことを心配していた。
憂「私に風邪をうつしちゃえば…」
梓「どうやって?」
憂「それは…口移しとかっ」
梓「(大胆な子っ)」
憂の「お姉ちゃんの代わりに…」とぽつりと梓に語っていたとき、突然教室のドアをバタンっと開けながら上級生であり軽音部部長である律と付き添いの澪が登場。

唯の風邪を心配してきた二人。ちなみに律の頭のたんこぶは教室に来たときの大げさな驚かせ方をしたため澪に殴られたためだったりしますw
そんな風邪で寝込んでいる唯の風邪は何が原因なのかと考えるメンバー。時期的に考えても律の風邪がうつったのが妥当…かと思いましたが実は――、






唯が熱を出して寝込んだ数日前。学祭に向けていつものようにさわちゃん先生が大量の衣装を用意したということでモデルを紬にして着せ替え祭りが勃発(笑) 澪も目がちょろんとイっちゃうほど楽しくなってきてしまうメンバー。
そんな中、軽い浴衣があったということで動きやすさからみてもちょうどいいものを着てみた唯と梓。澪たちもそれならばと納得していてあとは学祭で着るだけ…。と思っていたようですが浴衣を着ていた唯はその日からずっと家でも浴衣で過ごしていたらしくそのせいで風邪を引いてしまった…とのことw
「唯は風邪で学祭に出られない」
そんな風に思い始めたメンバー。そんなためか澪は、唯と同じギター担当の梓にリードの練習と担当という形で任せることに。そんな澪の提案に梓は嫌がったものの「あくまで唯が出られなかった場合に備えて」という言葉でなんとか承諾したのだった…。
そんな日の放課後。


憂が自宅に帰ってみるとそこには鼻にティッシュを詰めギターを抱きながら寝ている唯(笑) こっちとしてはそんな唯の姿に苦笑するしかないのですが、お姉ちゃんッ子の憂は心配で胸が張り裂けそうな思いを抱いてしまいます。
そんな日の翌日。

唯抜きで学祭に向けての練習をするメンバーたち。梓をリードギターに添えての練習はなんとかなっていたもののやはり皆どこか覇気が無い。しかし練習あるのみなメンバーはもう一度練習しようということで続けようとした……そんな時っ!


唯「やっほー」
梓「先輩っ!」
澪「風邪治ったのかっ!?」
唯「ぁー、風邪か。げほげほっ」
梓「わざとらしい…」
部室に颯爽と現れたのは風邪で寝込んでいたはずの唯っ。澪たちに心配され治ったのかと聞かれるとわざとらしい咳をしたものの「学校が終わった頃には治った」と唯。ならもう心配いらないなということで念願の全員揃っての練習をしてみた……のですがっ!!


ジャジャ、ジャジャ、ジャーンっ――♪
唯「――ジャーンっと」
律澪紬「……あれ?」
全員演奏をしてみるとなぜか疑問に思う律たち。
いつもとは違う、でも今まで以上に何かを感じたメンバーはもう一度合わせてみることに。
すると…
ジャジャ、ジャジャ、ジャーンっ――♪


『……』
澪「――唯…」
唯「はい」
澪「完璧に合いすぎるっ。今までこんな感触なかったのに!」
律「唯のリズムキープが正確すぎるんだっ。何があった!?」
2度目の演奏を経て確信。それは今までにないほどの唯のギター演奏っぷりに澪や律が驚くほどシンクロしていたことだった!
そんな驚くべき成長を遂げた唯に尋問する二人。しかし同じギター仲間として、そして以前から真面目に練習をしたいと願っていた梓は「気持ちよかったです!」と絶賛。澪たちもそんな梓の言葉に納得し事なきを得た唯。
唯「そうそう”梓ちゃん”の言うとおりだよぉ」
梓「――ぇ?」
紬「そ、そうよねっ」
律「なんか混乱しちゃってたよっ」
唯「”律さん”も”紬さん”も心配しすぎだよぉ」

