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あゆを捜し求め、力尽き倒れた祐一。そんな時、消えたはずの真琴が現れ、
導いてくれたかのように倒れた祐一へと走り寄る一人の女性が…。
今話のKanon、
Kanon22話 茜色の終曲〜finale〜
雪降る街の物語、幼き日に出会った少女との思い出…。
そんなKanonという物語の終曲、フィナーレに相応しい最後の物語に――
と、今話で終わりじゃないのか?とちょっとでも思った自分が恨めしいですが、
なんとか今話では終わっていませんでしたので一安心…かなw
今話での主としては“祐一の葛藤”とも言える回かと思います。
幼い頃に出会った少女たち、そして今を再び出会った少女たち…。
そんな彼女らの支えに、そして手助けをしたかった祐一は自分なりに努力し、
また自分が出来うる事をしてきたつもりだった。
しかし、結局自分は思い出すまで全てを忘れていて、そうしてきた祐一自身、
なんにも成しえていない自分に不甲斐なさを感じていた…。
もう一度語りますが、今回のKanonは祐一のこれまでを振り返る回、
そう思ってもいいかもしれません。
そしてKanonという奇跡の道筋を繋げるある意味序曲となる、と…。
し か し 、
だとしたらそれはかなりのインパクト、強いカタルシスを感じることのできる回、
そんな風に感じることの出来る、むしろこの回でフィナーレを迎えられるぐらい、
そんな感動を覚えられると思っていたんですが、
残念なことに、最後に繋げるための物語がまさに繋げただけ、そう思えるほど、
無理やり繋げた、または詰め込んだ回、そんな印象が最後に残りました。
ですが全く感動を覚えなかったという訳でもありませんので念のため。
全体的に言えばもの足りないかと思いますが、所々でなら身震いがくるほどの感動、
胸を締め付けられるような想い、そんな風に感じられた場面もありましたので。
では、少々前置きが長くなりましたが本筋のKanon〜finale〜をどうぞ続きから...

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祐一はその女性の顔を気を失いかけている中見つめ名前を言う…。
祐一「真琴…」
そして再び気を失う祐一…。
目が覚めるとそこは見知らぬ天井と見知らぬ部屋。
そうして見つめているとカーテンの奥には女性の姿が。
女性「起こしたかしら」
自分の事を名前で呼ぶ女性。
その声に聞き覚えも無く姿もまだ見えないので思案する祐一。
するとカーテンが開き、その先に…

温かいミルクを持ってきたその女性。自分をここに運び介抱してくれたのだという。
しかし祐一はその女性が誰なのか知らない。
一方女性は祐一の名前、従兄妹の事、そして昔のこと、
そんな祐一自身の事を知っているよう。
「今は家族と離れて一人暮らしなの。昔はご近所だったけどね」
そうして祐一は思い出す。いつしか恋していた“自分より年上のお姉さん”の事を…。

祐一「沢渡さんのところのお姉さん、真琴さんっ」
真琴「久しぶりね祐一君」
一言:
大人ver真琴来ましたよぉーーっ!!
いやはやまさかここで本物の真琴さんが来るとは露知らずw
前話で現れた“真琴”がある意味伏線だったとは(汗
あの“真琴”が大人になったらこんな感じになるのかぁ、
そんなほんわかした気持ちで見てましたw
(見知らぬ、とか書きましたがカーテン奥の時に聞いた声でなんとなくはktkrしたのは秘密w(ぇ
しかしこの作りはホント京アニ様様ですねwww
“真琴”をあの時出しただけでも身震いものなのに、
続けて本物の真琴を出すとは感服しましたよ♪
あぁ、本当に京アニ万歳っ!!
あと以後は大人真琴を真琴と記述するので混乱しませんようにw
……
一方、水瀬家。
名雪や祐一を心配した北川は水瀬家へと来たが祐一は出かけたまま帰らず、
北川は一人四苦八苦していた。
そんな中どうしたらいいか分からず北川は唯一頼れる女性、香里を呼ぶことに。
香里は事情を知らされていたのかすぐさま名雪の部屋へ。
しかし呼びかけるも名雪に拒絶されてしまう。
そんな香里は語りだす。自分と妹の栞、そして過去の自分と重なり合う名雪の事を…。
香里「栞ね、もうすぐ死ぬの」
入院している栞。そしてその命も尽き果てようとしている自分の妹。
そんな栞に対し、辛い自分をなんとか保とうと目を背けていた香里。
しかし、祐一や名雪らのおかげで自分は栞と向き合えることができた、と。
香里はそんな過去の辛さ、そんな自分の葛藤を、名雪には辿って欲しくない、
そして、その閉じ篭ることがどんなに周りの人を傷付け辛く悲しい思いにされるのか、
そんな人の思いを大切に、そして身近に居るであろう祐一を無下にしないよう伝えた…。

