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 CLANNAD第23話番外編 「夏休みの出来事」



 朋也「いい天気だなぁ」
 渚「はい」

 

 渚が学園祭で夢にまで見た演劇をしてから幾分か経った夏の頃、
 そして、朋也が渚へ付き合って欲しいと告白してから数日、
 朋也らは補習のため夏休みにも関わらず学園へと向かっていた。

 朋也「補習なんかサボって海でも行かないか?」
 渚「岡崎さん毎日そんなこと言ってますぅ」

 進学しない朋也は補習という勉学なぞ興味が無かったのだが、
 それを綺麗に咎める渚。・・・おまけに、

 朋也「随分心配してくれてるんだな」
 渚「当たり前ですっ。・・・だって岡崎さんは、」

 
 渚「私にとって特別な人ですからっ」
 朋也「なっ!!」

 その渚の言葉に言った本人も朋也も、頬を染め恥ずかしがっていた。
 そんな渚に、今度は朋也が、

 
 朋也「手・・・繋がないか?」
 渚「で、でも誰かに見られるかもしれませんし・・・」
 朋也「俺たち付き合ってるんだから手ぇぐらい繋いだっていいだろ」
 渚「わ、分かりました。やってみましょう・・・」

 そうして頬を染めながらフルフルと手を差し伸べる二人・・・にっ!!


   「おっはよっーーー!!」

 

 いつぞやと同じくバイクで突進してきた杏(笑
 そんな杏は二人がただならぬ雰囲気だったので、
 「キスとかするとかだったぁ?」と冗談交じりで挨拶したところ、

 朋也「んなことするかぁバカぁ!!」
 渚「そうですっ私達はただ、手を繋ごうとしt」

 
 朋也「バカっ」

 慌てて渚の口を塞ぐ朋也。
 そんな二人の仕草や関係に、杏は複雑な顔を浮かべ苦笑いするのだった・・・。



      OPへ...



 何ですかこの純愛まっしぐらな二人は(笑

 大切な人だからと言って言われて恥ずかしがったり、
 手を繋ぐだけなのに緊張する二人とか、
 いや、もうOP前なのにおなか一杯になりました(苦笑

 今話は番外編。朋也と渚が付き合い始めて最初の夏休み。
 そんな夏休みに二人に『とある人物』が尋ねてくる。

 「突然ですが私、恋のキューピットになろうと思いまして」

 急転する二人。「ずっと一緒にいよう」と渚に言った朋也の言葉。
 そうして始まった『朋也と渚の物語』・・・。


 CLANNAD23話 「夏休みの出来事」

 ほろ苦い恋の始まりから“悲しき物語”の始まりをどうぞ・・・


 

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 学園祭も終わり試験も済んだ朋也たち3年生。
 しかし、他の学生とは違い夏休みを満喫することなく、
 受験に向けての「補習」を受けていた。

 

 そんな中、朋也は本心では面倒と思っていても、
 先の渚に注意されたように『渚のため』面倒ながらも補習を受けていた・・・。



  



 杏「毎日毎日補習でイヤになっちゃうわね・・・」

 
 

 演劇部員である渚、杏、椋、ことみらは、
 部室でお弁当を囲み夏休みの補習のことについて論議していたのだが、
 そこに智代も居る事に杏は不満を爆発させていた。

 しかし、当の本人である智代はそんな杏の怒りをものともせず、
 この場にいないもう一人の演劇部員、朋也について渚に聞くのであった。

 智代「今日は岡崎はどうしたんだ?」
 渚「岡崎さん春原さんのところに行くそうです」
 智代「ふぅむ。・・・まだ呼び方が『岡崎さん』なんだよな」
 ことみ「朋也くんのほうは、渚ちゃんのこと『渚』って呼んでるの」

 

 付き合っているのだから名前で呼んだほうがいい、
 そんな風に言うことみと智代。

 その二人に追従するかのように杏は、

 杏「そもそもアンタたちどこまでいってるのよ?」

 

