月を見上げる丘

久々に感動最終回を見た気がする！ありがとう久城！ありがとうヴィクトリカ！｡･ﾟ･(ﾉД｀)･ﾟ･｡
感動の最終回過ぎて見終わった後は胸にいい思いしか残りませんでした。
ここまで綺麗に終わって満足した作品久々じゃないかな、そんな風に思ったGOSICK最終回第24話。

GOSICK -ゴシック- 第24話 「死神の肩越しに永遠をみる」

• 『GOSICK―ゴシック―』アニメ公式サイト
• GOSICK -ゴシック- - Wikipedia
• 富士見書房｜GOSICK

狂気と狂愛に満ちたブライアンがカッコ良すぎて…（´；ω；｀）ﾌﾞﾜｯ
コルデリアの寵愛を受けたかったブライアン。憎いヴィクトリカを殺そうとするも生きたいと願うヴィクトリカがかつてのコルデリアと重なり、ヴィクトリカを手助けし舞台を去っていってしまう…。

実は灰色狼の血を受け継いでいなかったってのも吃驚でしたが、そんなことよりも憎いヴィクトリカを殺そうと思いながらもコルデリアの願いと、ヴィクトリカの姿がかつてのコルデリアと重なったこと助けようと決意。

ブライアン「お前は生きろ！　それが――コルデリアの願いだ」

でも奇抜な奇術師も怪我には勝てなかったようでまさかのご退場。最後の最後で奇術師の奇跡というか何かしらのトリックなんでしょうが、追われる身となっているヴィクトリカの髪の色を金髪から銀髪へと変化させた展開には胸来る思いがありました(ノд・。)

久城「君に会うために生きて帰りたい。そして、伝えるべきなのにこれまで伝えることが出来なかった大切なこと言いたい。だから、生きて帰りたいんだ。ここで死にたくないんだ」
ヴィクトリカ「どうか久城。君だけは死なないでくれたまえよ。私はママンの魂。そして君は…私の心臓。心臓である君が死ねば、私も死んでしまうのだから」
久城からの手紙。言葉。そしてその思いを胸に、二人の気持ちは離れていてもずっと傍に。

どうしてロジェが久城の手紙を？　とか思いましたが、まぁそんなことはどうでもいいですねっ（おいｗ）。ともあれ戦地で戦う久城の気持ちを知ったヴィクトリカ。ブライアンの思いとコルデリアの魂を胸に、久城が帰ってくることだけを願う…。

戦争って題材だと似たような話はいっぱいありますが、流石に久城とヴィクトリカの物語だとファンタジックな要素もあるので尚更引き立つものがありますよね。

灰色狼の存在もそうですけど1900年初期ということで、ブライアンのマジックや、これまで解決してきた事件のトリックなどなど、様々な要素が詰まっているのがこの作品という感じ。最終回だからかそんな印象がかなり強かったです。

久城「いつもヴィクトリカが――」
ヴィクトリカ「久城が――隣に居たから」
戦争が終わり長い月日が経ってから漸く再会出来た二人。大変な苦労はしてもいつも傍にはお互いを認めていた…。

最後はもちろん再会の二人。
久城が書いた手紙を当てにヴィクトリカは日本へ赴き帰りを待って、そして久城はそんなヴィクトリカが待っているであろうと核心しての、再会。

そんな二人の前にグレヴィールが最愛の人の前に以前のサラサラヘアーで現れたり、国王の前にロジェが現れ王妃は死んでいないことを告げたり、セシル先生が再び学校へ帰ってきていたり、アブリルが海に手紙が入ったビンを流そうとするも戻ってきたり（笑）、最終回らしい全員登場シーンも。

悲しくはコルデリアやブライアン兄弟が死んでしまったことか。ヴィクトリカのためとはいえ最後には奇術師らしい登場とかしてもらいたかったんですが…。まぁ母やその恩人が死んでしまったって事が悲しみを乗り越えて運命に打ち勝った～みたいな演出にしたかったんでしょうね。

ラストにはヴィクトリカの手を取り歩く久城と、ウェディングドレス姿っぽい嬉しそうな笑顔を見せるヴィクトリカが、OPの最後のように背を向けて歩いて行く姿が。やっぱりこのOPとシンクロは二人が言った言葉通り『世界がどうなろうとも離れずにずっと二人で歩いて行く』ってことなんでしょうね(*´ω`*)

ということで2クール24話GOSICKはここで終了。最初の頃は正直微妙な感じでしたが、見ているうちにどんどん惹きこまれていってヴィクトリカ可愛いよヴィクトリカと思うようになった今作。ラストも満足な終わり方だったので久々に充実した作品でございました。

もうこの二人の物語を垣間見ることはたぶんないんでしょうが（あったら嬉しいけども）、何かしらの展開があったら是非見てみたいものですね。

それではまたっ。


PS：今更だけどラストにあった一弥のお姉さんのセリフで漸くヴィクトリカと一弥は日本語で喋ってなかったんだなと気付いた夏の夜（笑）

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