(アニメレビュー)コードギアスR2 第8話「百万 の キセキ」
コードギアス 反逆のルルーシュR2 第8話「百万 の キセキ」

ゼロ「ゼロが命じるっ!黒の騎士団は全員、特区日本に参加せよっ!!」
公の場でゼロが発した特区日本への参加表明。
それは、ゼロが率いる黒の騎士団だけでなく、
エリア11に住まうイレブンへの意思表示でもあった・・・。
そのゼロと敵対するブリタニア軍、
ブリタニアの軍属でもあり日本人でもあるスザク、
そして亡きユフィの意思を継ぐ新総督のナナリー・・・。
そんなユフィの提唱した悲劇の特区日本。
日本に住まうイレブンはそのかつてあった悲劇になんの希望もなかった。
しかし、そのイレブンの救世主でもあるゼロの、特区日本への参加表明。
悲劇は繰り返すのか、それとも新たな幕開けになるのか・・・。
そして「行政特区日本」の設立式に現れたゼロ。
そんなゼロがスザクへと提案した”取引”・・・。
しかしそれは式典を前にする全ての人々への驚愕の提案だった・・・
それは・・・・・・・・・。
R2第8話。
今話は副題でもある「百万 の キセキ」、
このゼロの”戦略”がやはり一番印象的でした。
というより作中のキャラと同じく自分も驚いた、という感じですかね(笑
ただ、その他の話がどことなく大事の前の小事、というか、
最後の最後でオイシイところがあったせいか面白味に欠けた話でした。
あ、唯一というか違った意味で印象的だったのは、
ゼロが特区日本への参加をするに際し提案した”自身を見逃せ”という事。
見逃す、というよりも国外追放という形を提案するゼロ。
立会いにはスザクはもちろん、ゼノ、アーニャのラウンズ、
そしてロイドやセシル、総督であるナナリーの補佐役であるローマイヤ、
そんな総勢たるメンバーだったのですが、
そんなメンバーを前にゼロは特区日本に『100万の人員』を参加させること、
そしてそれを条件に『私(ゼロ)を見逃せ』という驚きの”提案”。


自分の命と引き換えに団員を差し出す、と云っても過言ではないこの言葉。
これには立ち会ったスザクはまさに驚愕の思いを顔に出すわけですが・・・、
そんなことより(ぇ
立ち会ったスザクらはどうでもいいとして、
ロイド曰くゼロを見たいと云っていたらしいセシルさん。
その彼女がなぜだかセクスゥシーな格好でまさにど真ん中ストライク。
ゼロの見逃せ発言より驚愕でした(笑


ちなみに下の画像はその場に居たローマイヤにセクスゥィー格好を指摘され、
ちょっぴり反省の色を見せているセシルさん(苦笑
そりゃそんな格好してたら同姓ならば良い感情は抱かないでしょうね(笑
ゼロの前では綺麗なカッコウを見せたかった、ということなんでしょうか。
まぁどちらにせよ際どい事には変わり無いですがネw
それはさて置き(苦笑
『100万の人員』を特区日本に参加させると言ったゼロ。
そんな数の人間を参加できるわけないと思ったのですが、
まさに埋め尽くすほどの人員を特区日本設立の式典に参加させたのはスゴイ。


しかしそれは100万の人員を差し出したことには変わりありませんが、
私を見逃せ、という『ゼロを見逃せ』の条件でもあったのです。
その驚愕の戦術が・・・・ こ れ !!

見渡す限りのゼロゼロゼロ(苦笑
100万の人員=「ゼロ」という存在にしてしまえば、
先に約束を取り付けた「ゼロを見逃す」という条件の逃げ道に。
今までの黒の騎士団のトップでもあった個人でのゼロではなく、
「ゼロ」という”象徴でもあり記号でもある存在”にしてしまったゼロ。
「百万 の キセキ」とはこのことを指したゼロの戦略だったのです。
作中のスザクらと同じく、ゼロ=個人と認識していた私たちもこれには驚愕。
ルル=ゼロではあるけれど、作中でルルの正体を知っている人以外は、
ゼロ=「黒の騎士団のトップ」としか認識していないわけで。
その解釈を丁度作中で藤堂が説明ちっくに云っていましたが(オイ