 渚「・・・それは・・・・・・」

 杏の質問に恥ずかしがる訳でもなく言いづらそうにする渚。
 その理由は・・・、



  「はぁっ!?まだ手も握ってないっ!?」

 
 春原「バッカじゃないの?」
 朋也「うるさいなぁ、いざとなると緊張するもんなんだよ」

 いまだにキチンと手も握ったことのない朋也と渚。
 それはお互いに緊張しているのもあるが、
 マトモと言える「恋愛」というものを体験していないからのようだった。

 その朋也に「根性なし」と豪語する春原だったのだが、
 そんな時、

 美佐枝「春原、お客さんよ。スッゴイ可愛い女の子。アンタに会いたいって」

 
 
 春原「マジっすかっ!!いぃ〜やっはぁ!!」

 春原「お待たせしましたっ」(にこやかスマイル)

 自分にお客、それも可愛い女の子というので、
 意気揚々と玄関に向かった春原。そして、そこには・・・、

 

 芽衣「お兄ちゃん♪」
 春原「あ・・・・・・・・・(パタリ」
 朋也「芽衣ちゃんっ!!」

 現れたのは春原の妹の芽衣。夏休みを利用して遊びにきたという。


 そうしてやってきた芽衣。以前と同じく掃除好きなのか、
 春原の部屋をこれまた根本から綺麗にし、
 「終わったらオッサン(秋生)のところに挨拶しにいこうぜ」
 という朋也の言葉に喜んで返事をし、古河パンへと向かう朋也と芽衣。

 
 

 前回と同じく待遇良く招待される芽衣。
 そんな芽衣に早苗は礼儀正しい良い子と評価し、
 秋生はそんな芽衣を当然の如く泊まらせる気マンマンであった。


 そんな一夜が明け渚と同じ部屋に泊まった芽衣は、
 夜通し渚と「朋也」のことについて話していたらしい。

 
 芽衣「昨夜は遅くまでお喋りしましたので。特に岡崎さんを中心にっ」
 朋也「(何を喋ったんだ・・・)」

 朝早くから起き始めた一行。それは、

 

 朋也「やることは店の手伝いか」
 渚「はいっ、たまにはお父さんとお母さんに休んでもらいたいですから」
 芽衣「私もお手伝いできて嬉しいですっ」

 学園の補習も一段落し、漸く休みを満喫できる・・・というところだったが、
 渚の秋生と早苗に休日をあげたいという心意気、
 しかし朋也と一緒に出かけられない事に残念がる渚にほれ込む朋也。
 そんな所に、

 

 秋生「ま、俺様のために頑張れ」

 渚から休日を貰った秋生。渚、そして朋也や芽衣が手伝うということで、
 秋生は休日に何をするのか、と言えば・・・、

 
 秋生「遊ぶぜぇっ!!!―――あばよ」

 エプロンを脱ぎ捨てバット片手に走り去る秋生。
 どうやらまた町の子供たちを集めての野球に行くようだった。

 そんな秋生が去ったところに、

 

 早苗「お待たせしてすみませんでしたっ」
 芽衣「わぁ、早苗さんの焼いたパンですかっ!?」

 早苗の焼いたパンということで意気揚々と齧りつく芽衣。
 朋也と渚が心配そうに見つめる中、芽衣は・・・、

 

 芽衣「パk、バリっギャキッバリリッ」
 早苗「どうでしたか?」
 芽衣「はいっ、とっても『美味しそう』でしたっ」
 朋也「・・・あーいう誤魔化し方があったのか」
 渚「はぃ、勉強になりましたっ」


 そうして満足?に焼き上げ終わったのか、
 早苗は町内会があるということで出かけていき、
 店番には渚、朋也、そして芽衣が残ることとなった。・・・のだが、

 
 

 漸くお客が来ても一人二人程度の店番で、
 朋也は暇なことと3人が多すぎだから自分は要らないだろう、と抗議するも、
 「一緒に居られて嬉しい」という渚の言葉に黙るしかなかった。

 そんな二人に、

 

 芽衣「なら岡崎さんレジ打ちやってみませんか?私外で呼び込みして来ます」

 そう言ってはしゃぐように外に出て行った芽衣。
 呼び込みと聞いて不審がる朋也だったのだが、


  そこからが地獄絵図?の始まりだった・・・


 
 