ドォーーーンっ
律「――律さん?」 紬「――紬さん?」
唯「ぁっ!」
なぜか梓のことを”ちゃん”付け。律たちには”さん”付けをする唯(?)。何かがおかしい、そう思っていたメンバーの思いを代弁するかのごとく部室に声が響いた、それは…
「いいかげんいいんじゃない?――憂ちゃん(キランっ)」


律「いたのかよっ!…っていうか…」
『憂ちゃんっ!?』
唯(?)「な、なななんのことやらっ」
梓「じゃあ私のあだ名言ってみてくださいっ」
唯(?)「ああああずさ2号っ」
梓「わっ偽者だ!」
いつのまにやら部室に居たさわちゃんの発言(ちなみになぜ分かったのかは”唯のおっぱいの大きさとは違うから”だそうでw)。そして梓のあだ名(あずにゃん)を付けた唯ならば分かる名前を訊いても間違える唯(?)。
その実態とは…もうお気づきですよね?(苦笑)


唯に化けていたのはお姉ちゃんッ子であり妹である憂。熱で寝込んでいた唯を見てたら居ても経っても居られなくなって来たとのこと。ちなみにギターを弾けたのは以前ちょっとだけ練習したことがあっただけだとという憂w。姉妹で天然天才という片鱗を見せた憂でありました(苦笑
そんな「実は唯に化けていた憂でしたよ」話をしていた時「ガチャっ」と部室のドアが開いたと思ったらそこには…


唯「やっほ~…」
梓「先輩っ!」
律「唯っ!?激しくデジャヴュ!」
そこに現れたのは憂が誤魔化そうとしていた張本人である唯。本人曰く起きたら元気になった…とのことですが、ティッシュ箱を持参し尚且つくしゃみと鼻水という武器を標準装備な唯(苦笑)。元気な姿をなんとか見せていたもののやはり治っていないらしく、すぐさまバタンキューしてしまう。


唯「ごめんねぇ、あずにゃん。ギターは任せたよぉ」
梓「――嫌です…。みんなで出ないなら辞退したほうがマシですっ!」
自分が治りきっていないということで同じギター担当の梓に任せようと唯は言うものの、念願の学祭ライブでは「みんなで演奏する」ということを願っていた梓。そんな梓の言葉に呼応するかのように澪も口を開く。
澪「――唯。本番まで軽音部に来るな。本番までゆっくり休んで風邪を完璧に治すこと。
そしてみんなで本番を迎えること。それまで絶対諦めるな。いいな?」


だから今出来ることを精一杯やろう、そう笑顔で言う澪。唯がいないならばと言っていた梓も、風邪で迷惑かけて落ち込んでいた唯も、そんな澪の言葉でようやく笑顔に。

そうして部活が終わり自宅へと戻った唯。
「今はいっぱい寝て、絶対…間に合わせる!」
そう心に誓うのだった――。
…ということろでAパート終了。

憂の完璧な変装から澪の励ましまでこれぞ青春!な感じを受けたのは私だけでしょうかね?w 部活に汗を流し青春を謳歌する、女の子でも男の子でもその辺りは変わらないようですねっ。もちろん見ている側としては暑苦しい高校男児よりもこっちのほうが目の保養になりますけど(苦笑)
そんな目の保養かどうかは兎も角として風邪っぴきな唯の決心はどうなるか。去年には唯の練習のしすぎでガラガラ声になったりと何かとハプニングがある軽音部。学祭数日前となり果たして無事に講堂ライブができるのか!?
そして気になる最終回ライブはどんな具合なのかっ!?
気になる後半最終軽音部ライブ、そのまま続きをどぞーっ。

そして、あのみんなで学祭へと誓ったあの日から数日後…。唯たちにとって2度目の、そして梓にとって初めての、待ちに待った桜高祭の日がやってきた。


紬「唯ちゃん…来ないね…」
梓「携帯はっ?」
紬「絶対間に合わせるってメールはきたけど…」
律「おさらいしとくか?唯抜きの演奏も」
梓「やですっ。このまま唯先輩抜きの演奏なんて嫌ですっ!」
待ちに待った桜高祭。しかしあの日から風邪を治すと誓った唯からは連絡がなく、ライブ開始30分前になっても唯は現れずじまい。唯無しの演奏を、と律が仄めかすもいつぞやと同様に揃ってないと嫌だと声を荒げる梓。
そんな時、