ゼロの正体を知らぬならば仮面を外したとしても意味は無い、と。
それはゼロという存在自体が”あやふや”なものである証拠。
例えスザクのように正体を知っていたとしても、
ゼロという正体不明な存在として認識しているのがエリア11。
仮面というのはその人間の人相や性別を隠すだけでなく、
その「存在」自体をも隠蔽するものなのだなと思い知りました。
また今話はそんなゼロの「存在意義」みたいなもの、
あやふやであり形にならないものを表現していたのが多かったですね。
特に今話で強調されていたことは「日本人とな何か」という解釈。
冒頭で特区日本への参加を不安がっていた藤堂に、
ゼロが云った「日本人とは何だ」という問い。
先の特区日本設立に際してのスザクへの、
「日本人とは、民族とは何か」の問い。
言語か土地か血の繋がりなのかと問うゼロにスザクが提示したのは、
「心」という答えでした。
それはゼロも同様であり、
「住む土地が違えども心がそうならば日本人」
という心という形なきものを表面に出し、
そしてそれを日本人でもありブリタニア軍人でもあるスザク、
彼へと提示させたのはゼロことルルの皮肉でもありメッセージでもあった、
そんな風に思った今話の「心」の話でした。
他に、ヴィレッタ先生と扇のちょっぴり悲しい再びの出会いと別れ話や、
シンクーのなぜだか吐血話やまったく今話台詞の無かったC.C.などなど、
細かな感想、疑問点とかあったけど・・・今日はスルーの方向で(苦笑
次回が特番のせいか今話もそうですがあまりテンション高まらないものでw
とりあえず次話はエリア11を抜け出し世界へと羽を広げたゼロの活躍、
黒の騎士団の新たなる新天地に期待、ですかね♪

ちなみに次回予告(絵)はこんな感じ(苦笑
今話で全く活躍の場が無かったC.C.には次話で頑張ってもらいたいものw
拍手コメント&応援コメ歓迎っ♪

ゼロ「ゼロが命じるっ!黒の騎士団は全員、特区日本に参加せよっ!!」
公の場でゼロが発した特区日本への参加表明。
それは、ゼロが率いる黒の騎士団だけでなく、
エリア11に住まうイレブンへの意思表示でもあった・・・。
そのゼロと敵対するブリタニア軍、
ブリタニアの軍属でもあり日本人でもあるスザク、
そして亡きユフィの意思を継ぐ新総督のナナリー・・・。
そんなユフィの提唱した悲劇の特区日本。
日本に住まうイレブンはそのかつてあった悲劇になんの希望もなかった。
しかし、そのイレブンの救世主でもあるゼロの、特区日本への参加表明。
悲劇は繰り返すのか、それとも新たな幕開けになるのか・・・。
そして「行政特区日本」の設立式に現れたゼロ。
そんなゼロがスザクへと提案した”取引”・・・。
しかしそれは式典を前にする全ての人々への驚愕の提案だった・・・
それは・・・・・・・・・。
R2第8話。
今話は副題でもある「百万 の キセキ」、
このゼロの”戦略”がやはり一番印象的でした。
というより作中のキャラと同じく自分も驚いた、という感じですかね(笑
ただ、その他の話がどことなく大事の前の小事、というか、
最後の最後でオイシイところがあったせいか面白味に欠けた話でした。
あ、唯一というか違った意味で印象的だったのは、
ゼロが特区日本への参加をするに際し提案した”自身を見逃せ”という事。
見逃す、というよりも国外追放という形を提案するゼロ。
立会いにはスザクはもちろん、ゼノ、アーニャのラウンズ、
そしてロイドやセシル、総督であるナナリーの補佐役であるローマイヤ、
そんな総勢たるメンバーだったのですが、
そんなメンバーを前にゼロは特区日本に『100万の人員』を参加させること、
そしてそれを条件に『私(ゼロ)を見逃せ』という驚きの”提案”。