 最初は一人、二人だけだったのだが、
 ついには溢れんばかりの客客客・・・。
 その原因は、

 

 朋也「お前、どんな呼び込みしてんだよっ」
 芽衣「可愛い子いますよー、って」
 芽衣「(これなら)面白いように客が来ますよ、いっひっひ」

 芽衣の「どこかにある如何わしい店」のような客引きのおかげ?で、
 店はまさに大繁盛(笑 おまけに、

 

 秋生「すげぇ、こんなに売れたの開店当時以来じゃねえか・・・」
 朋也「早苗さんのパンも全部売り切れちまったよ」

 売り上げは上々どころではない、まさに売り切れ御免なほどの勢いであった。
 おまけに早苗の作ったパンも全て運良く?売り切れ、
 その現状に秋生は「それが一番の驚きだ」、と。

 そんな秋生の言葉に早苗は、

 早苗「まるで私のパンは売れないのが当たり前みたいな言い方です・・・」

 

 秋生「早苗っ好きだっ!!!」
 早苗「ありがとうございますっ私も秋生さん大好きですっ」


 そんな二人の熱合いっぷりに、芽衣は、

 芽衣「岡崎さんも言ってあげたらどうですか?」

 
 芽衣「(真面目口調で)渚、好きだ・・・」

 
 朋也「なっ!!」
 渚「ふぇっ!?」

 そんな芽衣の恥ずかしセリフに戸惑う朋也と渚。
 二人はそんなストレートに思いを伝えるということに不慣れなため、

 
 渚「わ、私ご飯の支度しますねっ」
 朋也「お、俺、店の外掃いてくる」
 芽衣「んー」

 その場を一目散に離れる二人。
 そんな二人を見て、芽衣は『何かを思案』している様子だった・・・。



 ・・・



 [一言コメ]
 好きだなんてもう言えない純情少年と少女でAパート終了(笑

 なんというか、本当にほろ苦い恋愛パートになっちまいました。
 本当にこの二人は高校生かと思うぐらい純情でなんだかムズムズしてくるし。
 まさに少年少女の恋の始まり、みたいな感じがしっくりくるAパートでした。

 それにしても芽衣が出てきたことで春原もエンジン全開になってきました。
 可愛い女の子、というフレーズにまたもや騙される春原でしたが、
 まぁ彼がこうでないとCLANNADの面白さが半減するわけでドンドンやれ(マテ
 後半も春原パワー全力全開なので、
 朋也×渚の恋愛話のついでに見てやってください(笑

 それでは後半Bパート。
 夏休みの出来事、そしてCLANNADという『物語の始まり』をどぞ。




 ・・・


 春原「で、今日はアイツ渚ちゃんと遊んでる訳か・・・」

 

 自分の妹、芽衣が遊びに来たというのに、
 実の兄のところに全く来ないのを、兄である春原はふて腐れていた。
 そんなところに、

   コンコン

 「こんにちわー」

 

 尋ねてきたのは渚と遊んでいたという芽衣。
 その芽衣が漸く?尋ねてきたというので春原も、

 春原「たく、しょうがねーなっ相手してやるかぁ♪」
 朋也「分かりやすいヤツだなぁ」

 そうして扉を開ける・・・と、

 

 芽衣「あーっ、やっぱりここに居ましたね」
 朋也「え?俺に用?」

 芽衣が尋ねてきたのは実の兄、ではなく朋也にだった(笑
 おまけに、

 

 芽衣「あ、お兄ちゃん、岡崎さんと二人でお話したいから外出てて」
 春原「うっ」

 そうして邪険に扱われ締め出される春原(兄)
 そして締め出された兄が泣き喚いていても「まぁいいか」と片付ける芽衣。

 そんな芽衣の朋也への用件は、

 芽衣「突然ですが私、恋のキューピットになろうと思いまして」

 

 本当に唐突に話を進める芽衣。
 それは恋のキューピットになるという事だった・・・のだが、

 
 

 朋也「そうかっ、やっぱりアイツ(春原)のこと心配してたんだな」
 芽衣「はいっもちろんです」
 朋也「でも、相手が居ないと思うぞ」
 芽衣「何言ってるんですか?ここに居るでしょ?」
 朋也「えぇっ!?」