香里の言葉に揺らぐ名雪…
階下へと戻った香里は名雪が出てくるのは時間が掛かると判断してか、
自分は暫く名雪の傍に居ると言う。
その言葉に栞の傍に居てやら無くていいのかと驚く北川だが、香里は逆に笑顔で、
香里「栞が言ったのよ。自分は大丈夫だから水瀬さんの所に行ってあげてって」
そんな時、電話のベルが鳴り香里が出ると相手は祐一。
今はまだ動けないと言う祐一に、香里は自分と北川が居るから、と伝えた…。
……
水瀬家へと電話をした祐一。しかし未だ心苦しく沈痛な面持ちをしていた。
そんな祐一を楽にさせようと思う真琴は諭すように語りかけ、
今の祐一に重く圧し掛かる荷物を軽くしようとしていた。
しかし祐一は、そんな真琴の言葉を自らの不甲斐なさ、何も出来ない自分として、
これまでの自分自身を語る…。
祐一「誰かが苦しんでても何もしてやれない。
何の力もなくて、ただ黙ってみてるだけでっ」
名雪や舞、栞や真琴、そんな苦しむ少女達が苦しんでいても、
結局何もしてやれなかった自分。
そしてあゆのこと。約束していたこと。しかし何も覚えていなくて、
何もしてやれなかった、と。

「同じ事を繰り返してるだけだっ俺はっ」
涙ながら自分の事を話す祐一。そんな祐一の手を優しく包みながら真琴は語る。
「知ってる?北国の木はね、年輪がはっきりしてるんですって」
寒さに耐えながらも強く丈夫に育っていく。それは人も同じ。悩み、苦しみ、
そして成長していく、と。
約束していたのならそれを守ってあげてと言う真琴は、静かに笑顔で語っていた…。
翌日。真琴の部屋で夜を過ごした祐一が起きると机には書置きがあり、
そこには出かけてきます、と。

冷蔵庫のものをチンして食べて下さい
水瀬家へと電話を掛け香里に、もう少し時間が欲しい、名雪を頼む、と伝える祐一。
掛け終えた祐一は冷蔵庫のものを食べようと開けると…

まさかな――
そうして食べ終えた祐一はドアに鍵をかけ、
あゆの鞄と人形を手に約束を果たそうと出かけていった…。
一言:
鍵に鈴を付け、そして冷蔵庫には肉まんw
おもいっきり真琴そのものって感じを醸し出している大人真琴さんw
ここを見た時本物の真琴さんではなく“真琴”が具現化したのでは?
そんな風に思ったぐらいwww
まぁそこまで裏があるとは思えませんが、むしろあの“祐一の傍に居た真琴”が、
本物の真琴をトレースしていたからこそ、の演出なのかもしれません。
だから肉まんや鈴など類似点があるのでは、と。
(完全な推測ですがw
なんにしろ、真琴さんと“真琴”が祐一を手助けしたことだけは真実なので、
祐一にとって真琴は辛く悲しい時、または自分を助けて欲しい時のファクターなのでは、
そんな設定があるのかもしれませんw
あゆとの約束を果たすため再びあゆが居るであろう“二人だけの学校”へ向かう祐一。
そんな時あゆとの思い出が甦る。出会いから別れへの思い出を…。
タイヤキ屋から逃げるあゆ。
木にぶつかり栞へと雪を被らせたあゆ。
道端で転び秋子に起こされるあゆ。
真琴と一緒に祐一の引越し荷物を手伝うあゆ。
名雪と意気投合するあゆ。
夜の学校で舞に撫でられるあゆ。
入院した佐祐理らに会うあゆ。
気持ちを伝え合った祐一とゆびきりするあゆ…
そんな思いを胸に、祐一は約束の場所、二人だけの学校がある木に寄りかかり、
一人あゆを待つ…。
ゆびきり、したよな――
朝〜、朝だよ〜。朝ごはん食べて、学校行くよ〜
そんな目覚ましで起きる祐一。日曜なのに目覚ましがなるのに疑問を持つが、
そのまま寝ていることもせず仕方なく起きだす。
部屋を出ると向こうからあゆの姿が。あゆが居ることにも疑問を持つが、
逆にあゆの方がそれを怪訝に。
あゆ「家族なんだから当たり前だよ」
その答えに納得する祐一。二人で一緒にリビングに行くと、
そこには眠たそうにする名雪と秋子の姿が。