和「全員揃ってるわね」
そこに現れたのは唯の幼馴染な和。生徒会としての連絡係として時間になったら講堂に出てと伝えに来たのだった。しかしそんな和が呟いたのは唯のいない状況にも関わらず”出演者全員準備完了”という言葉。
それは唯という幼馴染として、昔からの友人である和の確信した言葉だった――。
和「昔ね…――」


バケツいっぱいにザリガニを捕獲したと思ったらお風呂場に大量に放り込んでいた幼き日の唯(笑)
※余談ですがこの幼き日の唯の回想でのBGMには童謡の『一週間の歌』でしたw
そんな過去の話に澪は震え上がり、律は呆れ、梓は昔から変な人と呟くほどの唯という人物。しかしそれは幼馴染の和にしてみれば一見おかしなところがあるものの『夢中なことがあるとそれだけしか見えない』というのが唯だと言う。
和「きっと風邪のことなんか忘れちゃうわ」
昔から夢中になったことには一直線だった唯。そんな唯だからこそ風邪なんかにへこたれないできっと来る。そう語る和。ライブまで残り数十分にさしせまり気落ちしていたメンバーだったが、そんな和の言葉にようやく笑顔を見せ始めていた。
…とそんな時、部室のドアが開き現れたのは――っ。


さわ子「おいーすっ」
律「空気よめーっ!」
希望の星である唯…ではなく、我が物顔で現れた軽音部顧問のさわちゃん先生(笑) 律の視聴者の声を代弁するかのようなツッコミを経て何をしていたのかを訊くとさわちゃん曰く唯の風邪の原因ともなった”あの浴衣”を防寒対策用に作り直していたとのことw
…ちなみにそんなさわちゃん先生の言葉に皆は「そのやる気を他に回して欲しい」とツッコミw
しかし! そんなさわちゃんの苦労(笑)も無駄ではなく、改良を重ねた浴衣で現れたのは――

唯「失礼しまーす…」
『唯っ!?』
現れたのは正真正銘の唯。風邪が治っていたもののなぜかさわちゃんの衣装モデルとして手伝わされていた模様w メンバーはそんな唯の姿に安心するものの、やはりこんな直前になってまで連絡しなかった唯にあきれ果てていた。そんな中、


梓「最低ですっ。こんなにみんな心配したのにっ……」
目に涙を溜めながらそう呟く梓。それは学祭を1番楽しみにしており、そして1番唯のことを心配していたからであった。そんな梓のことを澪たちから聞き後ろから抱きしめる唯。
唯「あずにゃんごめんね、心配かけて。わたし精一杯やるよ、みんなと一緒に。
最高のライブにするから――」
そんな風に心配かけたことを謝り、梓が楽しみにしていたライブを”最高のライブにするから”と誓う唯。梓も風邪を治してきたこと、そして真摯に言葉を伝えてくれたことに許してあげようとする…のですがw
梓「…と、特別ですよ――っ!!??」




バチーーーンッ☆
唯「ホントに心配してくれてたの…?」
澪「たぶん…」
梓「……ふふっ」
抱きしめて役得と言わんばかりに迫ってきた唯を叩く梓。そんな萌え萌えキュン☆なイベントを経てメンバーは一気にライブに向けてテンションを上げていく!
和「それじゃ、時間よ。移動して」
『おーーっ!!』

唯「って、あれ?ギー太は?ここに置いといたよねっ?」
テンションも上がりあとはライブ会場に行くだけ! …と思いきや唯のギターが行方不明。憂が唯に変装してきたときにここに持ってきたのだったが、実は…
律「あっ、あれ憂ちゃんが持って帰ったぞ!」




唯「あーっ!忘れてたぁ~っ」
痛恨のミスで部室にギー太こと愛用のギターがあると思い込んでいた唯。しかしあの騒動のあと憂はギターを自宅へと持って帰っていたのだった。
途方にくれる唯。そんなときようやく顧問らしい行動に出たさわちゃん先生。