 朋也「(春原と芽衣ちゃんの・・・禁断の“兄妹愛”っ!!!)」


  (朋也の脳内妄想)


 芽衣「あのね、お兄ちゃん・・・」
 春原「どうしたんだ、芽衣?」

 

 芽衣「遠く離れてからお兄ちゃんのこと沢山考えるようになったの」
 春原「へぇ、どんなこと?」
 芽衣「一緒に居た時はね、考えもしないようなこと・・・」
 春原「少しは尊敬できるようになったか」

 

 芽衣「ううん、そういうじゃなくて・・・、Hなこと・・・」
 春原「芽衣・・・イケナイ子だ・・・・・・」

 


  (朋也脳内妄想終了)


 
 朋也「かぁーーっ、やっべぇ!興奮してきたっ!!」
 芽衣「ヘンな想像しないで下さいっ」

 朋也の想像とは違うらしく、芽衣は“自身が”キューピット役になるという。
 ということはつまり、相手は朋也ということになり・・・


  (朋也の脳内妄想PART2)


 

 朋也「あのな、春原・・・」
 春原「どうした、岡崎?」

 

 朋也「最近お前のことを沢山考えるようになったんだ・・・」
 春原「へぇ、どんなこと?」
 朋也「他のやつと居るときは考えもしなかったようなことだ・・・」
 春原「少しは誇れる親友になったか?」
 朋也「そういうじゃなくて・・・、お前と、・・・」

 朋也「お前とお揃いのパンツで朝の通学路を逆走したい、って・・・」

 

 朋也「ねぇこっちだよ♪早く捕まえてよっ」
 春原「おいおいっそんなに焦らすなよ」

 二人「あははっあははっ」


  (朋也脳内妄想終了)


 

 朋也「ガーーーーーーーン・・・。」
 芽衣「話が進まないんですけど」

 そんな妄想はさて置き漸く芽衣の本題。
 それは、朋也と渚のことだった。

 

 芽衣「ズバリ言ってまだ二人は素直に慣れていないです。
  付き合い始めて何週間にもなるのにこれは問題です」
 朋也「なぜ中学生にそんな説教されなければいけないんでしょうか」

 そうして始まった芽衣主催「恋のレクチャー」(?)

 まずは質問から始まる芽衣からの彼女像。
 朋也にとってどんな渚になってもらいたいのか、という問いから。

 

 朋也「そうだな・・・。アイツ自分の事を卑下して考える癖があるから、
  もっともっと自信を持ってほしいな」
 芽衣「あっ私と同意見ですねっ♪これなら上手くいきそうですっ」

 そう笑顔で言う芽衣に何がと問いかける朋也だったが・・・、


  コンコン


 

 渚「あの・・・岡崎さん」
 芽衣「うわぁ噂をすれば影です。スゴイ偶然ですっ」(やや棒読み
 朋也「・・・本当に偶然なのか」

 そういって早々と自分は邪魔だと言いながら部屋を後にする芽衣。
 そんなあと、残った朋也は、尋ねてきた渚に質問されるのだが、

 

 渚「あの、・・・、と、朋也くんっ」
 朋也「はぁ!?朋也くん!?」
 渚「朋也くん、今忙しいですか?」
 朋也「ぇ、いや、超暇だけど・・・」
 渚「良かったです。ならちょっと二人でお散歩しましょう」


 いつもと違う口調と仕草な渚。
 そんな渚は朋也を散歩に連れ出し、どこかへと向かうようだった。

 渚「迷惑だったでしょうか?」
 朋也「別にいいけど・・・」

 渚「あの・・・朋也くんっ超ラッキーですっ」
 朋也「何が?」

 

 渚「わ、私みたいな可愛い子と二人で歩いているからですっ」
 朋也「!!??」

 突然自分のことを「可愛い子」と言う渚。
 そんな渚に戸惑いと驚きを隠せない朋也。
 その渚が散歩するというので「どこに行くのか」という質問をする・・・が、

 渚「あ、はい。とりあえず・・・家に戻りましょう」

 