自分の命と引き換えに団員を差し出す、と云っても過言ではないこの言葉。
これには立ち会ったスザクはまさに驚愕の思いを顔に出すわけですが・・・、
そんなことより(ぇ
立ち会ったスザクらはどうでもいいとして、
ロイド曰くゼロを見たいと云っていたらしいセシルさん。
その彼女がなぜだかセクスゥシーな格好でまさにど真ん中ストライク。
ゼロの見逃せ発言より驚愕でした(笑


ちなみに下の画像はその場に居たローマイヤにセクスゥィー格好を指摘され、
ちょっぴり反省の色を見せているセシルさん(苦笑
そりゃそんな格好してたら同姓ならば良い感情は抱かないでしょうね(笑
ゼロの前では綺麗なカッコウを見せたかった、ということなんでしょうか。
まぁどちらにせよ際どい事には変わり無いですがネw
それはさて置き(苦笑
『100万の人員』を特区日本に参加させると言ったゼロ。
そんな数の人間を参加できるわけないと思ったのですが、
まさに埋め尽くすほどの人員を特区日本設立の式典に参加させたのはスゴイ。


しかしそれは100万の人員を差し出したことには変わりありませんが、
私を見逃せ、という『ゼロを見逃せ』の条件でもあったのです。
その驚愕の戦術が・・・・ こ れ !!

見渡す限りのゼロゼロゼロ(苦笑
100万の人員=「ゼロ」という存在にしてしまえば、
先に約束を取り付けた「ゼロを見逃す」という条件の逃げ道に。
今までの黒の騎士団のトップでもあった個人でのゼロではなく、
「ゼロ」という”象徴でもあり記号でもある存在”にしてしまったゼロ。
「百万 の キセキ」とはこのことを指したゼロの戦略だったのです。
作中のスザクらと同じく、ゼロ=個人と認識していた私たちもこれには驚愕。
ルル=ゼロではあるけれど、作中でルルの正体を知っている人以外は、
ゼロ=「黒の騎士団のトップ」としか認識していないわけで。
その解釈を丁度作中で藤堂が説明ちっくに云っていましたが(オイ

ゼロの正体を知らぬならば仮面を外したとしても意味は無い、と。
それはゼロという存在自体が”あやふや”なものである証拠。
例えスザクのように正体を知っていたとしても、
ゼロという正体不明な存在として認識しているのがエリア11。
仮面というのはその人間の人相や性別を隠すだけでなく、
その「存在」自体をも隠蔽するものなのだなと思い知りました。
また今話はそんなゼロの「存在意義」みたいなもの、
あやふやであり形にならないものを表現していたのが多かったですね。
特に今話で強調されていたことは「日本人とな何か」という解釈。
冒頭で特区日本への参加を不安がっていた藤堂に、
ゼロが云った「日本人とは何だ」という問い。
先の特区日本設立に際してのスザクへの、
「日本人とは、民族とは何か」の問い。
言語か土地か血の繋がりなのかと問うゼロにスザクが提示したのは、
「心」という答えでした。
それはゼロも同様であり、
「住む土地が違えども心がそうならば日本人」
という心という形なきものを表面に出し、
そしてそれを日本人でもありブリタニア軍人でもあるスザク、
彼へと提示させたのはゼロことルルの皮肉でもありメッセージでもあった、
そんな風に思った今話の「心」の話でした。
他に、ヴィレッタ先生と扇のちょっぴり悲しい再びの出会いと別れ話や、
シンクーのなぜだか吐血話やまったく今話台詞の無かったC.C.などなど、
細かな感想、疑問点とかあったけど・・・今日はスルーの方向で(苦笑
次回が特番のせいか今話もそうですがあまりテンション高まらないものでw
とりあえず次話はエリア11を抜け出し世界へと羽を広げたゼロの活躍、
黒の騎士団の新たなる新天地に期待、ですかね♪

ちなみに次回予告(絵)はこんな感じ(苦笑
今話で全く活躍の場が無かったC.C.には次話で頑張ってもらいたいものw
拍手コメント&応援コメ歓迎っ♪
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