相変わらず眠たそうにする名雪を他所に、あゆは今日秋子さんにクッキーを教わり、
朝食後から作るのだという。
しかし祐一は過去碁石の如く黒く固いモノを食べさせられた経験からか、
食べることを断固拒否する。
あゆはその言葉に秋子さんの手伝いがあるので一味違うからと、
なんとか食べて貰いたいと必死。
それならば見た目が美味しそうなら食べてやると提案する祐一。そんな祐一にあゆは、

あゆ「ボク頑張るよっ。だからボクのクッキー楽しみにしててねっ」
――そんな夢を見ていた…。
未だ自分があの約束の場所に居ることを認識し、昔もこんな風に人を待ち、
雪を被っていたなと思いを馳せる祐一。
――待ってる人が来てくれたことが一番嬉しいよ
――祐一君がボクのこと好きで居てくれるのなら、
ボクはずっと祐一君のこと好きでいられると思う
そんなあゆの言葉に祐一も答える「俺は今でもお前のことが好きだぞ」と。
すると…

ボクもだよ、祐一君――
祐一の言葉に答えるあゆ。そんなあゆは最後のお別れを言いに来たと言う。
そしてそのあゆの言葉に祐一は、忘れ物を届けに来たんだと。

再び出会えた二人
祐一は問う。ずっとこの街に居られないのかと。そしてもうこれが最後なのか、と。
あゆはその祐一の言葉には多くは語らず、ただ返事をするだけ…。
そんなあゆに祐一は最後の望み。願いを叶える人形の願いを叶えさせて欲しいと言う。
あゆはその祐一の言葉に渡された鞄と人形を抱え込み笑顔で言い放った…。
ボクの最後のお願いです――
祐一君――
ボクのこと――

「ボクのこと忘れてください――」
自分は最初から居なかった。だから忘れて下さい、と。
もうこれ以上願うことはなく、ただ忘れてください、と――
涙を流しながら願いを言うあゆ。そんな姿を見ていられなかったのか、
祐一はあゆを抱きしめ、全部を抱え込もうとするあゆを忘れられる訳がないと強く否定する。
そんな祐一の思い、言葉にあゆは涙を流すも笑顔で答える。
「お願い、決めたよ…。ボクの最後のお願いは――」
しかし丁度その時風に遮られあゆの言葉は祐一には届かず、
しかしあゆは自分の言葉を伝えたというのに満足してか笑顔だった。
そんな姿を見て祐一は強くあゆを抱きしめた時、あゆは自分の体がまだ暖かいかと尋ねる。
その言葉に祐一も笑顔で肯定した。
そしてあゆはその祐一の言葉に笑顔で言い放ち…
良かった――

消え行くあゆ…
光と音と共に、あゆは祐一の元から、祐一の手の中から消え去ってしまった…。
――夢、夢を見ている。
また同じ毎日の繰り返し
終わりの無い朝を望んで そして 同じ夢の中に帰ってくる
赤くて 白くて 冷たくて 暖かくて 悲しくて そして また同じ毎日の繰り返し
ずっと前から 何年も前から気づいてた
終わらない夢を漂いながら 来るはずの無い夜明けを望みながら
ボクは ずっと同じ場所に居る
声の消えた雑踏 顔の無い人が行きかう
誰も 誰もたった一人でベンチに座っている子供の姿なんか気にも留めない