 朋也「ダァーーーッ!!なんで突然家に帰るんだよっ」
 渚「そうしないと“予定”が狂うんですっ」

 そういってどこか『作為的』なものを感じさえる渚の言葉。
 朋也は不審がったがとりあえず渚の言う通り古河パンへと向かっていった。


 ・・・


 渚「こんにちわー」

 

 秋生「いらっしゃい・・・って、我が娘か」
 朋也「なんで自宅に帰って『こんにちわ』なんだよ・・・」
 渚「今はお客さんです。パン買います」

 自宅に帰ってきて「こんにちわ」と挨拶する渚。
 おまけに自らをお客とし、きちんとお金を払ってパンを買うということに
 なったのだが・・・、

 秋生「地雷は踏むなよ」

 

 渚「地雷ってなんですか?」
 秋生「おう、小僧教えてやれ」

 
 朋也「分かんないッス」
 秋生「嘘つけっ!!てめぇには分かるはずだっ」
 朋也「さぁ・・・」

 地雷が“何”なのか惚ける朋也。
 その朋也に詰め寄る秋生だったが、業を煮やしたのか秋生は・・・、

 秋生「仕方ねぇ、俺の口から言ってやるっ。地雷ってのはなぁ・・・」

 

 秋生「早苗のパンのことだぁーーーーっ!!」


 早苗「・・・私のパンは、」

 

 早苗「古河パンの地雷だったんですねーっ」

 

 秋生「俺は大好きだーーーーーーっ」


 そういっていつもの如く泣き叫びながら走り去る早苗を、
 これまたいつもながら早苗のパンを齧り付きながら追いかける秋生。

 そんな二人に何も語りかけることなく黙っていた朋也と渚。

 渚「とりあえずお金はちゃんと払いたいと思います。あの・・・
  朋也くん払って下さい」

 

 朋也「別にいいけど、ほら」
 渚「あぅ、朋也くんに奢らせちゃってますっ」
 朋也「自分で払わせといてなんなんだよ・・・」

 渚「でも、朋也くん悪い気はしないはずです、その・・・」

 

 渚「私のためだから朋也くん悪い気はしないはずですっ」

 そんな爆弾発言に戸惑う朋也だったが、
 渚と違って恥ずかしがることもなく、ただ驚いているだけだった。


 ・・・


 そうして自宅のパン屋からシナモンロールを買い、
 公園で食べる渚、と付き添いの朋也。

 

 朋也「うまいかぁ?」
 渚「緊張して味が分からないです・・・あっ間違えましたっ。
  朋也くんのおごりですからいつも以上においしいですっ」

 

 渚「朋也くんも食べたいですか?」

 そんな渚の質問に別に食べたくないと答える朋也だったが、
 それは困るという渚の言葉と反応に、
 合わせたほうが良いと判断した朋也・・・だったが、

 

 朋也「すっげー食べたいっ」
 渚「そうですかっ♪でもあげないですっ」
 朋也「ぐはっ」

 そのよく分からない反応にベンチから倒れる朋也。
 何がしたいんだ、という朋也の質問に、

 渚「一つしかないのであげられません。でも、
  別の形で楽しんでいただきたいと思います」
 朋也「もう好きにしてくれ」
 渚「では、こっち向いてください」

 

 渚「はぁ〜〜・・・」
 朋也「・・・・・・」


 

 渚「し、シナモンロールの香りがしたと思いますっ」

 渚の言う楽しみ方というのは、
 自身が食べたパンの香りを朋也に分け与える事?だった。

 そんなことを必死になってやっている渚を横に、
 朋也は自分たちの後ろに誰かいるのに気付く、それは・・・、

 

 様子を見ていたのか芽衣の姿だった。
 そして、渚の突然の変わりようが芽衣の仕業だと漸く核心した朋也。
 咎めようとするも「デートはここまでっ」と言って早々と走り去ってしまう。

 そうして漸く渚は語り出す。
 渚は朋也が不良であり、自分は年上なのでリードしなければならない、と。

 