さわ子「しょうがないわね。持っていきなさい」
唯「さわちゃん先生……」
微笑みをうかべ愛用のギターを差し出すさわ子。涙を浮かべながら受け取る唯でしたが結局はギー太以外のギターなぞ弾ける訳ものなく速攻で断念w
――そんなハプニングたっぷりの軽音部たち。
そんな唯たち軽音部の講堂ライブがはじまろうとしていた――。


憂「わぁ~、もうこんなにいっぱいっ」
…一方唯たち軽音部の講堂ライブを見に来た憂。講堂に入って目の辺りにしたのはめいいっぱいの人、人、人。空いている席なぞもちろん無かったため、憂は入ってきたドア付近で唯たちの軽音部ライブを待ち望んでいた。
そして、講堂のアナウンスと共に幕が上がり、軽音部講堂ライブが始まろうとしていた――。
しかしそこには……
アナウンス――
『これより軽音楽部”放課後ティータイム”によるライブを開始します――』
『わぁ~~~』


2度目の軽音部ライブということで知名度も高まったからなのか幕が上がると同時に湧き上がる歓声。しかし、観客はもとより、姉とその仲間達を見に来た憂は目を見開く――。
それは、いつもの軽音部メンバーではなく、
”誰かがいない”講堂ライブとなっていたからだった――。
そしてその誰かというのは……




律の掛け声と共に演奏を始めるメンバーたち。しかしそこには唯の姿はなく、代わりに演奏していたのが…


憂「お姉…ちゃん?」
愛用のギターで演奏していたのは、なんと軽音部顧問であり伝説のギタリスト、軽音部OBでもあるさわ子先生であったっ――。
そして、その肝心の唯はと言うと…、




自宅に置き忘れていたギターを取りに行っていたのだった!!
そしてそんな急ぎ足で走る唯は、いつぞやの”あの頃”の姿を垣間見ていた――。


――そういえば、入学式の時もこの道を走った。
何かしなきゃって思いながら、何をすればいいんだろうって思いながら
このまま大人になっちゃうのかな思いながら―――


――ねぇ、わたし。あの頃のわたし…、心配しなくていいよ。
すぐ見つかるから。わたしにもできることが…夢中になれることが。


――大切な、大切な……大切な場所がっ
あの頃、高校入学したあの頃。今まで部活に入ったこともなくただのんびりと過ごしてきたあの頃。高校に入り何をしようか迷っていたあの頃。沢山ある部活の中からのその時は単純な思いつきだったけれど、大切な、大切な…大切な場所を見つけられるからと、みんなが待つ場所に走る唯はそんな風に心の中で叫んでいた――。
そして律や澪たちの演奏が終わった丁度そんな頃、愛用のギターを携えて到着した唯。


唯「さわちゃん先生、ありがとぉ」
さわ子「…じゃ、あとは頑張りなさい」
壇上へと上がり、まずは代わりに弾いてくれていたさわ子へとお礼を言う唯。そんな唯に、さわちゃん先生はクールに片手をあげ、励ましの言葉と共に壇上を去っていった…。
そうして、改めてメンバーに向き合いお礼を言う唯。しかし話すうちに遅れてきたことや風邪を引いたことが思い浮かんでか、唯は泣きながらメンバーへぽつりぽつりと言葉を紡いでいく…。
唯「みんな本当にごめんなさい。…よく考えてみたら…、いつもいつも、ご、ご迷惑をっ…。
こんなっ大事なときにっ……」


涙ながらにメンバーに言葉をかける唯。ただただ迷惑ばかりかけてごめん、と。
しかし、律や澪はそんな唯に優しく言葉をかけ、泣いている唯に笑顔で迎えたのだった。
澪「…タイぐらいちゃんと結べ」
律「みんな唯のことが大好きだよっ」
唯「うぅ~~っ」
『がんばれ~っ』『唯~~っ』
澪や律の優しい言葉に呼応してか、会場に来ていたクラスメイトたちからも掛け声が。それは律が言ったように唯のことをみんなが大好きなんだと言っているように……。
…そうしてようやく唯という軽音部正式メンバーが揃い、桜高祭講堂ライブの本当の意味での学祭ライブが、唯の会場への謝辞と共に始まろうとしていた――。