人を待っている 来ないと分かっている人 もう会えないと分かっている人を
何年も 何年も
ボクはずっと待っていた
繰り返される夢の中で 来るはずの無い夜明け
だけど――
いつものベンチに座る祐一。あゆを失った過去と同じベンチで。
そんな時…、
「探したよ祐一――」

お互いがお互いを心配し、そして負担にさせていた祐一と名雪。
二人は自分のこれまでの事、過去の自分を責めたが名雪はそれをこれでおあいこ、と、
笑顔で許すと言ってくれた。
しかし名雪との過去の清算ができた祐一は、それでも傷は治らない。
あゆに関しては…。
そんな祐一の姿を見た名雪は自分にも含めお互い頑張ろうと元気付ける。

頑張ろうね、祐一――
一言:
祐一の苦しみを理解する名雪。自分も苦しい思いをしてきたのにと思う一面です。
ここでかなりジ〜ンと来た私は結構名雪派も支持してますw(ぇ
ここのシーンでは原作だと思いを通い合った二人がキスする場面なんですが、
京アニkanonだと祐一はあゆ一直線なのでこういう描写になったんでしょうねw
実はここを見ていた時原作を知っていた私はかなりドキドキしながら見ていましたw
だって原作だとキスする場面なので名雪はどうするんだろうとwww
まぁ京アニ名雪だと、
こんな形がしっくりくる一番報われないヒロイン
と認識せざるを得ませんw
ですがそれを認識してもジ〜ンときたことはたしかなので、
妥当な名雪ルートだったかな、と締めくくっておきますかw(オイ
――夢、夢が終わる日
雪が 春の陽だまりに解けてなくなるように
面影が 人の成長と共に影を潜めるように
思い出が 永遠の時の中で翳んで消えるように
今 長かった夢のが終わりを告げる
最後に一つだけの願いを込めて
たった一つの願い――


「ボクの願いは――」
そしてEDへ...
■総評と予告
最後に あ の 場 面 キタ━━━━(・∀・)━━━━ッ!!
今日は原作を思い出させる感動モノと、それ以上に驚かされる場面(大人真琴w)
があったので、最後を迎えるのに結構な作りになっていたので良かったですよ♪
しかしながら冒頭でも記述したとおり、その感動モノを詰め込みすぎて、
そのために個々で感情移入できない、
そんな風に感じてしまったのが残念(泣
ホントだったら名雪のシーンや最後のシーンなのでもかなりのガクブルもんだったのに…
京アニkanonは原作以上の作りなのに原作通りに感動できない、
そんなモヤモヤ感で終わった今話でした (ノд・。) グスン
ですがそれでも一味違うと言えるのである意味憎いことこの上ないwww
大人真琴にも心底驚かされましたが他にも、
あゆと別れる光のシーン
最後のシーン辺りの雪が降る街中
これまで祐一が少女たちと過ごした場所
出会ってきた少女たち
そんなある意味他愛も無いシーンの中に綺麗さと神秘さを感じられたのには、
まさに感嘆したと一言で言い表せないほど。
ここまで見てきて思ったのは、
過去の黒歴史認定Kanon(東映Kanon
を思い浮かべてしまい心底京アニ万歳とエールを送りたくなりますwwww
そんなところで次回予告。



栞「夢を見ている誰かは夢の中で、一つだけ願いを叶えることができるんです」
雪も融け、春を感じさせるような日差し。夢の中。夢を願う。
そんな“夢”を思う祐一は…。
次回のKanon、
最終話 夢の果ての追復曲〜kanon〜
最後の夢の果てに祐一は何を見るのか。kanonという最後の奇跡の物語。
あゆがもたらす最後の願いとは…。
そしてあゆという存在は――。
最終話を迎えたくない思いと最後を見たいこのジレンマw
次話でこの長っ……ったらしいレビューっぽくないレビューも終わりかと思うと、
なんとも言えない気持ちになってます。
何はともあれ次話では皆様ハンカチを忘れぬようにwww
ではまた来週に。
(´・ω・`)あゆ…
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