 渚「それで芽衣ちゃんが立てたスケジュール通りに行動しました。
  私ヘンな子ですよね・・・」
 朋也「かなり」

 芽衣と話し合って決めたスケジュール、それが今日の渚の変わりようだった。
 そしてそのままを行動した渚は自分がヘンな子だと“卑下”したのだが・・・、

 渚「私、嫌われてしまったでしょうか・・・s」

 
 

 渚「あっ――」
 朋也「んなことで嫌いになったりするかよ。それに、
  芽衣ちゃんの言ったことは間違ってないんだ・・・」

 朋也「・・・もう少し時間あるか?渚」
 渚「ば、晩御飯までにはまだ時間がありますので・・・」

 朋也「ならまだ時間はあるな。何処に行きたい?」

 

 渚「ど、何処でもいいです。その・・・、朋也くんと一緒なら・・・」


 


 

 朋也「よかった――」
 渚「えと・・・」


 


 


 



 渚「ずっと、一緒です―――」



 ...end




 [総評とか]

 最終回は終わったけど実質の最終回はこれにて終了ー☆

 前話でゴールインした二人でしたが今話ではその後な感じのお話。
 何度も今日書きましたが初々しすぎる二人になんとも言えない気分に(笑
 前半Aパートは春原兄妹のドタバタ喜劇で笑い所満載で、
 後半Bパートは朋也と渚にニヤニヤしっぱなしな恋人風景でした(苦笑

 それにしても実質の最後がこれというのも後日談的には良いかもですが、
 なんだかなぁなぁで終わってしまったを否定できないのが悔しい。
 たしかに朋也と渚の関係が今話で「こんな感じなのか」と理解できましたが、
 これが最後と考えて見てみると“繋ぎ”にしか見えなくなるから困りもの。
 こんな風に少しずつ恋人同士になっていくんだなぁと思うしかない。
 まぁ渚の困り顔や恥ずかしげな顔が見れたので良しとしますかな(苦笑

 あ、それと最後の最後で春原節が見れたのもプラスかな(笑
 本当にCLANNADには彼が居ないと締まらないなぁと思うわけで。

 あぁでも、


 AFTERじゃ殆ど出てこないんジャマイカ(笑


 そんな皆が期待したCLANNAD AFTERへの次回予告という名の特報っ!!



 〜特報〜

 

 

 

 

 

 

 



  世界の終わりは、


      悲しい色に


         満ちていた。



 CLANNAD 〜AFTER STORY〜  制作進行中


 この展開だとつい1年前のKanonを沸騰させます(笑
 というかAFTER無かったらきっと京アニには抗議の文が殺到したでしょうね。
 でもこれで本当に安心したというもの♪
 AFTER以前のこれまでの話はもちろん良いのですが、
 CLANNAD=AFTER STORY とも言えるので本当に良かった・・・(溜息

 それにしても予告の最後の場面にはカットだけなのにホロリとくる私(σロ`
 あぁもう今からすぐにでも見たいぐらいwktkが止まりませんよっ
 でも京アニはハルヒ2期も制作してるからどうなるんでしょ?
 掛け合いになるのか次になるのかは分かりませんが、
 今の気持ちが冷めやらぬ内にやってほしいものですね♪



 それでは、今回でCLANNADレビューも一段落。
 次はAFTERになりますので若干間が空いてしまいますが、
 また次回からも読んでいただけると嬉しいです♪

 でも次はこんな長ったらしいレビューにはしないかも(苦笑
 まぁその時になったらその時に♪
 とりあえずはAFTERまで一時戦士の休息ってことで(笑

 ではではまたAFTERでお会いしましょう。
 では。


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CLANNAD 4 (初回限定版) 付き合い始めてから暫く経つものの、その関係に進展を見ない朋也と渚。そんな二人に、周囲はやきもきさせられるが・・・。
2008/03/30(日) 23:30:36 | ゲームやアニメについてぼそぼそと語る人
さあ番外編です。 次回予告からみれば春原ルートだがwww 白い魔王・芽衣登場でドタバタストーリだ! そして、アフターの製作発表。 ま...
2008/03/30(日) 22:19:05 | ネギズ
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2008/03/30(日) 05:16:42 | のらりんクロッキーF