「えっと、改めまして”放課後ティータイム”です。今日は私がギターを忘れたせいで
こんなに遅れてしまいました。ギー太も忘れてごめんね」
「目標は武道館!とかいって私たちの軽音部は集まりました。」


「ギターを買うためにみんなでバイトをしたり」
「放課後は部室でお茶を飲んで沢山しゃべったり」
「ムギちゃんの別荘で合宿をしたり」
「入部してくれる1年生を探したり」


「脇目も振らずに練習してきたー、なんて言えないけど…、
でも今居るここがっ、今居るこの講堂がっ」
「わたしたちの”武道館”ですっ」


「最後におもいっきり歌いますっ。”ふわふわ時間”っ!」










ジャジャ、ジャジャ、ジャ~~~~ンっ♪
演奏が終わり、隣に居る澪や梓に笑顔を向ける唯。澪たちもそんな唯の笑顔に微笑み返し、軽音部学園祭ライブが終わろうとした…そんな時……、


紬『~~♪~~~♪~~~~~♪』
紬が伴奏を弾き始め、それに呼応するかのように律もまたドラムを叩き始めた。


そしてそんな二人に合わせて、澪や梓も同じように弾き始め――


最後には唯も加わり壇上では全員が伴奏を無我夢中で弾き始めた。会場もそんな軽音部メンバーに合わせるように手拍子で答え、学園祭講堂ライブは最高潮に盛り上がった、その時!
「っ~~~~、もういっかいっ!!」
メンバーのもう一度やりたいという気持ち、そして会場でも盛り上がるアンコールへの願い…。桜高祭軽音部の講堂ライブはそうして最後の演奏をし、軽音部メンバーと会場に居るお客はひとつとなって演奏は終了。
こうして、唯たちの軽音部2度目の桜高祭ライブ、そして唯一の下級生である梓の初となる講堂ライブが幕を開けたのだった――


唯「けいおん大好きーーーーーっ!!」
おしまい。
■最終回を終えて
いやー、終わっちゃいましたね、けいおん!。最後の最後までオリジナル展開でもってくるとは思いもしませんでしたよw 原作だと唯は同じくギター忘れるんですけど憂が持ってきてくれてあそこまでのハプニングは無いんですよね。でも原作よりもまとまっていたのでこのアニメの展開のほうが終わりとしては良かったかも。澪や律の笑顔の励ましで鳥肌立ちましたし(苦笑)
唯の泣きべそ、澪たちの励まし、ふわふわ時間演奏、アンコール…。この流れがまたいい具合に感情移入できた終わり方だったので、もしかしたら同じ4コマ京アニ作品のらき☆すたよりも良かったかもしれませんw まぁあちらはあちらで最後にOPダンスを持ってきたというのも良かったですがw
それはそうと結局最後は”ふわふわ時間”で締めでしたね。某掲示板ではOP曲が流れるんじゃないかと予想されていましたが残念ながらの結果。でもOP曲にしろこの”ふわふわ時間”にしろ流れる曲が違うだけで展開は同じでしょうから、それほど変わった感想にはならなそうですよね。ちょっと構成が変わるだけでしょうし。
さて、今話でけいおん!も最終回を迎え終わるわけですが、今話で最後…ではなく次回に『番外編』ということで1話余分に放送されるみたい。冒頭での”ムギたくわん”のようにアニメで放送されなかったネタのお披露目会になるかは分かりませんが、過度な期待はほどほどにしつつ適度なwktk感と共に来週を迎えたいと思いますw
ということで気になる次回予告。
けいおん! 番外編「冬の日!」






唯「マシュマロ豆乳鍋とかチョコカレー鍋とかどうかなっ?」
唯の発言からどうやら年末のお泊りパーティっぽいですが予告を見る限りそれだけではなさそうです。そこで気になるのは律の恥ずかしがる姿や紬のよそよそしい姿。アニメオリジナルなのか原作を改変しての展開なのかは分かりませんが、個人的には澪の手は大きいし冷たい女とされて落ち込む話や、手が冷たい=心が暖かい話に触発された紬が氷水に手を漬けるおまけ漫画の展開を希望w
もちろん唯の天然ッ子全開の姿もねっw
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